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Deckadanceの反応速度を良くする

お盆なので(?)Image-Lineのフォーラムで有益な情報がないかいろいろ探していたのですが、レイテンシに関する情報を見つけました。
当該トピックはスクラッチに関する内容なのですが、L.S.D氏が反応速度を良くするためのアドバイスを書き込んでくれています。

Scratching with Deckadance – Not really impossible!!!
[Image-Lineのフォーラム]

・SETUPファンクション内のdisable the master tempo engineを有効にする
・可能な限りオーディオインターフェイスのレイテンシは低く

何気にマスターテンポが影響あったんですね。
少なくともクラブミュージック同士でミックスする分にはそこまで極端なピッチ変更はしないでしょうし、マスターテンポはとりあえずオフにしておいてもいいかもしれません。

MIDIコントローラで曲をピックアップできた

だいぶ前ですが、フォルダ間移動の操作ができないのでDeckadanceでMIDIコントローラを使って曲を選択するのは大変そうだというエントリを書きました。

ところが、昨日MIDIコントロールの項目を眺めていたらフォルダツリーを開く/閉じるというコマンドがありました。
(知らない間に追加されていたのか、当時見落としていたのかはよくわかりませんが…)

Browser sel Expand/Collapse というのがそれです。

なので、Browser select Up/DownとBrowser sel Expand/Collapseを組み合わせて曲を選び、Browser load A/Bを押せばコントローラだけでフォルダの階層があっても曲選択が可能です。

Deckadanceのライセンスは複数マシンで利用できる?

フォーラムの記事をなんとなくパラパラ見ていたら発見したのですが、ライセンスの話題です。

FL Studioは利用する人が1人なら複数のマシンにインストールできることになっていますが、代表のjmc曰くDeckadanceも同様ということです。

なので、家においてあるデスクトップPCと持ち出し用のノートPCに入れておく…という使い方ができます。
IL製品は割合ライセンス周りを柔軟に設定してくれているのでありがたいですね。

Traktorのコントロールバイナルをテスト

早速テストしてみました。
過去のエントリもあわせてご覧下さい。

実験の条件としては使用するカートリッジがShure M44G、回転数は45rpmとしました。
盤のA面を再生した様子です。

例によってプリセット次第で安定感に若干の変化が出ます。

上段:Deckadance Generic Vinyl
中段:MS Pinky Gen1
下段:MS Pinky Gen1(33回転)

前回同様Generic Vinylではなく、MS Pinky Gen1が最も安定感があるようでした。

他社のコントロールバイナルに比べて全体的にピッチが落ち着いているので、Traktor用は結構Deckadance向きと言えると思います。
値段がちょっと高いのが難ではありますが…

Scratch LiveのコントロールバイナルとDeckadance

serato Scratch Live用のコントロールバイナルをDeckadanceで試してみました。

Torqも含めてDeckadanceに流してみたのが下の図です。
実験の条件としては使用するカートリッジがShure M44G、回転数は45rpmとしました。

タイムコードコントロールのシグナルをDeckadanceに流すと信号が図示されます。
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45回転では絶対モードが使えない

以前”Deckadanceのタイムコードコントロールでピッチが安定しない場合、45回転がオススメ”みたいなエントリを書きましたが、45回転だと実は絶対モードが使えなくなります。
(絶対モードに設定しても相対モードと同じ動作をします)

ちょっと不便は不便なのですが、ピッチはガチッと安定したほうがいいと思うのでやはり45回転でしょうかね。

クォンタイズは連射してもOK

1.9で追加されたキューのクォンタイズ機能ですが、ガシガシ連打してもきっちりビートにキューが同期するので結構適当に操作しても形になります。

キーボードで操作する場合押しっぱなしにしていると1拍分のルーパーっぽい音になりますが、ルーパーそのものとは違ってリリースの短い感じの音が出ます。

Deckadanceのオプション設定(1.9)

Deckadanceのオプション設定であるSETUPファンクションについての説明です。

なお、見た目は変わりましたが設定できる項目は従来とあまり変化していません。

SETUPファンクションはタブ化されました。

1.Global Settings

 1-1.Global Settings
  ・マスターテンポとキーロック無効
  →チェックするとキーロックをデッキで設定しても曲の速度に応じてピッチが変わるようになります。

  ・再生中デッキをロック。再生中デッキに曲をロードしない
  →誤操作予防の機能です。心配な方は。

  ・スペクトラルカラーの波形表示
  →音声信号の内容に応じてさまざまな色のついた波形を表示します。ブレイクなどはぱっと見でわかりやすくなります。

  ・低速デコード/分析モード
  →ノイズが出る場合にオンにするといいようです。

  ・BPM最低しきい値
  →自動BPM検出をこのBPM以上で行います。ドラムンベースなどは半分のおおよそ80程度に検知されてしまうことがあるので、この場合しきい値を100などに設定しておけば誤検知が予防できます。

  ・テンポ可変レンジ
  →ピッチコントローラで変えられるテンポの幅です。
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