冬の鬼無里遠足

せっかくなのであえて冬に鬼無里に出かけてきました。結果から言うと非常に楽しかったので、概要をご紹介します。

冬の鬼無里までのアクセス

鬼無里は長野市中心部から20km程離れていますが、標高が300mほど高く、地理的には白馬に近いため豪雪地帯です。アクセス道路である国道406号も雪や凍結の影響があるため、今回は路線バスで訪問しました。

路線バスはアルピコ交通が74系統鬼無里線として運行しています。所要時間は1時間14分、料金は片道1,200円です。休日の運行本数はごくわずかなので、実際は8:13長野駅発か11:33長野駅発のどちらかで行くことになると思います。時間を長く使えるので、8:13発の便がオススメです。

ちなみに、更に東京からのアクセスという観点で考えると始発であるかがやき501号(6:16東京発-7:38長野着)が間に合います。東京駅を6:16に出られれば9時過ぎには鬼無里入りできるというわけです。

バス乗り場は善光寺口にある7番ですが、正面のロータリーではなく道路を渡った反対側になるのでご注意下さい。

ドンキホーテ方向に横断歩道を渡り、左に曲がった先です。

バスで鬼無里へ

バス乗り場にはスキーやスノーボード目的と思われる方がかなり長い行列を形成していて心配になったのですが、それらの方々のお目当ては鬼無里行きのバスではないようでした。

結局、鬼無里行きのバスに乗ったのは私だけで、元々乗っていた方も途中で降りてしまったので、長野市街から最後までの乗客は私のみでした。これはなかなか珍しい体験でした。

国道406号は自転車で何度か通っているのでよく知っている道ですが、バスで通ると結構な山道に感じました。かなりワインディングが厳しいので、車酔いしやすい人は要対策かもしれません。

山道ですが運行するバスは特別小型ということはなく普通の中型バスなので、運転士さんの技を見られるのもこの路線の面白さです。後ろに速い車が来れば適宜譲り、下り坂ではエンジンブレーキで抑速、そしてバス同士の離合など見どころがたくさんあります。

そうこうしている間に銚子口トンネルを抜け、鬼無里に入りました。今回は鬼無里神社から両京地区まで往復の予定だったので”鬼無里仲町”停留所で下車しました。ここはちょうど”町”地区の中心にあたるバス停です。

町から白髭神社へ

鬼無里神社ですが、鳥居の前に縄が張られていました。降雪で危険だからかとも思いましたが、何にしても何かしらの事情はありそうだったので、境内には入りませんでした。

鬼無里のメインストリートです。基本的に国道406号はかなり入念に除雪されており、塩化カルシウムも散布されています。国道沿いは長野市街と同じ感覚で歩けます。


続いて農協と松厳寺です。農協前には自販機があったように記憶しているのですが、なくなっていました。

松厳寺の階段を登るとかなりの積雪でした。

松厳寺への参拝と紅葉様のお墓にお参りをしました。

そのまま白馬方面に歩いて行くと旅の駅鬼無里や鬼無里ふるさと資料館などの施設が密集している場所に出ます。帰りはここからバスに乗りますが、今の時点では一旦通過します。

白髭神社からフットパスへ

旅の駅鬼無里を過ぎて700m程先に、白髭神社への案内看板があるので左折します。裾花川を渡って祖山の町並みを抜けていくと、斜面の中腹に神社があります。

道中の棚田が美しいです。

こちらの境内も北側斜面でかなり雪が積もっていました。

つい最近整備が完了したという新しいフットパスです。

ここで、最近完成したばかりという鬼無里フットパス第二弾の”しらひげの杜コース”の案内を発見したので、予定を変更してこちらを歩いてみることにしました。

詳細は長くなるので別エントリにまとめようと思いますが、今まで訪れたことのない棚田の横の細い道で萩の峰方面に登っていくルートです。これは徒歩ならではの楽しいルートでした。

萩の峰から北アルプス方面を撮影した写真です。ここから県道36号をわずかに下り、再び棚田沿いに白鬚神社に戻ります。

国道406号で旅の駅鬼無里へ

前にも自転車で通った裾花川右岸の道路を歩いて行きます。ここは本当に日が当たらないので路面は完全な圧雪路面でした。

国道から”伝説の里 きなさ”の文字が見えるところです。

松島橋のところで裾花川を渡り、国道406号に戻ります。ここからは国道を歩いて旅の駅鬼無里に戻ります。

戻ったところでだいぶお腹も空いたのでそば処鬼無里でおそばを食べました。

おなじみの旅の駅鬼無里です。冬季なので直売所は休業していました。

今回はもりそばとそば団子のセットです。そば団子というのは初めて食べましたが、香ばしく焼いたそばの団子に甘いタレが絡めてあってとても気に入りました。

横の売店でお土産も買い、バスを待って帰ることになりました。

帰りのバス

休日ダイヤだと鬼無里発のバスは13:40、16:10、17:10の3本が撤収に好適ではないかと思います。17:10のバスは”終バス”なので、バスで訪問した場合は乗り遅れないように注意したいところです。バス停は鬼無里ふるさと資料館の真正面にあります。

鬼無里ふるさと資料館も3月までは冬季閉館です。

まとめ

基本的に冬場の環境が厳しいエリアではあるのですが、だからこそ冬に訪問する面白さもあると思いました。今シーズンは現時点で雪が少なめというのも良かったかもしれません。

そもそも静かな風景が広がっている鬼無里ですが、冬場はいつも以上の静けさで、その中を歩くのは格別のものがあります。こういう過ごし方がお好きな方には絶対にオススメできます。

最後に装備について少々触れておきます。

装備について

装備については市街地以上の防寒が必要になります。来る途中、鬼無里の手前の追通(おっかよう、と読みます)にある温度計がマイナス3℃を指していましたが、ほぼ同時刻の長野アメダスの気温はマイナス0.7℃でした。よって、長野市街比でマイナス3から4℃ほどを見積もっておけば良いのではないかと思います。

足下については車道を歩く分には普通のウォーキングシューズでも大丈夫そうでしたが、日陰に入ると一気に積雪が10cmくらいになることもあるので、アシックスのスノトレのような雪道に対応できる靴やブーツ類がオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれないコメントは投稿できません。