Operaの元CEOが新ブラウザをリリース

”Operaのキャンペーンで大西洋を泳いで渡ろうとした人”というイメージの強い元CEOのテッツナー氏が新しいブラウザをリリースしたそうです。

元OperaのTetzchner氏率いるVivaldi Technologies、新ブラウザー「Vivaldi」を公開 「Chromium」をベースに“クイックコマンド”などのユニークな機能を備える
[窓の杜]

名前がビバルディなのはOpera(オペラ)との若干の関連性を感じさせます。
今回はテクニカルプレビュー版とのことですが、さっそく入れて試用してみました。

画面左にブックマークやメールなどの機能が並んでいるのは12系統までのOperaに近い印象です。
メール機能はまだ使えませんでしたが、Opera12に慣れている人なら馴染みやすいのではないかと思います。

設定メニューなどは既に日本語にも対応しており、違和感がありません。
設定でタブの表示位置を画面右や左に設定できるのがちょっと面白いです。
また、柔軟なキーボードショートカット機能が実装されており、様々な操作をキーボードだけで行うことができます。

その他Operaに近い部分というとスピードダイヤルが実装されていることです。
ただ最近は他のブラウザでも類似する機能を搭載しているものが多いので、もはやそれほどOperaっぽいポイントではないかもしれません。

また、マウスジェスチャーも普通に機能するので、この辺もOperaユーザなら違和感なく使えます。

ブラウザとはちょっと離れますが、かつてのMy Operaコミュニティのようなコミュニティも用意されています。

レンダリングエンジンはオリジナルなのかと思いきや、現在のOperaと同様にBlinkとのことです。
開発経緯を読むとOpera開発当初のルーツを継承したユーザ本位のブラウザである旨が書かれています。
現在のOperaにもそんなに不満はないのですが、今後Vivaldiがどういう方向で進化していくのかはちょっと気にしておきたいです。

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