カバンのバックルのオス側パーツが壊れてしまいました。バックルは一般的なナイロン製の差し込むタイプのものなのですが、メス側のバックルはカバンにループで固定されているため、バックル全体の交換をするにはカバンの縫い直しが必要になります。

パジャマの裾上げや手袋の補修くらいなら手縫いで何とかなりますが、さすがに頑丈なナイロン生地を縫えるような設備はないので、同じバックルのオス側パーツを調達することにしました。
Duraflexのバックル探し
私のカバンに使われているバックルは米国のDuraflex社製のものでした。よく見ると”Wariior”という文字が読み取れるので、同社のカタログから見てStealth Warriorという製品らしいことがわかりました。幅はカバン用なので50mmという大きなものです。
手芸用品店等で取り扱いがあるかと思いましたが、メーカーが米国ゆえなのか国内だと取り扱いしているところがなさそうでした。ebayなどを見ると1個単位でも買えそうではありましたが、バックル1個を輸入するのもどうかなと思ったので国内で引き続き探してみました。
そんなわけで捜索に難儀していたところ、国内でもHOLKINさんというお店で取り扱いがあることがわかりました。基本的にBtoBのお店のようなのですが、楽天市場に出店しているのでこちらからなら一般消費者でも買い物が可能です。
取付け

というわけでバックルが届いたので交換してみました。もともとついていたものは黒だったのですが調達の都合で色がグレーです。これはツートーンと言い張るつもりなので今回はOKとしたいです。

寸法もおおよそぴったりだったのでこれで完全に修理ができました。同じ製品のはずなのに寸法がおおよそぴったりとはどういうことかというと、製造ロットや世代の違いなのか、今回購入したバックルのパーツと壊れたバックルのパーツを比べてみると、ほとんど同じなのですがわずかに違いがあります。

購入したオス側パーツと元々カバンについていたメス側パーツの組み合わせでもちゃんと「パチン」とはまるので多分大丈夫だとは思うのですが、少々気にはなるところです。
予備を持っておいてもいいかも
このDuraflexのバックルはとても頑丈で、今回折れてしまった部品も数年間使い続けてついに折れたという感じではありました。しかしバックルの構造上オス側パーツはどうしても曲げ伸ばしが発生するので、そのうち疲労で壊れてしまうのは避けられないように思います。もう1個くらいバックルの予備を手元に持っておいても良さそうな気がしました。
