埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #56

今回は56番の 多摩湖・狭山湖はしごルート を走ってみました。埼玉県南端の人造湖、多摩湖と狭山湖を含む所沢市をめぐるルートです。

ルートはこのようになっています。距離21kmと程良いボリューム感です。

西武線の所沢駅前から県道337号を北上します。ここは所沢の中心市街地なので交通量が非常に多いです。危険予知をするポイントがたくさんあります。

航空公園に突き当たるところで左折し、国道463号に入ります。ここからはしばらく走りやすい道です。

しかし、国道463号と463号バイパスが分岐している宮本町交差点が難所です。この交差点はパッと見は十字路なのですが、極端な言い方をすればアルファベットのKの字のような変則的な交差点です。

信号の点灯パターンも矢印表示を交えた特殊なものなので、事故も多く起きているという話です。今回のルートでは東方向から走ってきますが、手前で歩道に上がって横断歩道でクリアするのが無難と思います。その場合でも、横断歩道のうち1ヶ所は常時左折可の道路を信号なしで横断することになるので要注意です。

緑町三丁目交差点で左折します。その先の大六天北交差点で463号バイパスに入ります。

国道463号バイパスは流れは速いですが、規格に余裕があるので車道走行がしやすいです。ロードサイドにお店が多いので入出庫する車との接触だけは要警戒です。

誓詞橋交差点を左折してちょっと入ると小手指ヶ原古戦場があります。こてさしがはら、と読みます。近隣の小手指駅の名前にも採用されているので、行先表示でもおなじみです。

現在は農地が広がっていますが、鎌倉時代に激戦が繰り広げられた場所だそうです。

ルートはここで南に方角を変えて、いよいよ狭山湖方面に向かいます。

狭山湖入口交差点を斜めに入って裏道的な道路を進んでいきます。狭山湖は高台にあるのでちょっとした山道のような雰囲気になってきます。

狭山湖に着きました。正式には山口貯水池といい、東京都の水がめの一つです。都市部に有りながら視界の広がりは抜群で、冬場限定かもしれませんが遠くに富士山が見えます。

狭山湖を後にしたら県道55号で西武球場方面に向かいます。県道55号は狭山湖と多摩湖を南北に貫く重要な道路なのですが、それほど幅員がないので車道でのプレッシャーはかなり厳しいものがあります。

西武球場の前を通過します。イベント寺は当然大混雑するはずなので、本ルート走行時はそれも注意する必要があるように思います。

村山上ダムの堤体の上にさしかかるところの信号で右折し、自転車道に入ります。右折して写真の橋の上に入ります。

保谷狭山自然公園自転車道というそうです。

フェンス越しですがこれが村山上ダムです。

保谷狭山自然公園自転車道の様子です。ちょっと骨材が荒れた感じの道ですが、幅員は十分ありますし、自転車道でありながらちょっとワインディング的な要素もあって楽しい道です。真冬でも結構な数のサイクリストがいらっしゃいます。

ちなみに車道側なのですが全く幅員に余裕がないばかりかチャッターバーとバンプが高密度に設置されているので、走らない方が無難だと思います。

しばらく自転車道を走って村山下ダムに出ました。ダイナミックなアースダムです。堤体周辺の公園にトイレなどがあります。

西武園ゆうえんちの横を通り、西武園駅の前で左折します。

松が丘という住宅街の中を通ります。この区間はわずかな距離ですが、まれに見る走りやすい道路です。幅員・路面・交通量とも申し分ありません。

松が丘を抜けた後に左折すると所沢駅前に戻ります。

まとめ

狭山湖は今まで何度も通過していましたが、湖自体の景色がこれほど良いものとは思いませんでした。狭山湖と多摩湖、そして保谷狭山自然公園自転車道が魅力的なルートです。

ですが、国道463号や県道55号などの接続道路が走りづらいのが難点です。代替ルートもないので厳しいところですが、ちょっともったいなく感じます。

 

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