FL Studio 12 betaが公開

バージョン的には11.5らしいのですが、12のベータ版が公開になっています。

見た感じはかなり変わりました。ちょっと古風な雰囲気もあったUIはかなり今風な感じになっています。
また、上部メニューバーを非表示にできるようになったほか、4Kディスプレイ等に対応できるようスケーリングも調整できるようになっています。

今回ミキサーがかなり進化しています。
今まで各トラックをグループ管理するときには色分けしたり同じアイコンを設定したりしていましたが、トラックの間に隙間を設定できるようになりました。
そのため、トラックをまとめて管理するのが容易になりました。
また、トラック間のルーティングは下部にパッチケーブルで接続したような表示がされるようになりました。
ミキサー自体も縦方向に拡張表示できるようになり、お好みの表示で使えるようになりました。

チャンネルウィンドウはチャンネルラックと名称が変更され、こちらも大きく手が入りました。
まず、ステップシーケンサとピアノロールの表示を切り替えられるようになりました。
チャンネルラックは横方向にドラッグすることで拡張でき、ループの長さを簡単に変更できるようになりました。
FLらしい要素であるリズムのスイングはチャンネルごとに設定できるようになり、より細かいノリが設定できるようになっています。

各チャンネルの設定は今まで小さい別窓表示になっていましたが、プラグイン本体の上部にDetailed settingsとして統合されました。
上部メニューから窓を変えずに表示を切り替えることで設定にアクセスできるため、操作がしやすくなりました。

ざっくり動画で紹介しているところをなぞってみましたが、かなり大きく変わっている印象を受けます。
自分でもしばらく触って新しい部分をチェックしてみたいと思います。

上の動画からbeta版は入手できますが、インストール時にFLのレジストリキーを更新する必要がありますのでご注意ください。

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