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バウヒュッテ ダメ着4Gネクスト

冬場の寒さ対策として今シーズンはバウヒュッテのダメ着4Gネクストを1着買って試してみています。バウヒュッテはゲーマー環境向けの家具などを展開しているブランドで、関連してこういったアパレル製品も販売しています。

色はグレーとされていますが少々緑がかっています。

この製品は簡単に言うとフリース地のつなぎ服で、それに加えてゲーマー向けに便利・快適な機能を多数盛り込んだものになっています。

男女兼用で、私は身長160cmくらいですがMサイズでちょうどいいくらいでした。

防寒性能

まず期待していた防寒性能は圧倒的なものです。そもそもがつなぎなので外気が入ってくる隙間がなく、フリース地が体温を逃がさないのでとても暖かです。

手についてはミトンがついており、足先については足先を覆う靴状のパーツがついているので、冷えやすい先端部もカバーしています。

また、首回りは前面のチャックを上まで引き上げることで口元まで覆えるので、ネックウォーマー的な機能もあります。ヘッドセットとの併用を意識してゆったり目に作られたフードもついているので、頭が寒い場合も安心です。要するに目元以外については完全に覆えるような構造の服になっています。

さすがに寒冷地なので暖房いらずとまでは行きませんが、暖房の出力を落としても問題ないくらいの防寒性能があります。

便利な機能

この商品は単なる”着る毛布”にとどまらず、ゲーマー向けをうたう便利な機能がいくつか搭載されています。

まず、手を覆うミトン状のパーツは必要に応じて袖に折り込むことができます。私はあまりこのミトン状のパーツを活用していないので折り込み状態で常に使っています。折り込んだ状態で袖をまくることもできるので、家事の時なども困りません。

スリッパ状のパーツは必要に応じて折り返してふくらはぎ部分に固定しておくことで収納することができます。足先まで覆えるのはありがたいのですが、歩いているうちに底が抜けてしまうといやなので、私はスリッパ状のパーツは椅子から動かない時限定の使用とし、普段は別途スリッパを使っています。

スリッパのパーツを折り返してふくらはぎのボタンで固定している様子です。

また、この服はつなぎなのでお手洗いの際に本来であれば全て脱ぐ必要があります。しかしながらこのダメ着4GネクストはFUNDOSHIシステムと称する下半身部分をチャックで開放する機構を搭載しており、着たまま用を足すことができます。チャックが背後にあるので開閉がちょっと大変ですが、脱ぐよりは楽なので便利な機構だと思います。

ちょっとした難点

微妙な仕上がりのバラツキ

総じて満足な内容なのですが、ちょっとした難点もあります。まず私の購入した個体ではミトン状のパーツについているゴムひもの縫う間隔に結構バラツキがありました。

これはミトンを使う時に人差し指・中指・薬指をそれぞれ入れるところなのですが、ゴムひもの全長約10cmに対して右手は3.2cm/3.2cm/3.3cmに縫い目で区切ってありました。一方の左手の方は4.4cm/3.0cm/2.3cmに区切ってありました。左手側は薬指が少々きつい感じがします。致命的な事象ではないのですが少々気になりました。

こちらが右手側です。縫い目部分を黄色の四角で囲っています。ほぼ均等にゴムひもが区切られています。
こちらが左手側です。縫い目部分を黄色の四角で囲っています。こちらは区切り位置が均等になっていません。

洗濯の難しさ

もう1つ悩んでいるのが、1着の容積が大きいので洗濯が大変なことです。本体に面ファスナーがついていることもあるのでネットに入れて洗うのですが、容積が大きいのでどうしても洗濯時に偏りが発生して、うまく洗濯物を詰めないと異常停止してしまうことがあります。これはやり込みで解消できるとは思っているのですが、現時点で決定的なレシピは発見できていません。

ゲーマーでなくても寒さ対策におすすめします

多少の難点はありますが、基礎的な性能とアイデアが詰まった機能性は唯一無二だと思います。ゲーマーの利用を主眼に開発された製品のようなのですが、ゲーマー以外にもオススメできます。製品名の4Gは第四世代という意味なのだそうで、発売以来マイナーチェンジを繰り返して今に至っているとのことです。後継の製品も楽しみなシリーズです。

