自作野沢菜漬け

せっかく長野県に住んでいるので野沢菜漬けを自作しました。「市販の野沢菜漬けは調味液で漬けているのでちょっと違う」という話を聞いたこともあるので、いわゆる塩漬けがどういう味なのか試してみたかったのです。

まず材料の野沢菜を用意します。野沢菜は背の高い植物で、今回買ったものは全高70cmほどありました。ちなみに写真の束で100円です。

これで重量は650gほどあります。

調味料は粗塩と、便利な野沢菜漬けの素があるのでこれを使います。野沢菜漬けの素は漬物用の香辛料と調味料が混合された粉末です。

漬物容器を殺菌するためにホワイトリカーを買いました。うちの漬物容器は耐熱ではないので、これで拭いて殺菌します。

塩は少なく見えますが、これで十分しょっぱい漬物になります。

漬けているところです。重量の3%ほどの塩で漬け込みます。ここは間違うとリカバリが難しいので、念入りに計量して行います。

重しを置いて数日経過したところです。水が上がってきています。本当はここで重しを軽くしないと漬物が潰れるのですが、うちの重しは重量調節ができないのでそのままにしました。

10日ほど経過した様子です。まだ生っぽい感じがありますが、試しに食べてみます。

色合いはいいのですが、ちょっとフレッシュすぎる感じがしてイマイチです。わたしはもうちょっと乳酸発酵が進んだものが好みです。

1ヶ月くらい経過するとこんな感じになります。これはかなり発酵が進んでいて、酸味を感じます。

今回初めて野沢菜を塩で漬けてみましたが、確かに市販の野沢菜漬けとは全く違う味わいで、自作派の方がいらっしゃるのも納得でした。

発酵から来る味わいも独特で良いものですが、やはり約1ヶ月分を100円少々で作れてしまうコストパフォーマンスは圧倒的です。もう1サイクル漬けてみて、それを春まで食い延ばそうかと計画中です。

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