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PCが冷え過ぎのため不調

冬場の起動時はPCの調子がイマイチのことがあります。
急に電源が落ちる等の実害はなく、運転中にもかかわらずファンコンがコールドブート時の警告音を発するだけです。
それに連動してファンの回転数が上がったり下がったりするので、「あ、ちょっと寒いんだな」ということが分かります。
この場合ちょっとだけ空調を入れると落ち着きます。

数年前の構成では冷え過ぎの時には画面に虹色の縞のようなものが表示されるという実害がありました。
それに比べれば全然余裕です。

なんでも電源やHDDは気温が低いと本来のパフォーマンスが発揮できないことがあるようです。
電源の場合はキャパシタ(コンデンサ)の容量がカタログ値より低くなってしまうため、
HDDの場合は流体軸受の粘度が上がってしまうためなんだそうです。

先ほどの画面に縞が入るのはVGAの問題だと思いますが、VGAにもキャパシタは付いているわけでそれらが低温の影響を受けていたのかもしれません。

電気代節約のためあまり空調を使わないのですが、こういった害があります。
PCもあんまり寒いのは良くないようです。

PCがスリープから復帰しなくなる

エントリのタイトルだけ見ると恐ろしいですが、実際に起きました。
PCをスリープから復帰させるためキーボードに触ったところ、ファンが回りだしたと思ったらそのまま電源が落ちてしまいました。

音的には「ピッ…ブゥ~↑ン……ブゥ~↓ン…」という感じです。
その後改めてコールドブートしようとしましたが電源ボタンを押しても全く反応がありません。

2015年も大詰めで電源トラブル二度目か…と一瞬暗い気持ちになりましたが、冬場によく起きる”帯電”の可能性を忘れていました。
デスクトップやノートに限らないですが、PCを長いこと起動していると本来帯電すべきでない部品が電気を帯びてしまい、それが理由で突然電源が落ちたり、起動しなくなることがあります。

この場合はPCの電源プラグをコンセントから外し、5-10分ほど置いておくと何事もなかったかのように復活します。
もちろんこの方法で改善しない場合はもっと違うトラブルの可能性があるので要注意です。
冬場の乾燥した時期には発生しがちなので、冬にこの手のトラブルが発生した場合はまず帯電を疑ってみると良いと思います。

動画ストリーミングの音飛び対策

Netflixが大活躍中です。
ところが、時々音飛びや音ズレのような現象が発生したため原因を探ってみました。

以前DAWやDJソフトの音ズレ対策について調べたところ、「CPUのクロック変動が原因になる」という情報がありました。

そういえばWindows10にして以降CPUのクロック固定をしていなかったのを思い出したので、定格の8割くらいで固定したところ音飛びはなくなりました。
良くあるパターンとして

・CPUの負荷に連動したクロック変動
・マザーボードメーカーなどが提供している温度監視ツール(CPUの温度やファンの回転数をソフトウェアで検出できるもの)

が原因で音飛びが起こることがあるようです。

RT-AC68Uの便利機能

RT-AC68Uを買ってから1か月くらい経ちます。
とりあえず無線機器は高速で接続でできるので満足していますが、せっかく色々できそうなので取り扱い説明書や管理用コンソールを眺めてみました。

・管理用コンソールで接続中の機器をチェックできる
パスワードを設定しているのでもちろん誰でも接続できるわけではないのですが、接続機器を一覧表示できるので心理的に安心感があります。

・ルータの設定に問題がないか自動チェックするモードがある
ネットワークには正直疎いのですが、ルータの設定をチェックし「○○はオフにした方がよりセキュアですよ」といった形で設定をお勧めしてくれます。
各項目について調べると勉強にもなって一石二鳥です。

・USB-HDDをつなぐとネットワークストレージ化できる
外出先から家のHDDの中身を見たいという需要は今のところないものの、便利な機能です。
単純にPCにUSB-HDDとして接続するよりはNAS状態にした方が何かと使い出があるかもしれません。

というわけでなかなか基本性能以外にも色々気が利いています。

電源とストレージ交換完了

珍しく寿命によりPCの部品が故障しました。
基本的な構成自体はかれこれ5年近く変えていないはずなので、そういった部品が出てくるのも仕方ないことなのかもしれません。

故障したHDDは外付けHDDボックスに入れると何となく読めたり読めなかったりしたので、読めた時に必要なデータをサルベージしました。

電源は海老名が誇るOwltechのSSR-650RMにしました。
セミプラグインというタイプで、ATX24pinケーブルなどは本体から取り外しできないようになっています。
その分お買い得なモデルとなっています。
CPU横に挿すEPS8PinケーブルはE-ATXのケースでは長さが足りなかったので、先代の電源で使っていた延長ケーブルを移植しました。

HDDはSeagateのSSHD、ST1000DX001(1TB)にしました。SSDとHDDのハイブリッド製品です。
Seagateは3.5インチのSSHDをラインナップしてくれているため助かります。
容量は本当は2TBにしたかったのですが、いち早く調達できたのが1TBのものだったのでとりあえずこれでOKとなりました。
そんなに高くもありませんし、やはりHDDに比べて体感で明らかに速いのでこれはオススメです。

