日別アーカイブ: 2025年8月13日

BenQの古いディスプレイをリサイクルに出す

前に使っていたBenQのXL2410Tをリサイクルに出しました。記録によれば2011年3月頃に購入したもののようです。

ディスプレイ自体はまだ使えると言えば使える状態ではありましたが、古い製品なのでDisplayportには対応しておらず、今後マルチディスプレイで使う機会もなさそうなので処分することにしました。

液晶ディスプレイの廃棄方法と法規制

液晶ディスプレイは”資源有効利用促進法”の”指定再資源化製品”に含まれています。定義としてはパーソナルコンピュータが定義されているのですが、省令によって本体以外にCRTディスプレイまたは液晶ディスプレイも含むとされています。

こういった事情からPCとそのディスプレイは事業者による自主回収と再資源化が義務づけられた製品となっています。そのため、近年販売されている個人向けのPCにはPCリサイクルマークがついており、製造元が無料で回収してくれることになっています。

私の使っていたXL2410TはPCリサイクルマークがついていなかったので心配になりましたが、BenQのWebサイトで調べてみたところ、PCリサイクルマークがなく、2003年10月以降に購入された製品はPCリサイクルマークがあるものとして取り扱うとの説明が書いてありました。

BenQ製ディスプレイの回収・再資源化の取り組みについて

[ベンキュージャパン]

実際の廃棄手順

上記リンクから廃棄処分の申し込みフォームにアクセスし、住所氏名や製品のシリアル番号等の情報を入力します。シリアル番号で製品名や製造年などをチェックしているのかもしれません。

申し込んで数日経つと自宅にエコゆうパックというPCリサイクル専用のゆうパックの伝票が届きます。伝票は着払いのものです。

あとはリサイクルしたいものを自分で梱包し、郵便局に持ち込むか集荷を依頼して完了になります。通常のゆうパックと少し違うのは、コンビニでの差し出しには対応していない点です。

梱包についても絵の入った親切なパンフレットがついていたので、それほど迷うことなく手続きを進めることができました。梱包とは言っても廃棄物なので、厚手のビニールで二重にくるむだけでも発送できるというのが少々意外でした。ちょうど良さそうな大判のビニール袋があったので、今回はそれを使って梱包して発送しました。

普通のゴミ出しに比べると少々手間ではありますが、PCリサイクルマークの取り扱いも杓子定規なものではなく、無料でちゃんと回収してくれるのでBenQの対応はかなりしっかりしているという印象を持ちました。