今回メインのPCが故障した際の代替機としてRaspberry Pi 4Bを使いました。
これは以前室温センサーを組み立てたときの開発機として購入したものです。
本番のハードウェアは別途購入したRaspberry Pi Zero WHなので、開発機は開発完了後使っていませんでした。
一応スマートフォンもあるとは言え、できればキーボードと大きい画面が使える端末が代替機としては望ましいので、検証も兼ねてミニPCとして利用可能かどうか試してみました。
以前開発に使っていた時はやはり動作が緩慢な感じがしたので遅いのは仕方ないかと思っていましたが、今回試してみたところパフォーマンス面は大幅に改善しているように感じられました。OSがアップデートされて64bitARMに対応したことにより、以前より高速に動作するようになったそうです。
特に助かったのが動画の再生で、動画配信サービスで提供されている720p以上の高解像度の動画であっても特にカクカクすることもなく問題なく再生ができました。とりあえずWebブラウズと動画の再生だけでもできれば予備機としては合格点ではないかと思います。
少々気になったのはChromiumで日本語入力ができなかったことです。同時に入っていたFirefoxは問題なかったのでChromium側に原因がありそうですが、その点だけが不足でした。
デスクトップPC比で消費電力も非常に少なく、騒音もほとんどゼロに近いので、緊急時だけでなく普段使いもできそうな可能性を感じました。