冬の別所温泉方面

いよいよ標高の高いところは路面の凍結が心配なので、別所温泉方面に自転車で出かけました。別所温泉は標高500mくらいでそれほど高くはなく、道中も日影になるような場所が少ないので寒い時期には割と安心して出かけられる場所の1つです。川沿いより多少標高があるので、多少負荷をかけた運動にもなるところが気に入っています。

途中で立ち寄った舞田駅からの風景です。紅葉もだいぶ色があせてきているのが分かります。

別所温泉駅です。この地域周辺には鎌倉時代北条氏の一族が暮らしており、その関係もあって当時の中央である鎌倉の文化が持ち込まれたそうです。そのため、信州の鎌倉とも呼ばれる文化財が多く残る一帯となっています。

以前から不思議なのは別所線の駅舎の多くがこのような緑がかった青で塗装されていることです。無人駅の小さい駅舎に至るまでこの色の場合があるので、何か理由があるんだと思いますが調べられていません。

ATOK(tech ver.35 )の機能予告

2025年2月からATOK Passportでも利用可能になるというtech ver.35の新機能についての発表があったそうです。

ATOK、ユーザーの入力傾向に応じた変換がより高精度に。“変換強度”を学習する新エンジン

[PC Watch]

2024年版のtech ver.34ではハイパーハイブリッドエンジンと称するユーザーの入力傾向も含めて学習を行うエンジンが採用されていますが、うまく機能しない場合に直前の変換候補が提案される現象が発生していたそうです。

tech ver.35ではそれに加えて変換強度という要素もあわせて学習することにより、より日本語として自然な、精度良い変換が可能になっているということです。

確かに実際に使用している感触としては、短い単語を変換したときに過学習気味に感じることが時々あります。細かく辞書をメンテナンスしていけばいい話ではあるのですが、使いっぱなしでもより精度良く学習が進んでいくとすれば便利になりそうです。あと3ヶ月くらいで使えるようになるので楽しみです。

長野電鉄 市役所前駅

長野電鉄の市役所前駅を改札外から見てみました。市役所前駅は長野駅の次の駅で、長野駅からの距離も500m少々と、すぐお隣の駅です。駅から長野市役所までは300mほど離れています。

駅を利用する場合は通りを横断できる地下道の途中からアクセスします。長野市街地には大通りを地下で横断できる場所がたくさんあります。

ちょっと怖い雰囲気の地下道を降りていきます。

こんな風に横断地下道が延びていて、写真奥に小さく見えるのが市役所前駅の改札口です。

こちらが改札口です。首都圏のちょっと前の地下鉄駅のような雰囲気が何だか懐かしく感じます。

昔の駅にはよくあった伝言板もあります。

案内のサインも黒地に黄色の懐かしさを感じる物です。

長野電鉄の地下区間は長野・市役所前・権堂・善光寺下の4駅ですが、いずれも独特の雰囲気があって、鉄道や交通が好きな方なら楽しめるのではないかと思います。隠れた長野の観光スポットとしてオススメしたいです。

1998年の長野五輪を誘致していたときに使用されていたと思われるステッカーも残っていました。

PCで特定のWebサイトにアクセスできないように設定する

様々な事情により閲覧したくないサイトにうっかりアクセスしないようにPCを設定する方法を検討してみました。手段としてはいくつか考えられるのですが、どれも一長一短があります。

ルーターで設定

一番良さそうなのはルーターでフィルタリングしてしまうことです。市販されている多くのルーターはコンテンツフィルタリング機能が付いているものが多いので、これが手動設定に対応していれば任意のサイトをブロックすることができると思います。

我が家の場合はフレッツ光回線のホームゲートウェイ(PR-500MI)なので、こういった設定はできなさそうでした。

ブラウザの拡張機能で設定

今回の要件で検索すると割と目立つのはブラウザの拡張機能を使ってブロックするという方法です。いくつか定番とされている拡張機能もあるようです。

お手軽でノウハウも多く流通していますが、これだけのために拡張機能を入れるのにちょっと抵抗があるのと、拡張機能自体の信頼性も気にする必要があるので今回はこの方法は採用しませんでした。

hostsファイルで設定

こちらは昔からある定番の方法です。Windowsにあるhostsファイルで、ブロックしたいドメインをlocalhostに転送する設定にすることでWebサイトが開かなくなるというものです。

