月別アーカイブ: 2010年3月

Drumaxxのセールスポイント

Drumaxxですが早速いろいろ試しています。
そもそもわしはキックとハットだけでも踊れる変な人なのでこういうリズムマシンめいたVSTiは大好きです。

ちなみに最近ドラムパターンといえばサンプルCDなんかを買ってきてそこから組み立てるケースが多いですが、Image-Lineがあえて非サンプリングのドラム音源を作った理由は、

・サンプリング音源だとパラメータがベロシティやらフィルターくらいしか変更できない
(ゆえに、スネアロールなどは単調になりがち)
・かといって、マルチレイヤーのサンプルを用意すると大変な容量が必要

ということらしいです。

波形の合成は物理モデルに基づいているんだそうで、パラメータも打撃する部分と叩かれる部分のパラメータ(例えば、叩く強さや叩かれる部分のテンション、大きさなど)を設定し、さらにそこからEQなどで音を作っていくようになっています。

細かく設定できすぎてややこしいですが、出来のいいプリセットもあるので買ったらすぐ使えるのも良いです。

パラメータが複雑なので、変な設定をするとおおよそドラムではないおかしな音も作れるのがクラブミュージックにも向いている感じです。

Drumaxx購入

前のエントリで触れたDrumaxxの値段自由設定セールが終わりそうだったので、$26で購入しました。
上乗せ分の$13はImage-Lineの人が有効に使ってくれることでしょう。

さて、肝心のDrumaxxですが最近珍しい?サンプルベースではないドラム音源です。
過去の製品でDrumsynth liveってのがありましたが、それに似た感じです。

Blu-ray見られない病その後

やっぱり原因がよくわからないので、普通の5インチ内蔵型BD-ROMドライブを買ってきました。
DJとしてはやはり光学ドライブはパイオニアと行きたいところですが、いかんせん高いのでLG電子のCH08LS10というのを買ってきました。
内蔵型をつけたらさくっと読めるようになったので、読めない病はどうもドライブが原因っぽいですね。

レコードのデジタルデータ化を考える(3)

今回のエントリは取り込み前の掃除についてです。

レコードの取り込み前には盤を掃除してベストな状態で取り込みたいものですね。
よく使っているアイテムを取り上げます。

状況によりけりですがわしがよく使うのは以下の2つです。

1.オーディオテクニカ レコードクリニカ(AT6012X)
いわゆるレコード用黒板消しのようなアイテムです。
サッと出してサッと拭けるので気軽に使えます。
反面、うまく拭き取らないと盤にホコリの集合体みたいなのが残存することもあります。ちょっとコツが必要。

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レコードのデジタルデータ化を考える(2)

昨日のエントリに引き続き、今日はカートリッジ、レコード針のお話です。

レコードは使うカートリッジによっていろいろな音の感じを楽しめるところも魅力です。

もちろん普段使っているDJ用のカートリッジでレコードをかけて取り込むのでも良いですが、せっかくなので普通のオーディオ用のカートリッジを使うのもいいアイデアだと思います。

取り込み時はDJプレイのようなバックキューイングなどの激しい操作がないので、オーディオ用でも問題ありません。
オーディオ用というととんでもなく高いイメージがありますが実のところ安いものは安いので、いろいろ買って好みの物を探せます。

我が家で取り込み用として頑張っているのはオーディオテクニカのAT7Vというカートリッジです。
音質についてどうこうってのはうまいこと文字で表現できないのですが、クラブサウンドに慣れたわしでも好みの音です。
青地に金という妙なカラーリングも好きです。ツタンカーメンの棺みたいで。

レコードのデジタルデータ化を考える(1)

今でこそネット経由で曲をダウンロード購入できますが、手持ちのアナログ資産もデジタル化して利用したいものです。
デジタル化すれば単にDJソフトで使えるというだけでなく、アナログ盤の状態では反っていてピッチコントロールの追従性が悪くなっていたものなんかも気軽に使えるようになります。

では、プレイヤーで再生した音楽をどう取り込むかという話ですが…

ターンテーブルの出力を直接USBオーディオインターフェイスにつないでも十分な音量になりません。USBオーディオインターフェイスの前段にフォノイコライザをかましてやらないといけないのです。

フォノイコライザってのはレコードに記録された音声の特性を普通に聴けるような音声に増幅、調整してくれるイコライザのことです。
DJミキサーのPHONO入力に入っています。
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