毎年2月に一太郎とATOKの大規模なアップデートがありますが、来年も例年同様に予定されているそうです。
AI文字起こしやアシスタント搭載の「一太郎2026」と「ATOK Passport」、2026年2月提供。ATOKはついにArm対応
[PC Watch]
AIによる文章提案機能
新たにATOK PassportにMIRAと称するAIを利用した文章生成・リライト機能が提供されるということです。文章生成やリライトに関しては既存の生成AIサービスでもおおよそ同じようなことはできる認識なので、ATOKらしい使いやすさや日本語のエキスパートとしてのチューニングが施されているのかなど、どのあたりで差別化を図っているのかが気になっています。
ニュースリリースを見る限りでは”わたしらしく”というチェックボックスの存在が確認できるので、入力された文章の雰囲気を崩さずにAIがアシストしてくれるという点が他のサービスとは少々違いそうに感じています。
OS間で同期できる情報の種類が拡大
クラウドを利用したATOKの設定同期サービス、ATOK Syncの機能が強化され、ATOK Sync Oneと装いが新たになるようです。従来同期できなかった確定履歴や学習情報などについてもOSをまたいで同期できるようになるということです。これは今まで当然同期できないものとして使ってきたので、新規にできるようになるのであれば結構うれしい機能強化です。
ただこちらの機能に関しては2026年の6月提供ということなので提供はまだ大分先の話となっています。
