月別アーカイブ: 2019年7月

wahoo ELEMNT BOLTを導入

ローラー台に続いて、wahoo社製のサイクルコンピュータを導入しました。ELEMNT BOLTはミドルレンジの製品です。

背面はピンク色です。自転車の世界ではピンクは神聖な色のひとつですが、自転車がモノクロカラーなので差し色的に選んでみました。

ELEMENT BOLTの特長

売りはたくさんあるのですが、中でも優れていると感じた点をピックアップしてみます。

スマートフォンとの連携が簡単

ELEMNTシリーズはスマートフォンの専用アプリと連携することで、アプリ側から様々な制御を行うことができます。例えば以下のようなことが可能です。

  • サイクリング結果の自動同期
  • STRAVAに登録しているルートの自動同期
  • ナビゲーション用地図のダウンロード
  • 自分の現在位置を表示できるリンクの生成
  • サイクルコンピュータ本体設定の変更

通信についてもスマートフォンを経由してbluetoothで行うので、PCとUSBケーブルで接続して云々…というような手間がかかりません。

KICKR導入の時にも感じましたが、wahoo製品は使うときのわずらわしさがないところに非常に好感が持てます。

画面の情報量を調節できる

サイクルコンピュータは複数の画面モードを持っていて、必要に応じて画面を切り替えられる仕様になっていることが多いと思います。例えば当日の走行距離が出る画面や時計が出る画面、オドメーターが出る画面などです。

ELEMNTシリーズではこれらは”ページ”と呼ばれ、最大で画面内に9項目の表示が可能です。表示する項目には優先順位をつけられ、本体横の拡大縮小ボタンで情報量を調節できます。拡大すればするほど優先順位の高い情報のみが大きく表示され、縮小すると個々の表示は小さくなりますが、表示される項目数は多くなります。

ページはスマートフォンのアプリで任意に作成することもできます。

多くの位置情報衛星に対応

全世界で使用されることを想定して、GPS以外にもGLONASS、BEIDOU、Galileo、QZSSに対応しています。重要なのはQZSS(日本の準天頂衛星システム)で、これに対応していることにより信号ロストの可能性はかなり軽減されると思われます。

まとめると

試験的にデータ取りをしていますが、結果はなかなか良好です。本格派過ぎる製品なので自分には不要と思っていましたが、使ってみるととても便利ですし、自転車の楽しみが広がる製品だと思います。

今までサイクルコンピュータ用のマグネット、マグネットの通過を検知するセンサー、棒状気泡管式の勾配計と色々なものを取り付けていましたが、それらを全てまとめることができました。しかも、気温や標高センサー、地図までデバイスに内蔵されているわけです。

スポーツ自転車に乗り始めるとサイクルコンピュータも欲しくなってくると思いますが、いきなりこれを買っても良いのではないかと思えるほどの優れた製品だと思います。

ある程度慣れたらGPSデータを使ったエントリなどにも挑戦してみたいと思います。

鬼無里の観光パンフレット

直売所で2019年3月発行の新しい観光パンフレットが配布されていたので、1部いただいてきました。

表紙はミズバショウ・奥裾花渓谷・大望峠・紅葉様と鬼無里のフルメンバーが揃っているレイアウトです。

内容は見てのお楽しみということで、ぜひ現地で手に取っていただきたいです。観光名所から史跡、おみやげ、飲食店と宿泊施設の紹介と一通りの情報がコンパクトにまとまっています。

巻末には鬼無里の全図もついているので、とりあえず旅の駅鬼無里でこれを入手して一帯を巡ると良いのではないかと思います。

細かいことなのですが、観光パンフレットにありがちなツルツルした紙をあえて使わずに、マットな感じの紙にしているあたりにこだわりを感じます。

山東菜の炒め物

スーパーで安く買えたので山東菜をちくわとともに中華風の炒め物にしてみました。山東菜というのは白菜の一種にあたる野菜だそうです。

白菜の仲間という割には芯の部分も含めて柔らかく、炒め物に向いているように思います。サッと火を通すだけで食べられます。

明通トンネル

国道143号の明通(あけどおし)トンネルに行きました。前回訪問したのは2016年の6月なので、ずいぶん久しぶりです。

国道143号は上田方面から青木村を経由して松本へ至る道路です。この情報だけ文字にすると非常に便利で重要な幹線道路のように思えますが、そもそも高低差500m近いワインディングの山道を越えていかなくてはならない上、明通トンネルは高さ3.5mの制限がかかっているため幹線道路としては使いづらい道路です。そのため交通量が少なく、逆に自転車で走るには結構楽しい道になっています。

