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OSクリーンインストール時のDeckadance2のアクティベーション

Windowsを入れ直したところですが、Deckadance2は再度インストールしてアクティベーションできるのか試してみました。

結果から言えば問題なくできました。方法は以前ご紹介した、

  1. 本体のPreferences → Registrationに入り、認証用のcrqファイルを発行
  2. Cakewalkの認証サイトにアクセスして、ログイン
  3. ログイン後、crqファイルをアップロード
  4. 認証に成功すると、Deckadance2に読み込ませるdatファイルをダウンロードできる
  5. datファイルをDeckadance本体に取り込んでアクティベーション完了

の一連の操作でOKでした。

Cakewalkのアカウントに入れなくなると認証のプロセスも通らなくなってしまうので、Cakewalkのアカウントの管理には気をつけたいところです。

Deckadance2のライブラリデータで環境を復元する

Deckadance2のライブラリからはバックアップデータ(メタデータ)を出力することができます。

これはSQLiteのデータなのでビューアを使ってテーブルの構造を確認できます。

個別の曲のデータを見てみると、曲の識別は保存場所のパスとファイル名で行われているようです。なので、もし仮にクリーンインストール等でDeckadance2の環境を復元する場合は、曲データは全く同じパスに存在しないとバックアップデータからライブラリを復元することはできなくなります。

(曲データが別のパスにある状態でバックアップデータからライブラリを復元した場合、ライブラリに曲の情報は追加されるのですが、それぞれ”行方不明”という取り扱いになってしまうようです)

なので、環境復元の際は曲データのパスも同一になるように注意する必要があります。

大技ですが、データベースのパスを直接書き換えてしまえば曲データのパスが変わっても問題ないかもしれません。こちらは未検証ですが、理屈の上では可能な手段だと思います。

Deckadance2のライブラリデータベース

Deckadance2のライブラリはデータベースのファイル(SQLiteの形式)で以下の場所に保存されています。

[Windowsをインストールしたドライブ]:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\SongManager

dd_music_library.sqlite という名称のファイルがデータベースファイルです。DB Browser for SQLiteで見てみると、どうもファイル名+保存場所で個別のファイルを識別し、IDを付番しているように見えます。

データベースそのものが曲名やアーティスト名のフィールドを持っていて、mp3やflacの場合はここにファイルが元々持っているタグ情報がコピーされているようです。

場所が場所なので直接操作することはまずないと思いますが、このファイルを消すと当然Deckadance2上のライブラリも消滅します。

Deckadance2の”Libraly”という表示の上で右クリックをすると dd_music_library_yyyy-mm-dd_(○h○m○s).sqlite というファイル名称のライブラリのバックアップを取ることができますが、このバックアップはまさにこのファイルのことを指します。曲データそのものをバックアップしていないという点には注意が必要です。

たまにバックアップを取って別媒体などに保存しておくと、DJ用PCに不測の事態があっても使い慣れた環境の復元に役立つと思います。

 

Deckadance2のファイルブラウザでタグ情報を編集する

Deckadance2のファイルブラウザには曲データのタグ情報を編集できる機能がついています。

特段使いやすいというわけではないのですが、曲名や作者などをダブルクリックすれば編集ができます。

ちょっと面白いのはwavファイルについても情報を書き込めることです。wavファイルは仕様上タグ情報を持てないと思っていたので、どういう仕組みになっているのかがいまいちよく分からないのですが、持っている曲データにwav形式が多く、管理が大変だという場合は便利なのではないかと思います。

うちにもそれなりにwavファイルがあり、今まではファイル名で管理をしていました。やはりアーティスト名などもあった方が曲のピックアップが楽です。

 

Deckadance2.51がリリース

リリースはちょっと前ですがご紹介しておきます。

Behringer製品に付属していたLE版からのレジストレーションのトラブルが解消しているそうです。

Deckadanceをコントローラのバンドル品として入手された方も多いと思うのでこれは朗報だと思います。

 

その他、MIDIスクリプトの追加・改修などが行われているようです。

Deckadance2.5のアクティベーション

無事にライセンス移行は終わりましたが、後続の手続きでライセンスのアクティベーションがあるということだったのでやってみました。
PreferencesのAbout欄にRegistration stepsということで手順が書かれています。
151130_01
1の手順で自分のDeckadance2のエディションに応じたボタンを押します。

すると、*.crqという拡張子のファイルが出力されるので、分かりやすい場所に保存します。
次に2のActivation Websiteボタンを押すと、上記の*.crqファイルをアップロードできるようになっています。
ファイルをアップロードすると、*.dat拡張子のアクティベーション結果ファイルがダウンロードされます。

