埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #17

今回は17番の 新座・志木 自然や歴史をめぐるルート を走ってみました。全長35kmほどのルートです。

ルートはこのような感じです。袋小路状になっている箇所が多いのが特徴的です。

スタートは荒川に架かる羽根倉橋の南端です。珍しい起終点の標識があります。

ルート100の看板ではないですが県のサイクルネットワーク構想の案内図があります。

しばらく国道463号を走って国道254号と交差する英インターの前で左折します。

柳瀬川ふれあい橋という人道橋で柳瀬川を渡ります。

県道113号にさしかかるところで左折し、新座一丁目交差点を斜め右に入ります。

しばらく市街地を走って行くと東北二丁目(南)交差点に突き当たるので右折します。

JR武蔵野線の新座駅付近を通りがかりますが、ここにふるさと新座館という施設があります。公民館と野菜直売所を兼ねた施設です。近郊型農業が盛んな新座市らしい施設です。

向かいにはトイレもあります。

国道254号を横断すると急に林のような風景が広がってきます。道路の横を流れているのが野火止用水です。用水路沿いに武蔵野らしい雑木林の景観が残されています。

そのまま関越自動車道方面へ南下します。途中に通りがかる平林寺の境内も同様に雑木林のような風景です。住宅地の中に突然林が出現する景色は新鮮なものです。

関越自動車道に突き当たったところで左折し、側道に入ります。側道をそのまま走っていくと黒目川にぶつかりますが、道なりに走り続けて朝霞方面に向かいます。

途中にローソン/スリーエフがあるので補給に便利です。

道は黒目川を渡る橋のところで登り坂になります。崖を登ったところには妙音沢という湧水があります。相模川の湧水のように水が崖から出てくるところが観察できるわけではありませんが、地学的に興味深いポイントです。

黒目川の崖の上は斜面林になっています。

続いて県道108号に合流し、自衛隊の朝霞駐屯地の真ん中を走って行きます。気持ちの良いケヤキ並木の道です。

朝霞市役所付近では珍しい物理的に区画された自転車道を走ることができます。ここの自転車道は標識も出ているので間違いなく道交法上の自転車道です。

東武東上線の線路を跨線橋でまたいだ先にあるのが朝霞市博物館です。近隣には東洋大学の朝霞キャンパスもあります。

朝霞市博物館付近にあるのが城山公園です。その名の通り岡城というお城の跡に整備された公園なんだそうです。

公園入口からちょっと離れたところにルート100の案内図があります。

ここで改めて黒目川にさしかかるので右折して柊塚古墳に立ち寄ります。古墳公園として整備されれていて、ちゃんとした駐車場もあります。

ただ比較的閑散としていて、駐車場は猫のねぐらとして活用されているようでした。

黒目川を反対側に走っていくと埼玉県の朝霞県土整備事務所があります。この地域のルート100の整備主体は恐らくこちらです。

事務所前にはルート100の案内図があります。この日は閉庁日でしたが、開庁日はトイレも借りられるそうです。

北朝霞駅周辺を離れて新河岸川沿いに出て、北西方向に走っていきます。走って行くと突然志木市役所が視界に入ってきます。東武東上線の志木駅からはずいぶん離れていて変わったロケーションのように思いますが、この付近は元々新河岸川の水運で栄えていたので新河岸川沿いこそが町の中心だったんだそうです。

関連する立ち寄りポイントとして旧村山快哉堂があります。面白いお店の名前ですが薬屋の店舗だそうです。建物自体は移築されたものだそうですが、昔の商店の雰囲気を感じられる建物です。

志木市役所を後にしたら再び新河岸川沿いを走って行くとコスモス堤という場所があります。調査時はシーズンではありませんでしたが、秋はなかなかの絶景が広がるとのことです。

そのまま川沿いを走ると国道463号に出るので羽根倉橋に戻るとゴールとなります。

まとめ

距離もそこそこありますが、見るところが多いボリュームのあるルートです。特に新座の雑木林や志木のかつての中心市街地などは興味深いポイントでした。一方でルートに袋小路状になっている箇所が5箇所もあるので、ちょっと見て回るのが大変でした。多少ポイントが省略されても極力環状になるようにルートを組んだ方が走りやすかったのではないかと思います。

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