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熊谷駅の11番線ホーム

熊谷駅の新幹線ホームです。熊谷駅の新幹線ホームは新潟・金沢方面が13番線(単式)、東京・大宮方面が11番線と12番線(島式)となっています。基本的に東京方面の新幹線が停車する際は12番線を使うので、11番線の存在が毎回気になっています。

調べてみると11番線を利用する定期列車が少ないながらもあるそうで、存在するだけで利用されていないホームというわけではないようでした。

改めて撮ってきた写真を見るとちゃんと乗車位置の表示などもあるので、現役で使われていることがうかがえます。

番線表示のフォントがクラシックな雰囲気を漂わせています。熊谷駅の新幹線ホームはところどころにちょっと昭和の雰囲気が残っていて気に入っています。

建て替え中のしなの鉄道大屋駅

12月にしなの鉄道の大屋駅を訪問しました。大屋駅は駅開業以来の駅舎が100年以上使われていましたが、老朽化のためについに駅舎が建て替えられることになったそうです。新しい駅舎は2024年2月26日から供用開始になる予定だそうです。建て替え中の様子を写真に収めておきました。

新しい駅舎はこの時点では立ち入れず、駅舎の脇の仮改札から構内に入るようになっていました。
券売機はこちらの仮設の小屋のような建物内に収納されていました。

新しい駅舎には郵便局が新設され、郵便局員の方が駅の業務を行うという珍しい形態で営業をするそうです。

大屋駅は日本で初めての請願駅なんだそうで、駅前には大屋停車場碑という大屋駅開業までの経緯をつづったと思われる石碑があります。

今泉駅

フラワー長井線で赤湯方面に戻ったのですが、せっかくなので途中の今泉駅で乗り換えて米坂線で米沢駅に向かってみることにしました。

米坂線は災害のために長期運休中ですが、米沢-今泉間は運行をしています。元々はフラワー長井線もJRの路線だったので駅は一体です。

線路の配置がちょっとユニークで、坂町方面の線路は単線になっています。最上川を渡った後に米坂線とフラワー長井線が分岐するのですが、駅を出てから分岐するまでしばらくは2社が同じ線路を共用して走っています。

一旦線路が1本にまとまった後に分岐します。

ホームにもそれぞれ違いがあります。

こちらはフラワー長井線のホームです。屋根が木造なのが特徴的です。

国鉄っぽいフォントの案内標があります。

こちらは米坂線のホームです。屋根は金属でできているほか、待合室があります。

米沢方面の様子です。小さいながら車庫のような設備があります。

それぞれの路線の歴史的経緯も少し垣間見える興味深い駅でした。

白兎駅

今回は羽前成田駅を見た上で終点の荒砥駅までは行ってみたかったので、次の列車を待つ予定でした。しかし思ったよりも時間が余ったので、探検がてら次の白兎駅までは歩くことにしました。

羽前成田駅から白兎駅間はだいたい線路沿いに道路が走っているので、沿線の様子を観察しつつ最短距離で移動が可能です。

改めて山形県は一大穀倉地帯と感じる風景が沿線に広がっています。

ちょっと珍しい3種踏切(警標と警報器があるが、しゃ断機がないもの)があります。

塗装が薄くなってしまって読みづらいですが、”JR山形保線区長”の名前のあるJR時代からと思われる看板があります。

白兎駅です。変わった駅名ですがこの付近の地名が白兎というのだそうです。単純な瑞祥地名ではなさそうなので、何かいわれがありそうです。

直線区間の途中の駅なので、駅からの眺めはなかなかです。

駅の周辺も含めて写真が好きな方には結構オススメできる駅だと思います。

羽前成田駅

内陸方面に移動後、山形鉄道フラワー長井線という鉄道に乗りました。赤湯駅から荒砥駅までの約30kmを結んでいる路線です。元々はJRの路線だったそうですが、民間路線に転換された路線です。ちょうど今年で全線開通100周年になるということです。

