ワイヤレストラックボールを使っています

以前から結構トラックボールに興味があり、過去に何機種か使っていたこともあります。

ここしばらくは春先に買ったKensingtonのOrbit Wireless Mobile Trackballという製品を使っています。
今まで使っていたトラックボールはあくまでサブデバイス的存在であることが多かったのですが、
今回のこの製品は現時点で完全にメインのポインティングデバイスになっています。

ITmediaにレビュー記事がありました。

持ち運べる本格派トラックボール――「Orbit Wireless Mobile Trackball」を試す
[ITmedia]

メインで使っているくらいなので大変満足なのですが、その理由は何と言ってもサイズが小さめだからです。

今まで使っていた旧OrbitやExpert Mouseもデバイスとしては優秀と感じましたが、いかんせんわしの手には大きすぎでそのうち使いづらくなってお蔵入りするケースが多くありました。
特にボタンのクリックで手のひらをくわっと開かなければいけないため、疲れにくいはずのトラックボールで余計に疲れるという状況でした。

この製品は本体が大きめのマウスくらいで、なおかつ手前側が細くなっているためにホールドが良いです。
また左右ボタンは非常に大きく、軽い力で反応するので指が短くても無理なく操作ができます。
モバイル向けをうたっているので小さめにしているんだと思いますが、それがちょうどハマった感じです。

便利に使っているのですが、トラックボールらしくちょっと設定にコツがいるところもあるのでメモっておきます。

1.慣性で転がすのは難しい
同社製のExpert Mouseのような大玉タイプではないので、人差し指と中指で転がすことになります。
球が小さいので勢いをつけてガーッと転がすことはできませんが、専用ユーティリティのTrackball Worksでうまいことポインタの速度と加速度を決めてあげると使い勝手が良くなります。
この部分の設定はかなり細かくできるので、ベストの設定が見つかるまで色々トライしてみるといいんじゃないかと思います。

2.Trackball Worksはセーフモードでないとインストールできない
Windows8.1限定かもしれませんが、専用ユーティリティのTrackball Worksはセーフモードでないとインストールができませんでした。

3.ドラッグがちょっと大変
人差し指と中指でボールを転がすトラックボールなのでドラッグはちょっと大変です。
短時間ならともかく、長時間親指に力を入れたまま人差し指と中指で微細な操作をするのはストレスになりかねません。
そこで、Windowsの機能である”クリックロック”を併用して使っています。

クリックロックはマウスのボタンを一定時間押しっぱなしにすると、ボタンから指が離れてもボタンが押し続けられているものとして認識してくれる機能です。
もう一度ボタンを押すとリリースになります。
これを使うことで広い範囲選択なんかは格段に楽になりました。
設定はコントロールパネルの”ハードウェアとサウンド”→”マウス”→”ボタン”タブです。
(Windows8.1の場合)

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