追加で何かインストールする必要がなく、手順としては簡便なのですがWindowsをクリーンインストールしたときなどは以前の環境からhostsファイルを移植してくる必要があるのが少々難です。旧環境を消すときにhostsファイルのバックアップを忘れることがあります。

今回はhostsファイルで設定

結局、今回はhostsファイルによる設定を行いました。この方法はWindows限定なので、Androidの場合のことも考えると、汎用性が高いのは拡張機能を使う方法のような感じはします。

自転車シーズン終わりの見極め

いよいよ長野県北部も寒さが本格的になってきて、記録としては初雪も観測されました。単に気温が低いのであれば色々と対策をして自転車に乗るところですが、長野県の場合路面が降雪や路面凍結があるので適当なところで切り上げて2月中旬くらいまではシーズンオフとしています。

何か科学的な根拠があるわけではないのですが、周辺アメダスで日平均気温が2℃前後になり始めるとそろそろシーズン終わりというのを目安にしています。そんなわけで、この時期はアメダスのデータに注目をしています。

直近3年分のアメダスデータを集計してみました。

[気象庁アメダスデータを元にhebodj.netが作成]

こうしてみると例年の傾向は大体同じで、12月の第1週くらいがシーズン最終回と見ておけば良さそうな感じです。年によってはもう少し早まることもあります。

感覚で判断してしまうとどうしても無理して乗りたくなりがちなので、一応こういった判断基準を設けて安全第一でシーズンを終えるようにしています。

百合居橋の架け替え工事

先日栄村方面に出かけたところ、大規模に橋の架け替え工事を行っていました。

対象となる橋は百合居橋という橋で、路線としては県道408号に所属しています。この橋は栄村内の千曲川右岸側地域と左岸側の地域を結んでいる重要な橋です。2011年の栄村地震の際に被災し、右岸側集落が一時孤立するという事態になったそうです。

その時の被害状況を踏まえて百合居橋はより強靱な物に架け替え、また県道408号については不通区間を整備して、右岸側のバイパスルートとして利用できるようにしたという経緯があるそうです。

県道408号共々まだ様子が変わってきそうなので、定期的に訪問してみたい地点です。

手羽先の下処理

圧力鍋を使って手羽先の煮物を作りました。

圧力鍋で20分程度加熱するとほとんどの場合骨から身がパッと離れる状態になるので食べやすいのですが、もう一工夫として生の状態で尺骨ととう骨の間の筋を切っておくと、骨が抜けやすくなることを最近学びました。

上の写真で言えば赤の丸で囲ったところを切ります。

生の状態だと硬いので、包丁よりはキッチンばさみで切断した方が簡単だと思います。ちょっとした手間ですが、できあがりに結構違いが出るので次回以降は必須の工程にしたいと思っています。

長野県道86号(七二会支所-国道19号)

前から存在自体は知っていて気になっていた長野県道86号の表題区間を走行してみました。犀川沿いの区間から長野市七二会支所に向かう道で、成り立ち自体は非常に古い道路と聞いています。

現在七二会支所に向かう場合は整備されたバイパスが存在するため今回紹介する県道はあまり使われていないようです。

登りで通行した場合どうなるか分からなかったので上の地図の通り七二会支所からの下りで走行してみました。

七二会支所の前です。昔あった旧支所の建物はなくなり、駐車場となっていました。新しい支所は道路を挟んで反対側に建っています。

この案内板で言うと大安寺・笹平方面が県道86号、瀬脇・R19方面がバイパスです。R19方面に行きたい場合はバイパスが案内されていることからも、現在はバイパスの方がメインルートであることがうかがえます。

