Windows10のブートメニューをコマンドで編集する

Build10565を入れたところ、どうやらブートメニューが上書きされてしまったようで、Win7とのデュアルブートができなくなってしまいました。

Win7が入っているパーティションについては今回の作業で全く触っていないので、
Win10上でコマンドプロンプトを使用し、ブートメニューを手で編集すればまたデュアルブートが可能になるだろうと目算を立てました。

まずコマンドプロンプトですが、管理者権限で実行する必要があります。
使用するコマンドはbcdeditというものです。

こちらの記事に使い方が詳しく載っています。

bcdeditでブート・メニューの項目を追加する
[@IT]

OSごとのブートメニュー項目は結構たくさんあるので、手入力するのは大変です。
記事内にもある通り、問題なく動いているブートメニュー項目をコピーし、一部のパラメータを後から編集するようにすると作業が楽だと思います。

今使っているブートメニューを”hoge”という名称で保存するのであれば、
bcdedit /copy {current} /d “hoge”
です。この”hoge”が起動時のOS選択画面に出てくるので、OS名称など分かりやすい名前にするといいと思います。
コピーが成功すると新しいブートメニュー項目のIDが表示されます。これは後で使うので注意が必要です。

次にコピーしたブートメニュー項目に「どのパーティションから起動するか」を設定します。
今回は例としてDドライブに別のOSが入っているものとします。
ここで先ほどの新しいブートメニュー項目のIDを使います。
コマンドは2つあり、

bcdedit /set {[新しいブートメニュー項目のID]} device partition=d:

bcdedit /set {[新しいブートメニュー項目のID]} osdevice partition=d:

これを入力するとdドライブから起動するようにブートメニュー項目の設定が変更されます。
新しいブートメニュー項目のIDは手入力だと大変なので、コピペするのが確実です。

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