いなば ガパオ&ごはん

スーパーで珍しい缶詰を見つけたので思わず購入してしまいました。いなば食品のガパオとご飯の缶詰がセットになった商品です。

以前からいなば食品ではガパオやグリーンカレーなどタイ料理の缶詰を出していますが、この商品は既存のガパオにジャスミンライスの缶詰がセットになっているというものです。缶詰をそれぞれ開けて加熱するだけでガパオライスができるというものです。

開けてみた様子です。お米の方は確かに細長いインディカ米です。

家におしゃれなお皿がなかったのでやむなくどんぶりにしましたが、こんな感じでご飯にガパオをかけて電子レンジで2分から2分30秒程度加熱するだけです。

ガパオは以前からあるので安心の味でしたが、やはりこの商品の見どころはジャスミンライスが1食分ついているという点です。一般的なスーパーではジャスミンライスの入手は少々難しいと思うので、缶詰で気軽に食べられるのはメリットに感じます。

価格が400円少々と、缶詰2個分にしても若干値段がお高めなのが難点です。ジャスミンライスに価格分の価値を感じられるかどうかというところだと思います。

100円ショップからの編み物入門

100円ショップの手芸コーナーが充実しているという話を最近ネットで見て、編み物(鎖編み)を少し始めてみました。

リストウォーマーのような小物なら何となく作れるようになりました。

道具の調達

近所の100円ショップに行ってみたところ、確かに編み物用品は材料も含めてかなりの品揃えでした。鎖編みの場合は毛糸とかぎ針、最後に使う閉じ針の3種類があればとりあえずは大丈夫なので、300円で入門できることになります。他にも目に目印をするためのマーカーなども100円ショップで入手できます。

最初は極太毛糸で始めてみるのが良いと思います。なぜかというと毛糸が太いと細いものに比べて取り扱いが容易なのと、編んだ時に糸の走向が分かりやすいためです。編み方を覚えるのには糸が太い方が良いと思います。

また、かぎ針は毛糸の太さに合ったものを選ぶ必要があります。大が小を兼ねたり、小が大を兼ねることはないようなので、買った毛糸に適合するかぎ針を選びます。これはかぎ針自体に(極太毛糸用)などと書いてあるのでそれを参考にします。

最初に何を作るか

私はまず最初に細編みという編み方でタワシを作ってみました。毛糸は極太のアクリル100%のものを使用し、食器用スポンジのようなサイズを想定して編んでいきます。編み物とは言ってもタワシの場合はただの平面を編むだけなので練習にはもってこいです。

タワシを作っている様子です。

また、タワシの良いところは別にできあがりが多少汚くても実用上何の問題もないところにあります。できあがりが納得いかずにやり直しを繰り返しているとなかなか完成品ができませんので、雑でも良いのでとりあえず完成まで持って行きやすいという点においてタワシは優秀です。

最後に、このアクリル毛糸で作ったタワシは消耗品であるというのが優れた点です。練習で色々なものを作るとどんどん完成品が増えていきますが、タワシの場合は使っているうちにボロボロになって廃棄することになるので、完成品がたまることがありません。

以上のことから、タワシをいくつか作ってみることで基本的な技法や編み方の知識を会得しました。極太毛糸のタワシは汚れのかき取り能力が高く、実用性もあります。

困った時のYoutube

インターネットで編み物の情報は大量に公開されていますが、編み方については絵で見せられても分かりにくいものが多いと思います。今回Youtubeで初心者向けの動画をかなり見たのですが、動画で見た方が圧倒的に理解がしやすかったです。

特に1段目から2段目を編み始めるところや、最後の処理をどうするかなどについては動画での学習がとても役に立ちました。

意外にハードルが低くておすすめです

それほど揃える道具が多くなく、いずれも100円ショップで入手できるので割と気軽にスタートできます。編む動きをある程度体得するまでが少々大変ですが、前述の通り動画を見ながら練習するとすぐにそれらしいものは作れると思います。

今時衣料品は相当安価に手に入るものがたくさんあるので、あえて自作する必要はそれほどないかもしれません。しかしながら、好きな素材や好きなサイズで自由に作成できるという点で手芸の優位性は多少あると思います。特に編み物の場合は製作が全体的に単純作業で、ハマると没頭できる楽しさがあります。