塩フジバカマ園というのは大陸間移動をすることで知られるアサギマダラの観察ができる名所ということです。

こちらがバイパス方面です。何度か登り下りしていますが、片側1車線分がしっかりある立派な道路です。

こちらが県道86号で、おおよそ県道とは思えない規格となっています。

路線は全体的に急勾配で、おおよそ7%以上はありそうな印象を受けました。幅員も狭い区間がほとんどで、自動車同士のすれ違いは場所によっては困難そうです。

沿線にはあまり人家はなく、七二会支所から少し下ったところからはこのような山道が続きます。途中に土砂災害を修復した後も何ヶ所かありました。通行止めが多そうな印象です。

犀川の近くまで下ってくると人家も増えてきて、写真のように畑なども目立つようになってきます。

最後に県道31号(大町街道旧道)に合流します。路線としての県道86号はしばらく県道31号・国道19号と重複して茶臼山を越え、篠ノ井方面に向かいます。

興味深い路線ではありましたが、現状非常に便利なバイパス路線がある関係であえて走行しなくても良いルートという印象を受けました。特に幅員が狭いので、他の乗り物とのすれ違いが発生することを考えると落ち着いて走れなさそうに思います。通行止めが多そうなのでルートに組み込む際は規制がかかっていないかチェックすると良いと思います。

生米で作るおかゆ

消化に良い物を食べたくなりおかゆにしようと考えたのですが、せっかくなのでレシピを調べてちゃんと作ってみることにしました。調べてみると生米をゆでてしばらく置くことで、粒感のしっかりしたおかゆになるという話があったので試してみました。

生米に対して水は4倍程度入れ、ゆでておかゆにしてみました。最初は水が多すぎないかと思いましたが、結局米が水を吸うのでゆでた後にちょっと置いておくとこんな感じでした。

よくクルトンのような物が添えられているので砕いた油麩を乗せてみました。

だし汁で多少のばして薬味を添え、塩や漬け物でいただきました。今までは炊飯したお米をお湯に投入しておかゆにしていましたが、今回採用した生米から作る方法の方が粒がしっかりすることで食感は良いような気がします。今後覚えておきたい調理法です。

長野県道441号(穂高松本塩尻自転車道線)

先日松本方面に出かけた際に、サイクルコンピューターにおまかせした適当なルートの中に大規模自転車道が組み込まれていました。

表題にあるとおり穂高松本塩尻自転車道線という名称で、安曇野市から塩尻市に至る全長40km近い自転車道です。行政的には穂高松本塩尻自転車道線という名称ですが、通称として”あずみ野やまびこ自転車道”という名前がついています。

現道として完成しているのは安曇野市内の拾ヶ堰という用水路沿いの区間で、松本市内と塩尻市内の区間について部分的に自転車道が存在するという状況のようです。

今回は奈良井川沿いの二子橋から神戸橋の区間を走行することができました。

この区間は堤防沿いの車道に並行するような形で自転車道が設置されていました。自転車道部分と車道の間には縁石があるので、物理的に区画ができています。自転車道部分の舗装は概ね平滑でしたが、定期的にギャップがあります。

それほど幅員があるわけではないですが、車道と物理的に区画されているという点は安心できます。

ここ最近松本方面に何度か出かけましたが、松本盆地の東側は市街地かつ道路が混雑していることもあり、あまり自転車での走行には向かない印象を受けました。西側を南北に走っている県道25号(山麓線)が地元のサイクリストの方に人気なのも納得できます。

東側にも南北ルートがあると便利なのですが、その点ではこの県道441号は可能性のあるルートに思えます。計画路線では梓川と奈良井川の合流点(ラーラ松本付近)から奈良井川沿いに走行できるルートとなっているので、松本駅へのアクセスも良く、輪行サイクリングなどにも便利そうです。

ここ数年で千曲川サイクリングロードは舗装の打ち替えも含めてかなり整備が進んだので、松本方面の大規模自転車道も整備が進むことを期待したいです。