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Vivaldi5.5がリリース

デスクトップ版Vivaldiのバージョンが5.5になりました。

デスクトップ版 Vivaldi 5.5 – ブラウジング速度が向上し、タスクパネルでスケジュールの管理が可能に

[Vivaldi ニュース]

Vivaldiの機能を拡張してくれる”パネル”に新たにタスクパネルが加わりました。

これはいわゆるTo-Doリストで、タスクの未完了・完了を管理できます。タスクには締め切り日時や繰り返しの指定、場所の指定やURLの追加もでき、オプション機能ながらかなり充実した内容となっています。Vivaldi内蔵のカレンダーとも連動できるので、更にブラウザでまとめて管理できる事柄が増えました。

この他、アドレスバーを利用したアクションに関係するコードを見直したのでアドレスバーによる検索などの挙動が高速化しているとのことです。

Vivaldi5.4がリリース

デスクトップ版Vivaldiの5.4がリリースされました。

デスクトップ向け Vivaldi 5.4 リリース – ウェブパネルのミュート、ロッカージェスチャーのカスタマイズが可能になり、さらに Vivaldi メールを改善

[Vivaldiニュース]

大きな更新としてはWebパネルのミュートが可能になったこととロッカージェスチャーの強化が挙げられています。

Webパネルのミュート

Vivaldiは左横にパネルというUIが表示でき、ブックマークや閲覧履歴などにアクセスできます。元々用意されているパネルの機能に加えてWebサイトを追加することができ、追加するとメインのタブの左横に別途Webサイトを表示させることができます。

従来はこのパネルに表示したWebサイトの音声をミュートすることはできなかったそうなのですが、今バージョンからはミュートできるようになったそうです。

ロッカージェスチャーの強化

Vivaldiにはマウスを利用したジェスチャー操作としてロッカージェスチャーという操作があります。これはマウスの左ボタンを押しっぱなしにしたまま右ボタンを押すというもので、ブラウザの進む/戻る操作に利用可能でした。マウスを動かさずに操作ができるのが便利なポイントです。

今回ロッカージェスチャーが強化され、新たに”右ボタンを押しっぱなしにしたまま左ボタンを押す”という操作もジェスチャーとして利用可能になりました。

また、ジェスチャーに任意の操作を割り付けることも可能になったので、例えばタブを開く/閉じるなどに割り当てて使うこともできます。

Vivaldiのメールクライアントが正式リリース

Vivaldiに組み込まれているメールクライアントがついに正式版になりました。

A powerful email client built right into your browser

[Vivaldi.com]

Vivaldiの前身であるPrestoレンダリングエンジンを採用していた頃のOperaには”m9″という名前のメールクライアントが内蔵されていました。

Vivaldiには当初メールクライアントはありませんでしたが、旧Opera以来のユーザーから要望があったのか試験的な機能として2021年頃から搭載されていました。そして今回正式な機能としてリリースされたとのことです。

メールクライアントはF4キーで呼び出せるパネルの中に格納されており、起動するとタブの1つとして起動します。見た目はm9によく似ていて、ローカルにデータを持つことによりオフラインでもメールの検索ができるところなど、コンセプトも引き継がれているように思えます。

最近はWebベースで全てメールのやりとりが完結するようになってしまっているので、個人用のメールクライアントという存在はかなり目立たなくなってしまったように思います。そういった中で昔ながらのスタイルを維持しているVivaldiのメールクライアントは貴重な存在だと思います。

Vivaldi5.3がリリース

バージョン5.3がリリースされました。今回のバージョンではツールバーが簡単にカスタマイズできるようになっています。

デスクトップ向け Vivaldi 5.3 リリース – 新しいツールバー編集機能でブラウザをカスタマイズ

[Vivaldi blog]

ツールバーのカスタマイズ強化

ブラウザ下部のツールバーは元々ちょっとしたレイアウト変更などができましたが、今回のアップデートで何を表示するかも含めてより好みに合わせたカスタマイズが可能になっています。

カスタマイズ操作も非常に直感的で、思った通りの配置ができるようになっています。

項目ごとの設定リセット

地味にありがたいアップデートが設定項目を個別にリセットできるようになったことです。Vivaldiは非常にカスタマイズ性の高いブラウザなので、あれこれ触っているうちに元に戻せなくなることがあります。

こういう時に設定をリセットするとデフォルト設定に戻せるのですが、ありとあらゆる設定をデフォルトに戻したくない場合も多くあります。バージョン5.3からは設定項目ごとのリセットが可能になったので、タブの設定だけリセットするといった細かい操作ができるようになっています。

Vivaldi5.2がリリース

デスクトップ向け Vivaldi 5.2 をリリース – リーディングリストのパネルと、ブロックしたトラッカーと広告の統計バーを追加

[Vivaldi ニュース&アップデート]

メジャーバージョンの5.2がリリースとなりました。

リーディングリスト

リーディングリストはお気に入りに入れるほどではないものの、Webページを一時的に記録しておきたいという時に便利な機能です。記録しておきたいページを開いてリーディングリストパネルの+ボタンを押すだけでリストに追加ができます。

リストに追加したページは既読/未読のステータスを管理できるので後で見返す時にも便利です。

しかもVivaldiの特徴としてモバイル版との同期が可能なので、例えば出先でモバイル版を使ってページをリーディングリストに入れておいて、家に戻ってからデスクトップ版でゆっくり読むなどといった運用が可能です。

トラッカーと広告の統計バー

スピードダイヤルの上の部分にVivaldiを使っている時にブロックしたトラッカーと広告の統計情報が表示されるようになりました。

それぞれの数はWebサイト別、トラッカーの種類別に集計されて表示されるので、どのサイトに広告やトラッカーが多いのか、どの種類のトラッカーが多く利用されているのかが簡単に確認できます。