JR奥羽本線から赤湯駅で乗り換えます。

沿線には花の名所が多いということで、車両にはそれぞれ名物の花のデザインがされています。

30kmに対して17駅ありますが、区間によっては非常に駅間の短いところもあり、例えば赤湯-南陽市役所間は1kmくらいなのであっという間に到着します。

羽前成田駅

今回ぜひ訪問してみたかったのが羽前成田駅です。

木造の渋い駅舎です。この駅舎は全線開通当時からの建物そのままだということで、築100年ということになります。

築100年にしてはしっかりしていて、状態がかなり良さそうに見えます。

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直江津駅

先日山形方面に鉄道旅行に出かけたので、道中のことを何回かに分けて記録しておこうと思います。今回は直江津駅です。

かつては長距離特急列車の発着も数多くあったという巨大な駅です。

糸魚川方面の写真です。
時々長大な貨物列車が通過していきます。
在来線特急時代のはくたかの痕跡が残っています。

0キロポスト

時間があったので駅のあちこちを見て回れたのですが、2番線の柏崎寄りの端付近に0キロポストがありました。

信越本線には0キロポストが2つあるのだそうで、直江津-新潟間は直江津駅設置のものを、高崎-直江津間は高崎駅設置のものを使っているそうです。信越本線は高崎からと直江津からのそれぞれで建設がされたため、このように0キロポストが2つある状態になっているとのことです。

ちなみに今なおホームの下に0キロポストがあります。

旧松代駅

長野電鉄の旧河東線の駅だった松代駅跡を訪問しました。現在はバス停および公営駐車場として利用されています。

駅舎自体は今でも休憩所的に利用されています。

駅舎は開業以来のものだそうで、開業年が1922年なので築100年以上ということになります。大きい地震の際は倒壊の危険がある旨の注意書きこそありますが、建物自体は健在です。

レールは撤去されていますがプラットホームは残っていて、鉄道駅の面影を感じさせます。

駅前の通り沿いにある建物も歴史を感じる見た目のものが多いです。

ここまで立派な築100年の木造駅舎はそうそうないと思うので、実は貴重な存在なのではないかと思います。長野市の観光地と言えば長野駅周辺や戸隠が有名ですが、この松代一帯も興味深いスポットが多く、おすすめです。

屋代高校前駅

しなの鉄道の屋代高校前駅です。

この駅は信越本線時代にはなかった駅です。北陸新幹線が長野まで開業して軽井沢-長野間がしなの鉄道になった後に開業した駅は全部で4つあるそうで、テクノさかき駅・信濃国分寺駅・千曲駅・そしてこの屋代高校前駅です。

駅名にある県立屋代高校までは600mほど距離があります。
駅前の駐輪場は大きなものです。高校前という駅の性格を反映したものかもしれません。

しなの鉄道については新型コロナウイルスの影響もあってか減便や最高速度減を伴うダイヤ改正が発表されていますが、頑張ってほしいものです。

しなの鉄道は長野から小諸まではちょうど1時間くらいで実は結構高速なので、移動する時刻とダイヤがかみ合えば結構便利だと感じています。

北しなの線牟礼駅

ウォーキングの時に北しなの線の牟礼駅から電車に乗りました。牟礼駅には鉄道関連の面白い設備がいくつかあります。

牟礼駅です。
旧信越本線の駅らしくホーム有効長が長い駅です。

ホーム先端の方には今はもう使っていないと思われる14両の停止位置目標などもあります。

ホーム間を結ぶ跨線橋には”長野東京方面”の表示が今も残っています。

階段の蛍光ステッカーはJR東日本時代のものです。

色々ある中で特に興味深いのが跨線橋の支柱です。

鉄道作業局 新橋工場製造 明治三十三年 と書いてあるように読めます。明治33年と言えば1900年なので、この柱は製作されてから120年以上経っていることになります。なかなかこの古さで現役の跨線橋は少ないのではないかと思います。

しなの鉄道の駅は要所に信越本線時代の面影が感じられて興味を引きますが、牟礼駅は中でも貴重と思われる鉄道遺産が現存する駅でした。

千曲駅

しなの鉄道の千曲駅です。

自治体名の千曲市と同じ名前の駅ではありますが、千曲市の中心部に近いのは1駅長野方面寄りの屋代駅の方です。千曲駅は住宅地の中の駅という感じで、比較的閑散としています。

開業は意外に最近の2009年で、しなの鉄道発足以降に開業した駅になります。

駅舎は木のデザインが特徴的な立派なものです。信濃国分寺駅などにも似た雰囲気を感じます。

駅前のロータリーです。
長野県内ではまだ珍しいシェアサイクルが置いてありました。