日別アーカイブ: 2018年10月24日

Traktor Kontrol Z2を利用したタイムコードコントロールの切り替え

Traktor2とTraktor Kontrol Z2の組み合わせでDJをする時に、タイムコードコントロールのアブソリュートモードとリレーティブモードの切り替えがボタンなどで任意にできないのが少々不便に感じていました。

ミックス主体のDJであればキューポイントが自由に使えるリレーティブモードが便利です。Traktor2もアブソリュートモードで動作中にキューへのジャンプを行うと、自動的にリレーティブモードに切り替わるという振る舞いをします。基本的にはPCDJをするのであればリレーティブモードが標準と言えるのではないかと思います。

しかし、何となくアナログレコードに慣れているが故に、”何となくこの辺に針を落としたところからスタートするとちょうど良い”といったフワッとした運用が便利に感じることもあるので、やはりアブソリュートモードを使いたくなる場合もあるというわけです。

そこで、Traktor2自体を触らずにモード切替をする方法を探しました。

具体的な方法

設定の”Timecode Setup”内に

  • Switch to Absolute Mode in lead-in
  • Switch to Absolute Mode when loading

の2つのチェック項目があります。

上のチェックを入れると、コントロールバイナルの最外周部を読み取ることでモードが切り替わります。下のチェックを入れると、トラックをデッキにロードすることでモードが切り替わります。

排他制御ではないので両方にチェックを入れてもOKですが、下にチェックを入れるとトラックロード時に必ず1回はアブソリュートモードになります。なので、原則リレーティブモードで運用したいけど、たまにアブソリュートモードを使いたい、ということであれば上の項目だけチェックしておくのが良いと思います。