Windows7」カテゴリーアーカイブ

USB機器接続時にコード38エラーが出る問題

自分のPCではないWindows7(x64)機での出来事なのですが、USB機器(マスストレージクラス)を認識しなくなることがあって困るという相談を受けました。

症状は以下の通りだそうです。

  • 普段は問題なく使えているが、時々認識に失敗する
  • その際に再接続すると、「Windows は、このハードウェアのデバイスドライバーの以前のインスタンスがまだメモリにあるため、このデバイスドライバーを読み込めません。」というエラーが出て再認識はできない

原因が今ひとつよく分からなかったのですが、メモリに前のドライバのデータが展開されたままなら再起動して消してしまえば良いのでは…と思ったので再起動してもらったところ、解消したようでした。

ただ、発生のたびに再起動しなければならないのは困るので、あまり頻発するようなら同様の後継製品に買い換えても良いのでは?という話と、中身のデータは別のデバイスにもバックアップを持っておいた方が無難という話はしました。

何が原因でメモリ上にドライバのデータが残ってしまうのかが、ちょっと引っかかっています。

 

現行CPUにWindows Updateの適用が不可能に

以前から「Win7+最新ハードウェアの組み合わせは運用困難になる」と言われていましたが、動きがあったようです。

Windows 7/8.1と最新CPUの組み合わせで更新プログラムが適用不可に、Microsoftがヘルプページで明かす

[Internet Watch]

Microsoftのブログで声明文のようなものが出ても良いような気がしますが、今のところはエラーのヘルプページのみが用意されているようです。

ところでASUSのRyzen用マザーボードの製品ページを見ていると、ドライバのコーナーにはWin10用と、なぜかWin7用も用意されています。なので、もしかするとMicrosoftの方針が一転して、2020年まで最新ハードにもパッチが適用されるのではないかと少し思っていました。

今回の動きから見て、やはり当初の発表通りということになりそうな情勢です。

Win7/8.1用のロールアップ月例パッチが提供開始

8月頃から予告はされていましたが、10月配信分から開始となったようです。

MS、Windows 8.1/7の月例アップデートを1つのプログラムにまとめる“ロールアップモデル”に変更

[Internet Watch]

知人から最近Windows Update関連の質問を受けることが多いので、恐らく世の中の色々な端末でWindows Updateが終わらない、エラーが出る、といった問題が起きているのではないかと思います。

このロールアップモデルの導入で多少でもトラブルが減ると良いと思いますが、特にWin7についてはリリースから時間も経って環境が相当細分化していると思うので、作ったMicrosoftにしてみても個別の環境で発生するエラーをコントロールするのは難しいのではないかという気もします。

Win7/Win8.1のWindows Updateが月1つに

窓の杜さんに興味深い記事が載っていました。

もう家にWin7機がないのであまり気にしていなかったのですが、結構大きい変更に思えたのでご紹介です。

Windows 7 SP1/Windows 8.1のアップデートが10月から月例の“ロールアップ”方式に

#モリトーク 月1回の苦痛から開放されそうなWindows 7

[窓の杜]

10月からはWin7/Win8.1の月例のアップデートがロールアップ形式(複数のアップデートを1まとめにした形式)で提供されるそうです。

これにより、アップデート毎の依存関係によるトラブルを軽減したり、アップデートにかかる時間を短くしたりできる見込みだそうです。

また、既報の通り過去のWindows Updateを集約したアップデートファイルも公開されているので、それらの上にロールアップ版のアップデートを積み重ねていけばトラブルの回避が見込める、ということです。

Skylake搭載マシンのWin7サポート短縮が撤回

撤回するなら最初からサポート短縮を考えない方が良かったのでは…と思います。

Windows 7/8.1搭載Skylake PCのサポート期間短縮は結局撤回に

[PC Watch]

Skylake搭載PCについてはWin10へのアップデートの動機付けとして、「無料でWin10にできるから」、という理由以外にこの「サポート期間が短くなるから」という理由もありました。

ただ、サポート期間が最初のアナウンスより短くなるというマイナス方向の動機付けでしたし、「Skylakeの性能を引き出すには最新のOSの方が良いから」という理由もちょっと無理があったように思います。

Skylake搭載のWin7マシンについては、これで他のCPU搭載マシンと同様2020年まで使おうと思えば使えるのですが、秋冬に登場するKabylakeとAMDのBristol RidgeがWin7/Win8.1をサポートしないのは変わりません。新たにWin7マシンを組んでおきたい、という場合は現行プラットフォームがラストになります。

Windows7のWindows Updateを短縮する方法

以前Windows7のWindows Updateがなかなか終わらないということでエントリを書いたのですが、

Windows7でWindows Updateができなくなる問題

[heboDJ.net]

