Wahoo KICKRを導入(本編)

オルベア オニキス2011年式での装着状況です。

冬場の自転車に乗れない時期対策として、Wahoo KICKRを導入しました。KICKRはローラー台の中でも”スマートトレーナー”に分類されるもので、スマートフォンのアプリと連携して様々なトレーニングが可能です。

動作方式はダイレクトドライブ方式という後輪を外してローラー台のスプロケットに自転車を接続する方式です。負荷はフライホイールと電磁式の併用となっています。電源無しでもフライホイールが重いのでまあまあの負荷になりますが、電源を供給することで最大2000Wもの入力に対応できるプロユースの製品です。

KICKRの良いところ

静粛性

何と言ってもダイレクトドライブ方式から来る静粛性が最大の魅力だと思います。100W前後の負荷であればほぼチェーンの駆動音のみしか聞こえてきません。従来モデルのKICKRは回転時に独特の甲高いうなり音がしていたらしいのですが、現行の2018年バージョンでは改善されているようです。

アプリとの連携

KICKRは純正のアプリの他、様々なトレーニング系のアプリと連携することが可能です。KICKR自体にパワー測定機能があるため、パワーメーターがなくてもパワートレーニングが可能になります。本体にケイデンスセンサーが付属するので、高回転で出力を出していくトレーニングにもすぐに対応できます。

自然な負荷

フライホイールで負荷をかけているために、ペダリングした感触は実際に走っているときに近いものが得られます。もちろんより高負荷を希望する方には坂道のシミュレーションモードや、ケイデンスに応じて一定の出力を要求されるモードなど負荷がかかる運転モードがあります。

安定感

デメリットでもあるのですが、本体が20kgもあるので脚を広げて設置するとどっしりとした安定感があります。高負荷でダンシングをしても安心感があります。

買ったらすぐ使える

地味なことですが、最初から11速スプロケットとケイデンスセンサーがついているので、自転車さえあれば買ったらすぐに使えます。

KICKRのイマイチなところ

価格

唯一と言っても良い欠点は価格が高いことです。これだけの高機能で静粛性も高いわけですから仕方ないのですが、導入には結構な覚悟のいる価格です。

重さ

本体が20kg近くあるので取り回しは結構大変です。不自然な姿勢で持ち上げると腰を痛めることもありそうです。できれば所定の位置に置きっぱなしで使えると良いと思います。

重いですが、脚は折りたためるのでフットプリントは小さめです。上に物を置いたりはできませんが、ローラー台である以上これは仕方ないと思います。

購入を迷ったら

価格のこともあって簡単には買えない製品だと思いますが、検討しているのであれば購入に踏み切られることをオススメします。値段なりの性能を持った良い製品だと思います。

別に自分は本格的にトレーニングをしたいわけではないから迷うな…という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は全く競技者要素はないものの、かなりKICKRを楽しんでいます。自転車が好きであれば決して猫に小判ではなく、買って損はない製品だと思います。

何といっても静かなので、気軽に屋内で運動ができるようになりました。主な導入の目的は冬場の自転車に乗れない時期のためですが、雨の日やちょっと時間があって身体を動かしたいときなどにも使えるので、グリーンシーズンでも重宝しています。

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