三共食品 WHITE MEAT FLAKES

ちょっと珍しいツナを入手しました。焼津の三共食品が製造しているWHITE MEAT FLAKESという商品です。

ホワイトミートという名称ですがその名の通り、色味が白っぽいビンチョウマグロが原料です。一般的なツナ缶はキハダマグロが多いと思います。

粒は大きめで食べ応えがあり、心なしかしっとりしている感じがします。今回はブロッコリーと合わせて炒め物にしてみました。

地味に便利なのがレトルトパウチのパッケージになっていることです。ツナと言えば一般的には缶詰ですが、缶詰の場合空き缶を捨てるタイミングが少ないので結構面倒に感じることもあります。レトルトパウチであればプラごみになることが多いと思うので、使用後の容器の処分が簡単なのがありがたいです。

ジップロックコンテナー ごはん保存容器

単身世帯だと炊飯をした時にほぼ確実にご飯が余るので、冷凍保存することになります。冷凍してストックしておくと毎日炊飯をしなくてもよいので手間が省けます。

今までご飯を冷凍する時にはラップでくるんで平たくして保存することが多かったのですが、ホームセンターで専用の容器を見つけたので試しに導入してみることにしました。

旭化成ホームプロダクツのジップロックブランドでの展開です。

この容器が工夫されていると思うのはまず形状が平たいという点です。平たくすることで粗熱を取る際、また冷凍する際に熱が逃げやすくなっています。また、加熱する際も熱が通りやすくなっています。

もう1つが容器にある細かい凹凸です。これによりご飯を入れても容器にくっつきにくいほか、温めた際に蒸気がこの凹凸を通過することでむらなくご飯が加熱されるという仕組みのようです。

使う時に少々コツがあって、容器にご飯をパンパンに詰めると効果が薄れてしまいます。実際のところパンパンに詰めるとご飯の量自体が1膳よりも多くなるので、できれば計量して1膳分を均して詰めるのが良いと思います。

まだ数回使っただけなのですが、さすがに専用品と感心させられます。ご飯を冷凍保存する機会の多い方にはとてもおすすめです。

ショーワグローブ ビニトップ薄手

ここしばらく食器洗い用にショーワグローブのテムレスを使っていたのですが、テムレスの耐久力がありすぎたためかついにカビのようなものが発生してしまったので処分することにしました。

改めてテムレスを買ってもよかったのですが、ちょっと気分を変えて同メーカーのビニトップ薄手という手袋を買ってみました。

一般的な塩ビ製の手袋で、特に食器洗い用に最適化されているものではありません。そのため、裏地なしの手袋となっています。

商品名通り薄手に作ってあるので、食器洗いの際の作業性はかなり良いと思います。単純に洗うものが持ちやすいのはもちろん、指先の感覚がそれなりに活かせるので、洗い残しがないかどうかを指先で触ってチェックすることもできます。

ホームセンターで140円くらいで買えたのでコスト面も非常に優秀と言えます。

メールサーバーにSPF・DKIM・DMARCを設定する

レンタルサーバーからのメールが不達になる

普段ブログのメンテナンス関連の通知をメールで受信しているのですが、最近それらの通知が来ないことに気がつきました。Googleがメールの受信ポリシーを厳格化していたニュースがあったことを思い出し、借りているさくらインターネットのコントロールパネルからメールボックスを開いてみると、確かに通知メールが不達になっていました。

今回Googleが設定したのは以下の記事にあるガイドラインの内容です。

メール送信者のガイドライン

[Google]

1日5,000件以上のメールを送信する者はSPF・DKIM・DMARCの全てに対応する必要があるという記述が目立つのですが、5,000件未満しかメールを送らない場合であってもSPFまたはDKIMへの対応や、送信時のTLS接続が必須となっています。

私のレンタルサーバーではメールを通知用途にしか使っていないこともあって、SPFすら未設定の状態になっていました。今回の件を機に他にもDKIM署名やDMARC認証も新たに追加してみることにしました。

私の場合はサーバーに関するリソースを全部さくらインターネットでまかなっているので、設定自体は下記手順の通りでとても簡単でした。

DKIM署名、DMARCを設定したい

[さくらインターネット]

