Launchpad MK2でFL Studioを操作する

novationのLaunchpadシリーズはAbleton LiveやLogic Proをターゲットに作られているようなのですが、実はFL Studioでも特別な準備無く使うことができます。

FL Studioの公式ヘルプに詳しい情報があるのでそれを参考にしました。

Novation Launchpad MK2

[FL Studio Forum]

FL StudioでLaunchpadを使うときの設定

使い方は非常に簡単で、まずPCにLaunchpadを接続し、認識させておきます。

続けてFL Studioを起動し、上部メニュー”OPTIONS”→”MIDI Settings”と選択します。

正しくLaunchpadが認識されていればこの画面に表示されるはずなので、Outputの方はPORTを215に設定します。

Inputの方は”Enable”にチェックを入れ、Controller TypeでLaunchpadを選択します。Launchpadのバリエーションごとにプロファイルが存在するので、自分が使っているLaunchpadと同じものを選択します。こちらもポートを215に設定すれば設定完了で、早速使うことができます。

LaunchpadだけにパターンのON/OFFでライブ演奏をするのが真骨頂という感じですが、実は汎用のMIDIコントローラ的な使い方ができます。

MIDIコントローラ的な使い方

Launchpad用プロファイルには11個のMIDIコントローラ機能が実装されています。

最上段右から4つ目のボタンを押し、続けて最右列の2段目-8段目を押すことで1-7番目の機能にショートカットアクセスできます。

実装しているのはそれぞれ

  1. 仮想キーボード(C3-C7まで、緑が白鍵盤、黄色が黒鍵盤に相当)
  2. Cメジャー+SliceX(上段がCメジャースケール、下段がSliceXでスライスした音声データの再生)
  3. FPC(パッド左上がFPCのパッド16個分になる)
  4. 仮想縦フェーダー
  5. 仮想横フェーダー
  6. Grossbeat(左半分がタイムパターン・右半分がボリュームパターン)
  7. 仮想X-Yコントローラ

となっています。各機能間の移動は最上段の左から3つ目・4つ目のボタンでも可能で、1番から11番のどれかの機能を選択している状態で最上段左から3つ目または4つ目のボタンを押すと、各機能間を行き来することができます。

8-11個目の機能は、

  1. エオリアンスケールキーボード
  2. ハーモニックレイアウトキーボード(説明に自信がありませんが縦に隣り合ったパッドを押すとマイナーペンタトニックスケールの1・3・5・7音目が鳴ります)
  3. 曲の再生・停止とBPM調整
  4. システムコマンド(ピアノロールやミキサーの呼び出しなど、PCキーボードのファンクションキーなどに割り当てられている機能)

となっています。

まだそこまで使い込めているわけではありませんが、仮想キーボードなどはやはり便利です。コードを鳴らしてみるときにピアノロールを使うと結構面倒なので、複数の指で同時押しして鳴った感じをチェックできるのは便利だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれないコメントは投稿できません。