登り口からの延長は11kmほどと長いのですが、平均勾配は5%前後であまり急勾配になるところはありません。後半登り10%の注意看板が2-3個出るのですが、そのような急勾配の区間は出てこないので肩すかしを食らいます。

以前エントリに書いたときにも触れていますが、現役最古の国道トンネルというタイトルホルダーです。もうちょっとこの点をアピールしてもいいように思います。

古い設計のトンネル故に大きい車は通れません。この国道143号は明通トンネルまでほぼ一本道なので、もし高さ制限があることに気づかずここまで来てしまうと大変です。そのため、このトンネルの存在はかなり手前の青木村内から複数回注意喚起されています。

パノラマというわけではないですが、トンネル前からの眺めはなかなかです。

Wahoo KICKRを導入(雑多な事柄)

使ってみた感じなどに含まれないことをこちらのエントリにまとめます。

KICKRの購入方法

今回私はWAHOOのWebサイトから直販で購入しました。台湾からの発送で、およそ5日程度で到着します。海外サイトからの通販をしたことがある方なら特に問題なく購入できると思います。別途関税も7,000円ちょっとかかるので国内で購入するより多少安いですが、それほど大きな差にはなりません。

KICKRと自転車の適合

KICKRは130mm・135mmクイックリリースに両対応しているので、スポーツタイプの自転車であればほとんど何にでも対応しています。本体にスプロケットの高さを調整する機能がついており、ロードバイクなら700c・650c・24″、マウンテンバイクなら29″・650b・26″・24″と対応しています。本体側で調整すれば前輪をライザーブロックなどで調整しなくても車体が水平になるので便利です。

ただし、まれにKICKRに装着できない自転車があるようです。恐らくチェーンステイかシートステイが本体に干渉するという話だと思います。一応wahooのWebサイトで適合自転車リストも公開されていますが、本当に心配な場合は試走ができる店に自分の自転車を持ち込んでチェックするのが確実だと思います。

最近の一般的なロードバイクであればまず問題ないと思います。

スルーアクスルとの適合

ロードバイクへのディスクブレーキの広がりとともにホイールをスルーアクスルで固定する自転車も増えてきました。KICKRはこれらスルーアクスルの自転車であっても問題なく装着可能です。142mmと148mmのスルーアクスルに対応しており、専用のアダプターが付属します。

wahoo ELEMNTを利用したリライド

期待しているのが、同社製のサイクルコンピュータとの連携でできるという”リライド”です。これはサイクルコンピュータで取得したGPSログをKICKRに送り、室内トレーニングでありながら現実のGPSログに対応した負荷を再生してくれるというものです。

もちろんKICKRはZwiftに対応しているので、よりリアルなトレーニングであればそれが最善手ではないかと思うのですが、私は普段走っている自転車ルートにかなり愛着があるので、この機能はかなり期待しています。長野県にいながら埼玉県ルート100を地形だけ再現するなど試してみたいです。

実現のためにはwahoo ELEMNTシリーズが必要になりますが、サイクルコンピュータもロードバイクに乗り始めて以来のものですし、直近でGPSのログが切れる問題も発生していたところなので、サイクルコンピュータのリプレースはかなり前向きに検討中です。

Wahoo KICKRを導入(本編)

オルベア オニキス2011年式での装着状況です。

冬場の自転車に乗れない時期対策として、Wahoo KICKRを導入しました。KICKRはローラー台の中でも”スマートトレーナー”に分類されるもので、スマートフォンのアプリと連携して様々なトレーニングが可能です。

動作方式はダイレクトドライブ方式という後輪を外してローラー台のスプロケットに自転車を接続する方式です。負荷はフライホイールと電磁式の併用となっています。電源無しでもフライホイールが重いのでまあまあの負荷になりますが、電源を供給することで最大2000Wもの入力に対応できるプロユースの製品です。