@ITに詳細なトラブルシューティング方法が紹介されていました。

終わらないWindows 7のWindows Updateの問題を解決する

[@IT]

ポイントはブラウザをIE11にすることと、山ほどあるパッチの中からWindows Updateクライアントに関わるものをまず手動で実行することということです。これはなるほど、と思わされる内容でした。参考にしたいです。

Windows7 SP1用のパッチ詰め合わせ

マイクロソフトがWin7SP1を2016年4月時点での最新状態に一気にアップデートしてくれるパッチの詰め合わせを提供し始めたそうです。

Microsoft、Windows 7 SP1を一発で最新にするパッケージを提供~何度にも渡るアップデートと再起動が不要に

[PC Watch]

もっと早いうちから提供してくれればありがたかったのに…と思いますが、今後もWin7を使う場合はクリーンインストール時に重宝しそうです。

Win7は提供されたパッチが多いゆえか、我が家ではWindows Updateに絡むトラブルがよく起きています。Windows Updateのトラブルはパッチのインストール順や整合性が原因になることが多いそうなので、公式に1パッケージにまとまっているものがあれば、トラブル回避にもなるのではないかと思います。

Windows7のテーマが勝手に変わる現象

先日「パソコンの画面が黒くなってしまった」という相談を受けました。あんまりに相談内容が大ざっぱなので、デジカメでデスクトップの写真を撮って送ってもらったところ、どうもテーマがハイコントラスト系のテーマになっているようでした。

最初はVGA関連のトラブルかと思っていたのですが、結局テーマを元に戻しただけで一件落着となりました。

相談者に聞くと「デジカメの写真を取り込もうとしたらフリーズして、電源長押しで再起動したらこうなっていた」とのことです。

よくVGAのドライバのトラブルでテーマがデフォルトに戻るとかクラシックテーマになるという話は聞いたことがありますし、うちでも過去に発生例があるのですが、ハイコントラストになるというのはどうも原因がよく分かりません。

フリーズした時に実は画面以外は普通に動いていて、その間の操作を受け付けてテーマが変わってしまったという推理もできますが、なかなか適当に操作してテーマがハイコントラストにはならないと思います。直ったので良かったのですが、ちょっと気になる話でした。

Windows7でWindows Updateができなくなる問題

デュアルブートにしているので環境はあるのですが、しばらく起動していなかったWin7を起動してあげました。
メンテナンスでもするかなと思い、Windows Updateをかけていたところ、更新プログラムの確認から進まなくなってしまいました。

こういう場合、いくつか取れる対策があります。

【2016/05/29追記】

@ITに詳しい対策が載っていましたのでまずはこちらからお試しになるのが良いかと思います。

終わらないWindows 7のWindows Updateの問題を解決する

[@IT]

 

【ここから元のエントリ】

1.fix it 50123
おなじみのお任せ修理プログラムfix itです。Windows Updateのトラブル用のものがあり、これはWindows Updateのトラブルシューティングからアクセスできます。

2.WindowsUpdateDiagnostic
これも上記のfix itと似たような感じのツールです。環境を診断するためのファイルの収集からレジストリ修復まで結構色々とやってくれるようです。
結果のレポートも出るので、詳しい人に相談する場合の情報提供にも使えます。

Windows Update のトラブルシューティング ツールを開く
[microsoft.com]

3.Windows 7 用のシステム更新準備ツール
こちらも似たようなツールです。ファイルサイズが特に大きいのが特徴です。

Windows 7 用のシステム更新準備ツール (KB947821) [2014 年 10 月]
[microsoft.com]

これは試してみたのですが、冒頭の”このコンピュータ上の更新プログラムを検索しています”から進みませんでした。

お任せ修理系が3つともダメだったのでもう少し具体的な対策を試しました。
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Windows7のパッケージ版を買う

Windows8.1のパッケージ版が発売されるのに伴ってWindows7のパッケージ版は出荷終了になるそうです。

日本マイクロソフト、Windows 8.1パッケージ版を18日に発売 ~Windows 8.1は13,800円、同Proは25,800円
[PC Watch]

古いゲーム等の実行環境としてWindows7 Professional(と、XPモード)は手元に残しておきたいと思っていました。
しかし以前使っていたDSP版のWin7 proのライセンスはアップグレード版Win8の土台に使ってしまっているので、Win7のライセンスがもう1つ欲しいところでした。

ここでDSP版をもう1つ買うかパッケージ版を買うかは迷うところです。
ただ将来的にどういう形でWin7の実行環境を残すかはっきりしなかったので、買うなら念のため融通の利くパッケージ版かと思っていました。

そこで出荷終了の話が出てきたのでもう買ってしまおうということで調達したわけです。
高価なのですが後々の不測の事態には対応しやすいと思うので、保険的な意味合いもこめてのパッケージ版です。