というわけで無事に新しい冷蔵庫が到着し、我が家に冷蔵庫が復活しました。今回は三菱電機製のMR-P17Kという形式のものにしました。

冷蔵庫の容量について
今回は割と緊急での調達になったのでそこまで熟考している時間がありませんでしたが、1人用としては168Lという破格の容量を持っているのでそこが決め手になりました。
故障してしまったJR-NF148Aは型番通り148Lだったので、容量はかなり余裕ができました。三菱電機の製品紹介ページにも、”一人暮らしの自炊をラクにする”というコピーがうたわれていて、1人用ながら容量は多めに確保したいという私のようなユーザーにはとてもありがたい製品です。
ちょっと前は家電メーカー各社とも単身用=140L弱という物が中心でなかなかこれという製品がありませんでした。JR-NF148Aも当時としては他社製品に対して10L程度容量が多い製品でした。
しかし最近は今回購入したような製品のように単身用ながら容量多めの物も出てきているほか、単身用の冷蔵庫の標準的な容量も148Lくらいが中心になってきています。
MR-P17Kのインプレッション
本体はシンプルかつクリーンな印象で、正面から見たときにはメーカーロゴも目に入らないというデザインになっています。ちなみにメーカーロゴは天板の右端に浮き彫りのような形で目立たなく入っています。
冷蔵室は4段構成で、棚板は強化ガラス製です。樹脂製の棚板は割れることがあるのでこれは頼もしく感じます。アクセサリーのような形で卵用のポケットと調味料などのチューブ立てが付属します。これは庫内の好きな位置に取り付けられます。

扉の裏にあるボトル用のスペースは2Lペットボトル3本分が確保されています。また、扉の側面に切り欠きが設けられており、扉を少し開けるだけでボトルを取り出すことができるようになっています。これはなかなか工夫されている機構だと思います。

冷凍庫は引き出し式で、下部の深いポケットと上部のトレイ部分の2段構成です。冷凍庫のみで46Lあるので、最近多いワンプレート物の冷凍食品などの収納も問題なさそうです。
一番感心したのは天板部分の設計です。この製品は天板がひさしのように冷蔵庫のドアの上に張り出す独特の設計をしています。これにより冷蔵庫の上に物やほかの調理家電を置きやすくなっているほか、冷蔵庫のドアパッキンが汚れるのを防いでいます。天板は100℃耐熱なので、ポットや炊飯器であればおいても問題ないものと思います。


自炊派に頼もしい製品
私のように1人で暮らしていて自炊をしていると、往々にして食べきらない料理を冷蔵や冷凍に回すことになります。こういった時にファミリー用の容量は不要、または設置場所がないが、単身用の140L台では少々心細いという方も多いのではないかと思います。
この製品はワンルームの部屋の冷蔵庫置き場にも収まりますし、容量は単身用としては十分にあると思います。容量が多いが多すぎるわけではないというちょうどいいところに設定された製品だと思います。