自作キーボードのキーマッピングの面白いポイントとして、1キーで2役のキーを設定できるという点が挙げられます。キーを短く押した時と長く押し続けた時で違うキーコードを出せるように設定が可能です。
最近キーマッピングでよく使っているRemapを使うと簡単に設定が可能です。Remapでキーボードを認識させて設定したいキーを指定すると3つタブ状に切り替えられる設定項目があります。中央の”HOLD/TAP”という項目を選択します。
HOLDが長押しした時に使うキーコードで、TAPが短く押した時に使うキーコードになります。例えば、短く押した時はEnter、長く押した時はレイヤー2に切り替えと設定したい場合は以下のような設定になります。
2つ割り当てをすると誤入力が起きるのではないかと心配しましたが、実際に使ってみる限りではトラブルもなくとても便利です。自作キーボードならではの面白いポイントなので、とてもおすすめの設定です。