シマトネリコの挿し穂が水耕栽培で発根する

ここ数年せん定のついでにシマトネリコの挿し木による増殖に挑戦しています。成功率10%程度の数撃ちゃ当たる作戦で始めましたが、現在2022年産の挿し穂が2本、2023年産の挿し穂が3本生育しています。

今年もせん定の際に挿し穂を作ってみました。ただ、これ以上増えても困るので試行は10本程度にしてみました。

今までやってきた挿し木の方法は以下の通りです。

  1. せん定した芽の根元を斜めに切断し、1本ごとの葉の数が2-4枚程度になるように葉を落として調整する。
  2. 2-3日水に浸して芽に給水をさせる。
  3. 挿し穂用の鉢を用意する。
  4. 挿し穂を水から上げ、根元に発根促進剤を塗る。
  5. 植え付けて水を多めにあげる。

今年は2の手順の日数を延ばし、水耕栽培できないかを実験中です。

シマトネリコの水耕栽培による水挿しはあまりネットでも見かけませんが、10本くらい作った挿し穂のうち1本だけ水耕栽培の状態で発根した個体が出現しました。

今まで数十本挿し穂を作りましたが、水耕栽培の状態で発根したのは初めてです。切ったところが良かったのか理由は分かりませんが、この個体は歴代最強の可能性があります。この個体だけは気になるので育成してみたいと考えています。

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