動作テスト

実際にレンタルサーバーからメールを送信してみる限りでは問題なく送信できたのでひとまず安心しました。しかし、各設定が正常にできたか不安だったので以下のGoogleによるチェッカーで調査をしてみました。

Google Admin Toolbox Check MX

[Google]

これはメールサーバー管理者用のツールで、ドメイン名を入れてチェックを実行という部分を押すと設定が正しく行われているか、また各種認証に対応できているかをチェックして結果を表示してくれます。Google Workspace用のように見えますが、別にどこのドメインでもチェックができます。

調べてみたところ、問題なさそうだったのでこの点でも安心しました。Googleのメール送信者のガイドラインについては自分がメールサーバーを管理しているわけではないという認識をしていたので関係ないものと思っていましたが、よく考えたら使っていないだけでメールサーバーの管理をしていました。割と早い段階で気づいて対処できたので良かったです。

明和グラビア 断熱カーテンライナー(遮光タイプ)

試しに購入してみた防寒グッズが意外に効果を発揮したのでご紹介したいと思います。明和グラビアの断熱カーテンライナーという製品です。

通常のカーテンに追加して使用するもので、一般的なカーテンと違って丈が長く、床に着くようになっています。意図的に床に垂らすように設置することにより、窓から伝達されてくる冷気を遮断してくれるという製品になっています。

我が家にはカーテンレールが2本ありますが、もう1枚追加でカーテンを装着できる余地はありません。この点考えられていて、付属品のS字フックを使うことで既存のカーテンを利用して設置が可能になっています。

カーテンのプリーツ上部に穴があったので、ここにS字フックを入れて取り付けました。
丈が225cmあるため、このように床に垂らして設置できます。

私が買ったのは完全遮光タイプで、カーテンというよりはビニールシート的な感じです。丈が長いのも相まって、閉じると外の光は全く入ってこなくなります。

気になる保温性能ですがこれが意外に高くて驚きました。私は就寝中に暖房の出力を少々落として使うので、就寝前に20℃前後あった室温が、起床時には16℃前後まで低下しているのが通常のパターンでした。

このカーテンライナー導入後、起床時の室温が17℃から18℃くらいまで保たれているようになりました。わずかではありますが、自宅の環境では効果的なようです。完全遮光なのも寝るのに好都合なので、買って良かった省エネ暖房器具だと思っています。

サーモス JNLパッキンセット

水筒の蓋についているパッキンをなくしてしまったので補修部品を購入しました。

水筒を洗う時に毎回パッキンを外して洗っているのですが、その時に排水溝にかかっている生ごみ受けにパッキンが落ちてしまい、そのまま気づかずに生ごみと一緒にパッキンを捨ててしまっているというパターンが多いように思います。

サーモスの補修部品はAmazonやヨドバシ・ドット・コムなどメジャーな通販サイトで入手可能です。定期的になくしているので今回は念のため2つ買いました。

Suicaの印字を券売機で消す

私が普段使用しているSuicaは記名式Suicaと呼ばれるもので、氏名がカタカナで記載されています。以前このSuicaに対して”のんびりホリデーSuicaパス”というSuicaに搭載できる企画乗車券を購入しました。

この企画乗車券を購入するとSuica券面に企画乗車券の情報が印字されますが、当然企画乗車券の利用期限終了後も印字は残り続けます。さすがにちょっと気になったので、消せないか方法を探してみました。すると、JR東日本の駅にある黒い券売機であれば券面を消去できるらしいことが分かりました。

厳密に言うと実施できるのは”券面の再印字”です。私の場合は記名式Suicaなので、再印字すると 本来の状態=自分の名前のみの印字 に戻ります。結果、企画乗車券の印字は空白の情報で上書きされるので消えるということのようです。

券売機の操作においても”券面の消去”というメニューはないので注意が必要です。再印字を選ぶことで、数秒の処理時間を経てSuicaが返ってきます。

こんな感じでまあまあ印字が薄くなります。

完全に新品同様にきれいにはなりませんが、元の状態と比べると印字が薄くなって気になりにくくなりました。期限の切れた定期券の印字なども同様に消せるそうなので、気になっている方は試してみてはいかがでしょうか。