育てているシマトネリコの鉢から小バエのような昆虫が出現するようになりました。調べてみたところ、これはキノコバエというハエなんだそうです。人に害を加えたり、衛生的に問題を起こしたりといったことはないようなのですが、妙に数が多くて気になるので対策を検討しました。
よくハエは匂いで誘引して一網打尽にできるという話を聞きます。殺虫剤メーカーから専門的な商品も出ていますし、手作りではめんつゆを利用した罠が有名です。ところがこのキノコバエは主食が有機物で腐った物には興味がないらしいので、この手は使えません。
ホームセンターに何かないか探しに行ったところ、ハエ取り紙を売っているのを発見しました。
カモ井加工紙というメーカーのリボンハイトリという商品です。ハエ取りではなくハイトリなのは製造元のある岡山県の方言に合わせたものだそうです。地元の言葉で親しみやすい製品名にしたのが起源だということです。
筒状に巻かれたハエ取り紙が5本入っています。この中からリボンを引き出して、天井などから吊って使います。
こんな感じです。黄色い部分は粘着剤が塗られており、ちょっと触っただけでも強固な接着力を示します。これは期待できそうです。
しばらくシマトネリコゾーンの近くに吊ってみて、キノコバエを減らせるか観察してみたいと思います。