KICKRの良いところ

静粛性

何と言ってもダイレクトドライブ方式から来る静粛性が最大の魅力だと思います。100W前後の負荷であればほぼチェーンの駆動音のみしか聞こえてきません。従来モデルのKICKRは回転時に独特の甲高いうなり音がしていたらしいのですが、現行の2018年バージョンでは改善されているようです。

アプリとの連携

KICKRは純正のアプリの他、様々なトレーニング系のアプリと連携することが可能です。KICKR自体にパワー測定機能があるため、パワーメーターがなくてもパワートレーニングが可能になります。本体にケイデンスセンサーが付属するので、高回転で出力を出していくトレーニングにもすぐに対応できます。

自然な負荷

フライホイールで負荷をかけているために、ペダリングした感触は実際に走っているときに近いものが得られます。もちろんより高負荷を希望する方には坂道のシミュレーションモードや、ケイデンスに応じて一定の出力を要求されるモードなど負荷がかかる運転モードがあります。

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ツルムラサキの炒め物

買ってきたツルムラサキをほうれん草のようにベーコン炒めにしてみました。

おいしくいただけましたが、ちょっとアクが強く舌にビリビリ感を感じました。多少湯がいてから炒め物にした方が良かったかもしれません。ツルムラサキというのはそもそもかなりアクが強い野菜(野草?)らしいので、次回買うときはアクを抜きつつ調理できるメニューも視野に入れたいと思います。

トマトの酢漬け(完成)

3日ほど漬けるとこんな感じになります。

酢の酸の効果なのか、実の部分がとろっとした食感になります。漬けすぎるとグニャグニャしてくるので、ある程度漬かったら一気に消費してしまうのが良いと思います。

作った時のエントリでもご紹介しましたが、調味済みのお酢を使うと味付けが失敗しづらく良いと思います。簡単なので是非お試し下さい。

STRAVAの走行ログで抜けが生じる問題

STRAVAで走行の記録を取り始めてみたところ、意外にも記録を後から見るのが面白いことが分かりました。さっそく記録取り自体も楽しんでいるところですが、時々走行ログに抜けが生じて直線区間が記録されてしまうので困っています。

走行ログの抜けが起きる可能性はいくつか考えられます。

STRAVAのアプリ自体の不具合

何らかの原因でアプリが落ちてしまった場合、走行ログは残らなくなってしまいます。走行ログ記録時は他のアプリを閉じてSTRAVAだけにすれば、多少の対策にはなりそうです。

また、端末の設定で節電のために自動で終了させるアプリからSTRAVAを除外しておくことも必要になると思われます。

GPS信号のロスト

アメリカのGPSに代表される衛星測位システムは、アンテナと衛星の間に視線が通っていないと信号を受信することができません。

例えば高いビルの谷間や山の陰、場合によっては木陰でも信号を受信できなくなる場合があります。私は割と山間部を走ることが多いので、山の陰の影響を受けている可能性は高いと思います。

また、ログ取りに使用しているP9 liteはお買い得なモデルなので、衛星測位システムのうちGPS(アメリカ)とGLONASS(ロシア)だけの対応となっています。対応する衛星の数が少ないとそれだけ見失うリスクは高くなります。

対策としては、複数種類の衛星測位システムに対応したサイクルコンピュータやスマートフォンでログを取るという方法があります。

ログに抜けが生じるのがまあまあストレスなので、ログ取りの方法は近いうちに見直してみようと思いますが、手段がいくつかあるので迷うところです。サイクルコンピュータが自転車に乗り始めて以来のものなので、これを機にGPS付きのものに買い換えようか検討中です。

ツルムラサキ

鬼無里の直売所”ちょっくら”で購入しました。商品名は”つる菜”となっていましたが、ツルムラサキのようです。通常つる菜というと海岸に生えている食用の野草を指すことが多いようです。

ツルムラサキは東北でよく食べられているらしいのですが、鬼無里では身の回りの山野草をうまく活用する習慣があるようなので、ツルムラサキも長らく食用にしてきたのではないかと推測します。

使い方としてはほうれん草のような青菜感覚で使ってしまって良い野菜らしいです。栄養もあるそうなので上手にいただきたいと思います。