Scratchに入門する

知人でプログラムに挑戦したいという方がおり、Scratchという教育用のプログラミング言語に取り組んでいるそうです。相談を受けたので私も勉強のために触ってみました。

Scratchはプログラミング言語ということになっていますが、全面的にビジュアライズされたもので、コードについても指示の書かれたブロック状のものを連結していく仕組みになっています。昔あったカルネージハートというゲームのプログラミングに近い印象を受けます。

とっつきやすさ

まずSctarchが優れていると思うのはスプライトという画像素材がプリセットでたくさん用意されているところです。プログラミングを始める時にはほとんどの場合コンソールに”Hello World!”というテキストを表示するところから始めますが、個人的にはこれはあまり楽しくないと思っていました。

一方でScratchは画像を動かしたり、キャラをしゃべらせたりするようなコードは簡単に作れるので、黒背景に白文字で文字が出るよりはよほど面白いと思いますし、自分で作ったものが動く楽しさが味わえると思います。

形状の工夫

よく工夫されていると思うのは指示同士がつながる場所はへこんだ形状や出っ張った形状によりこれとこれが連結可能と目に見えてわかることです。これはブロック状のおもちゃなどとも共通する視覚的要素で、子供にはわかりやすいと思います。

同様に計算式の入るところは六角形に、定数や変数の入るところは楕円形にと”ここにはこういうものが入る”ということがわかりやすく示されています。

奥は深そう

ビジュアル言語なので簡単なことしかできないのかと思っていましたが、結構奥が深そうな感じです。初学者向けや子供向けとしてはとてもいいと思います。

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