明通トンネル

国道143号の明通(あけどおし)トンネルに行きました。前回訪問したのは2016年の6月なので、ずいぶん久しぶりです。

国道143号は上田方面から青木村を経由して松本へ至る道路です。この情報だけ文字にすると非常に便利で重要な幹線道路のように思えますが、そもそも高低差500m近いワインディングの山道を越えていかなくてはならない上、明通トンネルは高さ3.5mの制限がかかっているため幹線道路としては使いづらい道路です。そのため交通量が少なく、逆に自転車で走るには結構楽しい道になっています。

登り口からの延長は11kmほどと長いのですが、平均勾配は5%前後であまり急勾配になるところはありません。後半登り10%の注意看板が2-3個出るのですが、そのような急勾配の区間は出てこないので肩すかしを食らいます。

以前エントリに書いたときにも触れていますが、現役最古の国道トンネルというタイトルホルダーです。もうちょっとこの点をアピールしてもいいように思います。

古い設計のトンネル故に大きい車は通れません。この国道143号は明通トンネルまでほぼ一本道なので、もし高さ制限があることに気づかずここまで来てしまうと大変です。そのため、このトンネルの存在はかなり手前の青木村内から複数回注意喚起されています。

パノラマというわけではないですが、トンネル前からの眺めはなかなかです。

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