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余目駅

今回は新潟県の日本海側を白新線・羽越本線で北上し、余目駅で乗り換えました。
新庄や山形方面へはここから陸羽西線で行くことができるのですが、陸羽西線は2023年9月現在、沿線道路の工事のため長期運休となっています。

陸羽西線のホームには入ることができず、線路上にも草が茂っています。
余目の駅前です。

代行バスが酒田-新庄間で運行されており、今回はそちらを利用しました。乗車区間に相当する鉄道の乗車券があれば乗車できます。

駅前にバスが待機していましたが、実際に乗るバスは酒田方面から走ってきました。

バスはいわゆる観光バスなどで利用される大型のものですが、必ずしも陸羽西線の駅前や駅周辺が観光バスに対応した広さではありません。
しかしながら運転手さんは巧みにバスを操り、各駅前や駅付近の停留所をクリアしていきました。

道中は日中なら最上川の風景が見られて良さそうでしたが、あいにく時間帯が夜だったので見られず残念でした。

確かに通行した国道47号はカーブが多く、幅員もそれほど広くはないので、大型車の通行には不便そうな感じでした。工事中の区間については当初の見込みよりも完成が遅れるとの情報がありましたが、陸羽西線については予定通り2024年度末までの運休になるということです。

直江津駅

先日山形方面に鉄道旅行に出かけたので、道中のことを何回かに分けて記録しておこうと思います。今回は直江津駅です。

かつては長距離特急列車の発着も数多くあったという巨大な駅です。

糸魚川方面の写真です。
時々長大な貨物列車が通過していきます。
在来線特急時代のはくたかの痕跡が残っています。

0キロポスト

時間があったので駅のあちこちを見て回れたのですが、2番線の柏崎寄りの端付近に0キロポストがありました。

信越本線には0キロポストが2つあるのだそうで、直江津-新潟間は直江津駅設置のものを、高崎-直江津間は高崎駅設置のものを使っているそうです。信越本線は高崎からと直江津からのそれぞれで建設がされたため、このように0キロポストが2つある状態になっているとのことです。

ちなみに今なおホームの下に0キロポストがあります。

尾張一宮駅近くのラウンドアバウト

先日の青春18きっぷの旅で立ち寄った尾張一宮の駅近くに大きなラウンドアバウトがあったので写真を撮ってきました。

東口から延びるぎんざ通りという通りの先にあります。面白いのはこのラウンドアバウトに地下に一宮市営の駐車場があることです。

車ではなかったので中には入りませんでしたが、この駐車場は尾張一宮駅の駅前に至る大きなものだそうです。入口はこのラウンドアバウトのみらしいのですが、駐車場は駅前までつながっているので、降りた後に駅前付近に車を置くこともできるようです。

中央島に見えているのは地下駐車場の換気設備のようです。

こんな感じでラウンドアバウトの外周に沿って駐車場へ降りていくスロープがあります。

18きっぷ北陸本線の旅

来年の3月には北陸新幹線の延伸でJRの路線ではなくなってしまうので、北陸本線の敦賀-金沢間に乗りに出かけました。

ルート的には中央西線で名古屋方面に向かい、米原から北陸本線で敦賀-金沢と乗り通し、最終的にあいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道を経由して長野に戻ってくるというルートです。

敦賀駅や福井駅には既に巨大な新幹線用の設備がお目見えしており、準備の順調な進ちょくが感じられました。福井駅については駅前の再開発も進んでいるようでした。

乗った路線の中では、近場ですがえちごトキめき鉄道の市振-直江津間の区間が印象的でした。やはり長野で暮らしているとなかなか海を目にする機会がないので、海沿いを走る路線は魅力的に感じました。

尾張一宮駅は名鉄一宮駅と隣り合っています。
近江塩津駅です。

春の青春18きっぷ

JRが毎年春・夏・冬と発売している青春18きっぷを買いました。春の回に買うのは多分初めてだと思います。

列車番号123D-181Dという飯山線の列車に乗りました。長野から越後川口まで約3時間40分かけて走ります。

春と冬に関しては利用できる期間が約1ヶ月くらいと短いので、少々使いにくい感があります。今まで購入したことがなかったのも使い切らないまま期限切れになるのを恐れてでした。

しかしながらいざ実際に春に鉄道旅行をしてみると、夏の旅に比べて快適でとても気に入りました。

青春18きっぷはJR各社の各駅停車のみ乗り放題になるきっぷなので、どうしても旅行時間は長くなります。夏場に長時間電車に乗ると、駅で待つ時は暑く、電車の車内は冷房で寒いということが起きがちです。

これを一日繰り返すので、冷房対策などを適切に行わないと温度の変化で私の場合は体調を崩すことがありました。

春の鉄道旅行の場合は気温という観点で言えば車内外とも比較的過ごしやすい気温に収まるので、温度変化のことはあまり気にしなくて良いのがメリットです。私は長時間の電車移動自体はそこまで苦にならないので、春の18きっぷ旅行は非常に楽しめています。

