R9 Fury Xのベンチマーク記事

いよいよ実際のベンチマーク記事が出てきました。

初のHBM搭載ビデオカード「Radeon R9 Fury X」を試す
[PC Watch]

広帯域が売りのHBM採用製品だけあって、ある程度得意不得意がはっきりしているようです。

【得意】高解像度下での描画
【不得意】大量のVRAMを消費する描画

少ないとは言え4GB分VRAMはあるものの、それに収まりきらないレベルの品質の描画ではパフォーマンスが低下してしまうようです。
先日の発表会で「VRAMの量ではなく設計に注目してほしい」というようなコメントがあったのはVRAMを使い果たすような運用をすると良さがなくなってしまうためだったのかもしれません。
HBMはメモリがGPUコアの周辺に並んでいる関係上どのように容量を増やしていくかは難題になりそうな気がします。

ちょっと癖のある性能という感じはするものの優秀な競合製品ともいい勝負になっていてなかなかのものだと思います。
今後登場するR9 Nanoやコンソールシステムへの転用にも期待が持てそうです。

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