*.datファイルを分かりやすい場所に保存して3のImport Activation Responceを押して先ほどの*.datファイルを読み込みます。

手順3までを終えるとシリアル表示欄にシリアル番号が表示されます。
Image-Line時代からのユーザの場合は最初はImage-Lineのシリアル番号が表示されていますが、この手続きを行うことでStanton版のシリアル番号が付きます。

アクティベーションによるメリット(と同時にアクティベーションしないことによるデメリット)は現状不明ですが、
今後のアップデートの条件になる可能性もあるのでアクティベートしておきました。

Image-Line→GibsonのDeckadance2ライセンス移行方法

先日CakewalkのサイトでImage-Line版のDeckadance2のシリアルコードを変換することでライセンス移行ができる、という情報をご紹介しましたが、
Image-Lineアカウントを持っていたユーザ向けの移行方法が追加されています。

Deckadance2 – Demo, Purchase, Help and Support Information
[gibson.com]

ライセンス移行に当たってはCakewalkのアカウントを作る必要がありますが、
CakewalkアカウントのメールアドレスとImage-Lineアカウントのメールアドレスが同一であればライセンス移行は自動で行われるそうです。

イメージとしてはCakewalkのアカウントを作った時点で何も買っていないにもかかわらずDeckadance2を持っていることになっている、という感じです。
メールアドレスだけでライセンス移行しているとは思えないので、恐らくアカウント内に保持している氏名情報などを照合しているものと思われます。
Image-Lineアカウントを既に持っていて、これからCakewalkアカウントを作る際はメールアドレスと自分の情報をImage-Lineアカウントと同様にしておくとスムーズに移行できるのではないでしょうか。

自動的に移行できなかった場合は、シリアルコード変換が必要だそうです。
Image-LineアカウントにログインするとMy Accountの画面にも移行方法が詳しく出ています。分かりやすく書いてあるのでこれも参照してみると良いと思います。

ちなみに自分の場合は今日改めてCakewalkアカウントにログインしてみたところ、Deckadance2.50を持っていることになっていました。
6月頃からのDeckadance2売却の動きもこれで一段落ついた感じで、安心しています。

Deckadance2.xのライセンス移行

しばらく動きのなかったDeckadance2に多少情報のアップデートがありましたのでご紹介します。

まずようやくGibson版のサイトができました。

Deckadance2
[stantondj.com]

サポート用のフォーラムはこちらです。

Deckadance2 Forum
[gibson.com]

気になるライセンス移行の情報がフォーラム内に掲載されています。
まずライセンス移行の方法としては、cakewalkのアカウントを作成した上で20桁のシリアルコードを入力することでライセンス移行(変換)が行えるようです。

ライセンス移行の対象となるバージョンはDeckadance2.x系とのことです。
1.x系からの移行はできないようです。

ライセンス移行の対象とならないバージョンとして、

・既にサポートを終了したバージョン
・ハードウェア付属のライセンス

が挙げられています。前者はともかく、後者は気になるところです。
「ハードウェア付属で入手して、それ以来アップデートしていないバージョン」のみが移行の対象にならないのか、
「ハードウェア付属で入手して、常に最新版にアップデートしているバージョン」も含めて以降の対象にならないのかでかなり違いがありそうです。

Image-Lineから直接ライセンスを購入したバージョン(レジストリコードでアクティベートしている場合)については、ライセンス移行方法の準備中だそうです。
シリアル番号はImage-Lineのサイトにログインして MY ACCOUNT→MY LICENSES でDeckadance2を選ぶと確認することができます。
下の方に地味に書いてあるのでご注意下さい。

Deckadance2の近況

Image-LineからStanton(Gibson)に売却されたDeckdance2ですが、全く動きがなく心配しています。
一応Gibsonのサポートフォーラムはあり、多少のやり取りが行われているようです。

Deckdance2 Gibson Guitar Board
[gibson.com]

gibsonのスタッフによる「DD2.5がもう間もなく登場予定」という書き込みもあるのでトラブルなどではないと思いますが、
相変わらず本体の配布はImage-Lineからになっていますし、完全に移行したと言える状況にはないように思います。

Deckadance2のGibsonへの移行状況

5/14付けで移行が発表されていますが、まだ完全に移行が完了したとは言えない状況のようです。

まずImage-LineのWebサイトからDeckadance2が購入できなくなっています。
体験版はダウンロードできますが、製品版のライセンスを購入することはできません。
Gibsonのサイトでも販売されていないので、このエントリを書いている時点ではオンラインでDeckadance2を購入できない状況です。

Gibson側の様子を見てみると、とりあえずフォーラムはできているようです。

http://forum.gibson.com/index.php?/forum/154-deckadance2/
[gibson.com]

ただしトピック内で案内されている情報は全てImage-LineへのリンクなのでまだGibson側の準備は整っていないようです。
ちょっと宙に浮いてしまっている感があるので早い段階でライセンスの問題やサポート体制等判明してほしいものです。