次回も18きっぷを購入する時は春の回にしようかと思っています。

鬼無里のマンホール蓋

鬼無里のマンホール蓋は鬼無里オリジナルのものです。よく見る”鬼”の字をデザイン化したロゴがあしらわれています。

背景部分は紅葉・水芭蕉・裾花川(?)で構成されています。

旧鬼無里村時代からこのデザインなのかは分かりませんが、地域の自然景観がうまくデザインに盛り込まれた秀逸なデザインだと思います。

鬼無里フットパス しらひげの杜コース

先日鬼無里を訪問した際に、偶然見つけたので歩いたのが表題の”鬼無里フットパス しらひげの杜コース”です。

鬼無里には西側の両京地区にもフットパス第一弾が整備されています。今回歩いたルートはそれに次ぐ第二弾のようです。

そもそもフットパスとは

フットパスというのはイギリス発祥の”歩くための道”を指すそうです。日本にもいわゆる”遊歩道”が整備されている場所は多いのでそういったものと同じにも思えますが、様々な説明を見ているとありのままの町並みを楽しめる道、という意味合いの説明が多くあるので、人為的に整備した歩道とはちょっと趣が違うように思えます。

鬼無里では観光振興会主導でこのフットパスのルート作りに取り組んでいるようです。

白鬚神社からスタート

フットパスのルートをルートラボに落としてみました。

本来は旅の駅鬼無里の前からスタートですが、フットパスの存在に気づいたのが白鬚神社の鳥居前だったので、実際に歩いたのはそこからになります。ルートの西端についても今回正福寺までは歩いていません。

神社の前に立派なルート図ができていました。
神社の前の様子です。

神社の前にはミニギャラリーと、非常に貴重な公衆トイレがあります。右の建物は恐らくホタルのシーズンに屋台のような形で使っているのではないかと思います。

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冬の鬼無里遠足

せっかくなのであえて冬に鬼無里に出かけてきました。結果から言うと非常に楽しかったので、概要をご紹介します。

冬の鬼無里までのアクセス

鬼無里は長野市中心部から20km程離れていますが、標高が300mほど高く、地理的には白馬に近いため豪雪地帯です。アクセス道路である国道406号も雪や凍結の影響があるため、今回は路線バスで訪問しました。

路線バスはアルピコ交通が74系統鬼無里線として運行しています。所要時間は1時間14分、料金は片道1,200円です。休日の運行本数はごくわずかなので、実際は8:13長野駅発か11:33長野駅発のどちらかで行くことになると思います。時間を長く使えるので、8:13発の便がオススメです。

ちなみに、更に東京からのアクセスという観点で考えると始発であるかがやき501号(6:16東京発-7:38長野着)が間に合います。東京駅を6:16に出られれば9時過ぎには鬼無里入りできるというわけです。

バス乗り場は善光寺口にある7番ですが、正面のロータリーではなく道路を渡った反対側になるのでご注意下さい。

ドンキホーテ方向に横断歩道を渡り、左に曲がった先です。

バスで鬼無里へ

バス乗り場にはスキーやスノーボード目的と思われる方がかなり長い行列を形成していて心配になったのですが、それらの方々のお目当ては鬼無里行きのバスではないようでした。

結局、鬼無里行きのバスに乗ったのは私だけで、元々乗っていた方も途中で降りてしまったので、長野市街から最後までの乗客は私のみでした。これはなかなか珍しい体験でした。

国道406号は自転車で何度か通っているのでよく知っている道ですが、バスで通ると結構な山道に感じました。かなりワインディングが厳しいので、車酔いしやすい人は要対策かもしれません。

山道ですが運行するバスは特別小型ということはなく普通の中型バスなので、運転士さんの技を見られるのもこの路線の面白さです。後ろに速い車が来れば適宜譲り、下り坂ではエンジンブレーキで抑速、そしてバス同士の離合など見どころがたくさんあります。

そうこうしている間に銚子口トンネルを抜け、鬼無里に入りました。今回は鬼無里神社から両京地区まで往復の予定だったので”鬼無里仲町”停留所で下車しました。ここはちょうど”町”地区の中心にあたるバス停です。

町から白髭神社へ

鬼無里神社ですが、鳥居の前に縄が張られていました。降雪で危険だからかとも思いましたが、何にしても何かしらの事情はありそうだったので、境内には入りませんでした。

鬼無里のメインストリートです。基本的に国道406号はかなり入念に除雪されており、塩化カルシウムも散布されています。国道沿いは長野市街と同じ感覚で歩けます。

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大月始発の東京行き

先日の長野行きの帰りで、列車番号1612Mという16:13に大月の駅から始発となる東京行きの列車に乗りました。

これはE233の10両編成で、しかも大月駅は改札や乗り換え階段が甲府方に寄っているため、先頭車両まで移動すると休日の帰宅時間帯にも関わらず空いていて、なかなかに快適でした。さすがの輸送力が頼もしく感じました。

中央東線は輪行に限らなくても休日の行き帰りの時間帯が混雑しがちなのでちょっと苦手意識があったのですが、この大月始発の東京行きをうまいこと使えば各駅停車の旅行に便利そうです。

 

あざみの佃煮

鬼無里のお土産、今度はちょっと上級者向けのあざみの佃煮です。

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あざみというのは原っぱなんかに生えているピンク色のチクチクした花が咲くあれです。鬼無里ではよく食べられているそうです。鬼無里の有名なおやき屋さん、いろは堂のおやきの具にも”あざみ”があります。

あざみの種類としては水辺に生えている”沢あざみ”という種類なんだそうです。恐らく、平野部の人間が想像するあざみとは違う種類と思われます。

161115_02長野森林組合の企画商品なので、キャップには森林組合のマークが入っています。

161115_03中身はこんな感じで、細かく刻まれた茎という感じです。味は濃い目についており、ご飯が進みます。山菜のようなほろ苦さがありますが、食べにくいほどではありません。

ちなみにこの佃煮はシリーズ商品になっていて、ふきや野沢菜などのラインナップもあります。鬼無里らしいもの、ということであえてあざみをご紹介した次第です。