Vivaldi5.1がリリース

バージョン5.1がリリースとなりました。

デスクトップ版 Vivaldi 5.1 リリース – タブバーでの横スクロールとリーディングリスト機能を追加

今回の目玉機能はタブバーを横スクロールできるようになったことだそうです。Vivaldiでは以前からタブを大量に開いたときの使い勝手にこだわっていて、タブをスタックする機能やスタックしたタブを2段で表示する機能が実装されていました。

そんな中今回更にタブバーが横方向にスクロールできるようになりました。

デフォルトではオフになっていますが、オンにするとタブバーの上でマウスホイールを動かすことでタブバーが左右にスクロールします。

特にモバイル機器など画面サイズの小さい機器においては便利そうに感じます。タブスタックを2段表示にしている場合は上下それぞれの段がスクロール可能になります。

Vivaldi5.0がリリース

Vivaldiがメジャーアップデートされ、バージョンが5.0になりました。

デスクトップ版 Vivaldi 5.0 リリース テーマの共有機能、自動翻訳機能を備えた翻訳パネル登場

[Vivaldi blog]

今回のバージョンではテーマ機能に大きな改良がありました。

Vivaldiはテーマ機能によりブラウザの見た目を変更できます。単に変更できるだけにとどまらず、時間帯によって複数のテーマを切り替える、ホームオートメーションと連動させる形で自動的にテーマの配色を変更するなどユニークな機能を搭載しています。

今回のバージョン5.0ではテーマがより細かくカスタマイズできるようになったほか、テーマをzipファイルの形式でエクスポートできるようになりました。

作成したテーマはVivaldi.netに投稿することもでき、今回Vivaldiではテーマカスタマイズ機能の拡充を記念して投稿テーマコンテストを行うということです。

Vivaldi.netの投稿テーマが増えてくると気軽にテーマの着せ替えができて楽しそうです。私はあまりこういう美的感覚に自信がないので、出来の良いテーマをピックアップできるようになると大変助かります。

Vivaldi4.3がリリース

バージョン4.3がリリースされています。

デスクトップ 版 Vivaldi 4.3 – 広範囲に渡るアップデートに注目:Google Idle API のデフォルト無効、キャプチャー機能、ダウンロードパネル、同期に関する改善、翻訳機能に新たに 68 の言語を追加など

[Vivaldi blog 日本語版]

上記エントリのタイトルにある通り、今回のバージョンではかなり様々な要素に対して追加・更新が入っています。

中でも目玉はスクリーンショット撮影機能で、任意のサイズのキャプチャが可能になったほか、UIも刷新されて使いやすくなっているとのことです。

スクリーンショットと言えばWindowsにはアプリの”切り取りとスケッチ”がありますが、Vivaldiのキャプチャ機能がちょっと優れている点として”Webの記事全体をキャプチャできる”ことがあります。

通常画面のキャプチャは画面に表示されているものしかキャプチャできませんが、Vivaldiのキャプチャで長いWeb記事をキャプチャすると、スクロールしないと見えない最下部に至るまでキャプチャをしてくれます。これはなかなかユニークだと思います。

そのほか、キーボードショートカットに加えてOpera以来のマウスジェスチャーに機能を割り付けることも可能なので、Windows+Shift+Sで起動する”切り取りとスケッチ”より多彩かつ手軽な起動方法を指定できます。

そのほかの要素で言うとダウンロードパネルの更新は地味ですが便利になったと思います。従来はプログレスバーと現在のダウンロード速度を表示するスタイルでしたが、今回のバージョンからはダウンロード速度の折れ線グラフが表示されるようになっています。大きいファイルをダウンロードする時には役に立ちそうです。

Vivaldi4.2がリリース

バージョン4.2がリリースとなりました。今回のバージョンは比較的小規模な改修という感じになっています。

プライベートな翻訳機能が進化し、選択したテキストを好きな言語に翻訳できるようになりました!

[Vivaldi blog 日本語版]

今回のバージョンでは内蔵されている検索機能が進化し、アドレスバーの翻訳ボタンからのページ全体検索に加えて、テキストを選択した上でコンテキストメニューから部分的に翻訳が可能になりました。

テキストを大ざっぱにはなんとか読めたけどここだけは翻訳したいという場合に便利です。翻訳範囲もページ全体に比べて小さくて済むので、その分レスポンスも良くなっています。

翻訳エンジンはLingvanex社が提供しているもので、翻訳処理されたテキストやWebサイトの情報は全く収集していないのが売りとのことです。

Vivaldi4.1がリリース

Vivaldi4.1がリリースされました。
新機能が2つ追加されています。

アコーディオンタブとコマンドチェイン機能が加わって、Vivaldi の多様性がさらにアップ

[Vivaldi blog日本語版]

Vivaldiは以前からタブを重ねておくことができましたが、スタックしたタブの表示スタイルにアコーディオンというスタイルが追加されました。

これはスタックしたタブを展開した時に水平方向に展開するというものです。上下2行にタブを展開すると画面の縦幅が圧迫されて気になる…という方にはに便利そうです。

コマンドチェインはいわゆるマクロ的な機能で、Vivaldiの様々な機能を任意の順番で組み合わせて一括実行することができます。

各種操作に加えて待ち時間を挟むこともできるので、ページを開いて読み込み時間の分を待った上で○○…といった構成も可能です。

複数のページを開いた後にタイリング表示する、特定のページを開いてフルスクリーン表示するといった構成例が紹介されています。