埼玉県自転車みどころスポットを巡るルート100 #69

今回は69番の ムジナもんと一緒に羽生を巡るルート を走ってみました。文字通り羽生市が主役のルートになっています。

ルートはこのようになっています。

羽生水郷公園からスタートです。今回は以前寄らなかった公園向かいのキヤッセ羽生にも寄ってみました。定番の地元農産物の他、地域の銘菓やアウトレット商品など品揃えは充実しています。

面白いのが別棟になっている第2農業物産館という建物です。農業物産館という名称ですが、ここでは近隣の日清ヨーク工場で生産された商品が格安で販売されています。工場直売品ゆえか、商品のロットが全体的に大きめです。タイミングもあると思いますが、自転車の補給に使えるものが入手できるかは運次第だと思います。

東北自動車道の側道を通って羽生駅方面に向かいます。

ルート100らしいマイナーな道路を通ります。このあたりも案内表示がしっかりあるのでスムーズに走れます。

羽生駅に着きました。東武伊勢崎線と秩父鉄道が乗り入れています。

駅近くにあるのが建福寺です。ここには田舎教師の墓という文化財があります。田山花袋の田舎教師という作品のモデルになった人物のお墓だということです。

駅から離れて県道84号に入り、東武伊勢崎線の線路を陸橋で渡ります。このあたりの県道84号はかなり高規格です。

国道122号と交差した直後に用水路沿いを右折すると藍染製品を作っている中島屋という会社があります。工場と資料館が併設になっているそうです。羽生市は昔から藍染産業が盛んな地域らしく、今でも染物屋さんが多数あるそうです。

ルートはここからしばらく用水路沿いを行きます。埼玉県内の用水路沿いは安定の走りやすさです。

秩父鉄道の線路と交差します。

利根川手前にあるのが勘兵衛松という松並木です。バス停の名前にもなっています。現在は県道7号として県道指定されていますが、この道は元々日光街道の脇往還だったそうです。江戸時代に街道の景観を良くするために植えられたものだそうです。

利根川に出たところで道の駅はにゅうがあります。こちらも地域の物産が充実しています。

ねぎせんべいといがまんじゅうを買いました。どちらも単品買いできて補給に重宝します。

ルート100の案内地図はここにあります。

ここからは利根川サイクリングロードを走って行きます。

東武伊勢崎線の鉄橋にさしかかりました。トラスが上下線で異なるのが面白いです。

鉄橋の先で利根川の堤防が工事されていたため、極力利根川に近い道にルートをスイッチして走ることにしました。

こちらの道路も悪くないです。

途中に日清ヨークの工場があります。キヤッセ羽生で売られている商品はここで生産されているものと思われます。工場の前は乳酸菌飲料の甘い匂いがします。

羽生スカイスポーツ公園に到着しました。トイレ・自販機が入口に近くて便利です。写真に写っている飛行機は自衛隊のT-3練習機だそうです。

羽生スカイスポーツ公園からはそのまま南下し、県道366号にスイッチして羽生水郷公園に戻ってきます。

まとめ

ルート全体を通して難所らしい難所がなく、安全に走れるルートという印象です。立ち寄りポイントは羽生の歴史を感じられるものが多く、予備知識があるとさらに楽しめると思います。もちろん予習せずに訪問して、帰ってきてからネットで補足の調べ物をするのもオススメできます。

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