オーディオインターフェイスを考える

Deckadanceを使う上で、外付けのオーディオインターフェイスを用意しておくと非常に便利です。
いろいろ種類もある中で、どれを選んだらいいかについて考えてみましょう。

まず接続の方式ですが、USB2.0が最近は主流です。IEEE1394で接続するものもありますが、パソコンによってはIEEE1394端子がなかったりするのでUSB接続が良いと思います。

オーディオインターフェイスの仕様についてですが、少なくとも外部出力する2系統の出力が必要になってきます。
それ以上の部分については、Deckadanceで何をするかによって変わってきます。

とりあえずもっともベーシックなステレオ出力で考えると…

・Roland UA-1G
・Roland UA-4FX
・Numark DJi/o
・TASCAM US-122MKII
・M-AUDIO FAST TRACK
・Native Instruments AUDIO 2 DJ

などなど。DJ用とうたっている物でなくてもこのスペックを満たすものはあるので、選択肢は多いです。
わしはかつてUA3-FX(UA-4FXの先代)を使っていました。
価格もこのクラスだと10,000円ちょっとで済むので手は出やすいと思います。

次にタイムコードコントロールをする場合です。
この場合プレイヤーから来た情報をいったん取り込むのでこの時点で4系統の入力が必要になります。
さらに、外部のDJミキサーに音声を戻す場合は出力も4系統必要になります。

というわけで4in4out以上で探す…ということになるのですがこれだけの入出力数になると選べる物が主にDTM用になってきます。
DTM用ではいろいろな楽器の音をまとめて入力する必要があるのでいろいろな端子が混在しているものが多いです。

なのですが、DJ用途で使う場合はすべてRCAピンプラグの方が使い勝手は良いです。
そうなってくるとほぼ選択肢は絞られます。

・VESTAX VAI-40
・VESTAX VAI-80 TANK
・AUDIOTRAK MAYA 44 USB
・Native Instruments AUDIO 4 DJ
・Native Instruments AUDIO 8 DJ

VESTAXの両製品はVAI-80でも25,000円ほどと割合安価なのが特長です。
MAYA44 USBはDeckadanceフォーラムでは大人気な製品ですが、生産も完了しており日本で入手するのは困難な状況のようです。
ただし、VAI-40とチップ部分は共通のようです。

Native Instrumensの製品は内部にフォノイコライザを搭載しているのが大きな特長です。
これにより、Deckadance上でタイムコードコントロールと通常のレコード再生の両方が行えます。
AUDIO 8 DJは8in8outという驚異的な入出力数を用意しています。

現在わしが使用しているのはAUDIO 8 DJですが、非常に使い心地は良いです。

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