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WordPress6.5.2がリリース

6.5が出てから1週間ほどですが、早くもセキュリティ&メンテナンスリリースがありました。

WordPress 6.5.2 Maintenance and Security Release

[WordPress.org]

セキュリティ修正1件に加えて、複数のバグフィックスが含まれるバージョンということです。WordPressの場合セキュリティ修正は基本的に適用が推奨となっていますので、特段の事情がない限りは早めの適用が良いと思います。

次回のメジャーリリース6.6が2024/7/16リリース見込みであることも明らかになっています。

WordPress6.5がリリース

バージョン6.5”Regina”がリリースとなりました。

WordPress 6.5 “Regina”

[wordpress.org]

今回のバージョンでは背景や影の設定をするツールが強化されています。上の動画の10:30付近から説明がありますが、カバーブロックで設定できる項目が増えているそうです。カバーブロックというのは画像の上にテキストを重ねたもので、よく見出しや記事の先頭に使われています。

カバーブロックの例です

今回のアップデートでWordPressの機能のみでオーバーレイの色味や透明度、フォーカルポイント(ピントの合っているポイント)等が調整可能になったので、画像を別途加工する必要がなくなったそうです。動画の説明によればオーバーレイ色も画像にあわせて適切なものを選んでくれるんだそうで、カバーブロックに画像を指定するだけでそれらしいデザインになるよう工夫されているようです。

また、フォントライブラリがリニューアルされ、サイト全体に対してフォントのインストールや削除が容易になっているとのことです。ブロックを起点としてフォントのインストールやスタイル変更が可能になっているようです。上の動画の45:30付近から説明があります。

エントリの構造を視覚的に表現したリストビューにも改良が加えられており、リストビュー上でブロックをドラッグ&ドロップで動かすと滑らかにアニメーションするようになりました。さらに直感的に操作内容が理解しやすくなっていると思います。

ブロックの移動が分かりやすくなりました。

WordPress6.4.2がリリース

バージョン6.4.2がリリースされています。今回のリリースではスタイルシートに起因して一部テーマが誤った結果を返す問題等、7つのバグ修正が含まれているとのことです。

また、セキュリティ関連のアップデートも含まれているので、できるだけ速やかに適用するアップデートと位置づけられています。

前回のアップデート時には自動アップデートが失敗して少々苦労しましたが、今回はスムーズに更新できました。

WordPressのアップデートに失敗した時の対処法

先日Wordpressを手動でアップデート(ダッシュボードからアップデートボタンを押してアップデートする方法)しようとしたところ、アップデートが始まった直後に画面が切り替わり、「重大なエラーが発生しました」というエラー表示が出てアップデートが完了しませんでした。

再度アップデートをやり直そうと思ったのですが、ダッシュボードに入ろうとすると

“PHP message: PHP Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function wp_kses() in /var/www/******/wp-content/db.php:28”

というエラーが表示されてしまい、ダッシュボードからのコントロールもできなくなってしまいました。

調べてみるとこういう場合はまずプラグインを一通り無効にすると良いということだったので、サーバーコントロールパネルから/wp-content/plugins内の全フォルダをいったんリネームして挙動を確認しました。

しかしながらやはりダッシュボードを開くことはできなかったので、更にネットで検索をしたところ以下のような情報が見つかりました。

Call to undefined function wp_kses()

[wordpress.orgフォーラム]

同じような状況の方からの質問ですが、回答に「db.phpをリネームしてみるといい」というアドバイスがついていました。

どうもプラグインのW3 Total Cacheで使用しているファイルにエラーがあることが原因のようで、一旦リネームすることで当該ファイルは再生成できるので問題を回避できるようでした。

実際にリネームしてみると無事にダッシュボードは開けたので、一旦Wordpressを念のために上書きでアップデートしました。その後各プラグインを有効にしたところサーバーのコントロールパネルでdb.phpが再生成されていることも確認できたので、問題は解決となりました。

初めて遭遇するエラーで少々焦りましたが、こういったときの対処法が学べたのは良かったと思います。

WordPress6.4.1がリリース

バージョン6.4.1がリリースになりました。メンテナンスリリースで4件のバグ修正が行われているということです。

[wordpress.org日本語版]

今回は自動アップデートが始まる前にリリースに気がついたので手動でアップデートを実施したのですが、ちょっとしたトラブルに遭遇しました。今回のバージョン固有のものではないと思うのですが、対処した手順をまとめて別途エントリにしておきたいと思います。

WordPress6.3.2がリリース

バージョン6.3.2がリリースになりました。今回はメンテナンスおよびセキュリティリリースだということです。

WordPress 6.3.2 メンテナンスとセキュリティのリリース

[wordpress.org日本語版]

例によって自動更新を有効にしておくと自動アップデートされるので簡単です。次のメジャーアップデートは11/6にリリース見込みということで、こちらもどのような内容になるか気になります。

WordPress6.3.1がリリース

メンテナンスリリースとして6.3.1がリリースされました。

WordPress 6.3.1 Maintenance Release

[wordpress.org]

WordPressはこういったショートサイクルのリリースも含めるとまあまあ頻繁に更新がありますが、更新を怠けるとメジャーアップデートやセキュリティ上必須のアップデートも手が出にくくなるので、できる限り速やかに最新版にするようにしています。

次のメジャーバージョンである6.4は2023年11月リリース見込みということです。ちょっと前に6.3が出たのでずいぶん早く感じます。

WordPress6.3がリリース

メジャーアップデートであるバージョン6.3がリリースとなりました。

WordPress 6.3 “Lionel”

[wordpress.org]

今回のバージョンではコンテンツやテンプレートの管理がサイトエディターに集約されているということで、サイトエディターでサイトのデザインが完結するようになっているということです。

割と最近はサイトデザイン用の機能の拡充が著しいのですが、私はデフォルトのテーマをそのまま使っているので正直少々ピンときていないところがあります。

エントリ作成時に役立つ機能として、”脚注”と”詳細”というブロックが新たに追加されています。

脚注は本にも良くある単語の説明を本文とは別の場所に書くことができる機能です。詳細は文の詳細情報を格納するような振る舞いをする機能です。Q&A的な文章を書く時に使えそうな他、ネタバレになる内容を隠しておく時なんかにも使えるかもしれません。

【脚注の例】自転車のスプロケット1の掃除をしました。

  1. 後輪側についているギアのことです。 ↩︎

【詳細の例】

ナス

ナスはナス科の植物です。

トマト

トマトはナス科の植物です。

WordPress6.2.1がリリース

バージョン6.2.1がリリースされています。今回のバージョンはメンテナンスリリースですが、一部にセキュリティ修正も含まれているということです。

WordPress 6.2.1 メンテナンスとセキュリティのリリース

[wordpress.org日本語版]

上記記事によればバージョン4.1以降の全バージョン更新されているということなので、かなり影響範囲は広そうです。今回影響のあるバージョンの中で最も古いバージョン4.1は初期リリースが2014/12/19となっています。

古いバージョンの更新版を利用したことはないのですが、wordpress.orgによると4.1も4.1.38というバージョンまで更新は続いており、影響のある修正が反映されているようです。

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