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オプション設定(11)ヘルプ

そのままですが、ヘルプが読めます。
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1.x系のヘルプは確か簡単なpdfファイルだったように思うのですが、2になってからはImage-Lineの公式サイトにもFL形式の詳細なHTMLヘルプが用意されました。
内蔵のヘルプ機能で読めるのは同じ構成のヘルプです。

オプション設定(9)製品の登録

製品の登録はオプション設定でもできるようになっています。
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Image-Lineの製品をWindowsで使う場合、ライセンス情報が書き込まれたレジストリエントリを実行する必要があります。

こんな感じです。

通常、レジストリエントリを実行した上でアプリケーションを起動する場合が多いと思うのですが、画面中央のRegisterボタンでもレジストリエントリを読みこませることができます。

オプション設定(8)リモートコントローラ

重要な機能、MIDIコントローラの設定です。
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コントローラ自動検出 – “Press to scan for attached controllers”のボタンを押すとPCに接続されているMIDIコントローラを検出します。

コントローラ選択 – Deckadanceは市販されている様々なコントローラに対応しています。”Change selected controller”のボタンを押すとコントローラを選択できます。
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結構色々対応しています。自分の使いたいコントローラがない場合は、Generic Controllerにしておきましょう。
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オプション設定(7)VSTプラグイン

DeckadanceにVSTプラグインを登録して使用するための設定です。
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Scan&Verifyボタン – パソコンの中のVSTプラグインを検索して登録します。うちにはそんなのないし…という方も試しに一度押してみて下さい。Deckadance2にはEffectorというエフェクト用VSTプラグインが付いているので、それを登録することができます。
その右側のDisable plugin popupsは何のためのチェックボックスなのかイマイチ不明です。Deckadance上でVSTの画面を開かないようにする設定かと思いましたが、違うようです。

リスト – スキャン後に登録されたVSTプラグインは画面中央のリストに表示されます。

VSTルーティング – ここのチェックを入れると、各VSTプラグインからの出力がマスター出力に直接流れます。DJ向けのVSTプラグインならまずはエフェクト系でしょうが、楽器の心得のある方なんかはこのチェックを入れて、ジェネレータ系のVSTプラグインなんかでもう一味加えてみるのも面白いかもしれません。

オプション設定(6)コントロールCDの作成

Deckadanceは本体にコントロールCD作成機能がついており、好きなだけコントロールCDを作ることができます。
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画像ではマスクしてしまっていますが、1のフォルダにコントロール信号が記録されたwavファイルが出力されます。

フォルダを指定してStartボタンを押すとwavファイルの作成が始まります。
フルサイズでは26分、途中でキャンセルするとお好みの長さに調節することができます。

出力されたwavファイルをオーディオCDとしてCD-Rに焼くとコントロールCDのできあがりです。

このコントロールCDはImage-Lineの自信作で、他社製のコントロールCDに比べて約2倍の精度を誇る信号なんだそうです。
またDeckadanceに最適化されており、CDJの再生時間とDeckadanceの曲の再生時間が完全にリンクするよう自動補正を行うそうです。
これにより、あたかも”CDから直接曲が出てくる感覚”を体験できるんだそうです。

オプション設定(4)ファイル管理

内容はいたってシンプル、ファイルの管理です。
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Audio Files – 曲データのフォルダです。

Sample Files – サンプラー機能で使用するファイルのフォルダです。

iTunes Library – DeckadanceはiTunesのライブラリデータを自動探索してくれるらしいのですが、もしうまく行かなかった場合、 ‘iTunes Music Library.xml’というファイルのフォルダをここに設定するとiTunesのライブラリが読み込めるようです。

Smartknob user preset files – スマートノブのプリセットファイルのフォルダです。

Grossbeat user preset files – Grossbeatのプリセットファイルのフォルダです。

Disk Recorder file – 録音機能を使って録音したデータの出力先です。

オプション設定(3)レイアウト

画面レイアウトに関わる設定です。
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■全体のレイアウト

Show mixer channels ordered [ABCD]. When disabled [CABD] – ミキサーチャンネルの並び順を設定します。オンで左からABCD、オフにするとCABDとなります。

Show floating crossfader when mixer is hidden – オンにしておくと中央のファンクションパネルでミキサー以外を表示している時もクロスフェーダーを表示します。

Number of left / right utility panels – スマートパネルの表示数を設定します。スマートパネルを全て消去してしまった時はこの項目で設定すると復活できます。
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オプション設定(2)全体の設定

Deckadance全体に関わる設定です。
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■全体の設定

Disable Elastique master tempo and key lock engine - マスターテンポ・キーロックを無効化します。どうしてもマシンパワーが不足していて音飛びが発生する時にチェックを入れます。ただし、ASIOドライバを使用したりレイテンシを大きめに設定する等試した後での最終手段として用意されているようです。
タイムコードコントロール時に特に速い反応性を求める際にも使えます。

Lock playing deck – 再生中のデッキをロックし、曲をロードできないようにします。ドラッグ&ドロップの誤爆を防止できます。「”おバカフィルター”って名前にしてもいいかも」とはILの中の人の弁。

Show spectral color waveform (CTRL+C) – デッキに表示されるカラーバーがカラフルになります。カラフルなのにも意味があり、赤い表示は低音中心、青い音は高音中心を表しています。

Slow Decoder / Analysis – デコードやロード時の曲の解析を遅くし、CPU負荷を減らします。これもマシンパワーが絶対的に不足している場合の最終手段です。

BPM detector min. threshold – BPM自動検知の最低値を設定します。たまにテンポの速い曲が半分のBPMとして検知されてしまうことがありますが、これを予防できます。

Tempo range – ピッチコントローラでのテンポの上下幅です。操作しやすいお好みの幅でどうぞ。
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