現在の構成は以下の通りとなりました。

CPU:     AMD FX-8120
メモリ:   DDR3-1866 Corsair CMZ8GX3M2A1866C9R 4GB*2
マザーボード:ASUSTeK CROSSHAIR V FORMULA
電源:    Owltech SSR-650RM(650W)
ストレージ: Samsung 850Pro(256GB)/Seagate ST1000DX001(1TB)
OS:     Windows10 Pro

多少近代的になりましたがこうなってくるとマザーボードの寿命もちょっと心配ではあります。

原因はどうやら電源

昨日からの作業の続きです。

一通りデータのサルベージができたので正常なHDDを壊れたHDDと入れ替えてみたところ、
SATA電源ケーブルにSSDとHDDを接続すると起動時にHDDがスピンアップすらしないという事実が分かりました。
正常なHDDを外付けHDDボックスに入れると正常に動くので、電源供給周りが疑わしいです。

現在のSilverstone DA-650はもうかれこれ7年近く使っているはずなのでさすがに寿命のようです。
マザーボード上で電圧異常が出ないのがちょっと気になりますが、いい機会だと思って変えてしまおうかと思います。

結局今回の事件は
電源の電圧が不安定になる→HDDへの給電も不安定になる→スリープからの復帰時にスピンアップに失敗する→スピンアップ失敗を繰り返している間に壊れる
という流れで起きたのではないかと推測します。
今までうちで使っていた電源はある日突然全く動作しなくなるケースが多かったので、徐々に衰えていくケースは頭にありませんでした。

HDD突然死

大きいファイルを保管するのに使っていたHDD(WD20EFRX-68AX9N0)がとうとうUEFIレベルで認識しなくなってしまいました。
かねてからスリープからの復帰時に認識しなくなる現象が発生していましたが、故障の前兆だったと考えるのが妥当そうです。
認識失敗の度にS.M.A.R.T.の情報に異常がないことを確認していましたが、やはり話半分に見ておくものなんだなという印象です。

一応定期的にバックアップはしていますが、前回のまとまったバックアップから2週間近く間隔があいており、一部サルベージしたいファイルがありました。
また週末に結構な時間をかけて作り直した音楽フォルダをそのまま消してしまうのももったいなく思ったのでダメ元で色々試したところ、期待以上の成果が上がりました。
HDD自体はもうダメそうですが、一部のデータはサルベージできたのでやり方は別途エントリにしてみたいと思います。

無線LANルータを買いました

かねてから有線のスイッチングハブを使っていたところ、やはりちゃんとした無線LANルータを入れるべきだろうと思い立ったので入れてみました。
今まで無線LANでしか通信のできない機器はどうしていたのかというと、その都度旅行用のコンパクトな無線LANルータをつないで通信していたのです。

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購入したのはASUStekのRT-AC68Uという機種です。
おなじみの国産メーカーにしなかったのは自作趣味の人としては何となくASUSが好きだからという理由からです。

筐体は分厚い板のような形状で、表面には模様が入っていてちょっとおしゃれな印象です。
方向を変えられるアンテナが3本ついています。アンテナが複数ついているのが見た目的に強そうで気に入っています。
今回買った製品以外にもいくつか比較検討をしていましたが、中~上位機種はアンテナが外に出ているものが多く、軒並み強そうな見た目の物が多いです。

セットアップは非常に簡単で、PCを接続して所定のURLにアクセスすれば管理画面が開きます。
日本語の紙マニュアルも同梱されているので、困ることはないと思います。

さすがに旅行用のコンパクトなルータと比べると高速で大変快適です。
管理画面でできることも色々あるようなので、この辺は追って調べてみようと思います。

ボブキーケース回収される

昔使っていたケースがお役御免となったらしいので回収して来ました。
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ボブ&キースと書いてあるちょっと変わった色のケースですが、PCコマンド ボブ&キースという漫画のコラボ商品です。
ベースのケースは星野金属工業のMT-1200proです。

PCコマンド ボブ&キースの事をすっかり忘れてしまったので調べてみると、DOS/V Magazineに連載されていた漫画なんだそうです。
内容はおぼろげにしか覚えていませんが、やたらと濃い画調で自作PCのことが取り上げられており、面白く読んでいた記憶があります。

このケースは確か連載当時に「希望者が○人(300人くらいだったように思います)集まったらMT-1200proのカスタム品を発売」という企画があり、その際に応募して買った物だと思います。
現代のケースと比べると背面ケースファンが9cmだったり、ネジが手回しでなかったりとさすがに古めかしい印象はぬぐえません。
ただ、当時としては極めて画期的だった”マザーボードの固定板が引き出せる”、”3.5インチシャドウベイが取り外し可能”などの機能が盛り込まれています。
また部品の加工精度や角の処理は10年近く経った今見てもなかなか高品質な物です。
ちなみにこの色はPCコマンド ボブ&キースがミリタリー調の漫画だったため、軍用をイメージして用意されたカスタムカラーだったと思います。

せっかく愛着のあるケースでもありますし、中長期的に見ると現在運転中のCorsair CC700Dは確実に大げさになる局面が来ると思います。
その際にレストアというほど大げさではないですが多少現代風にアレンジして復活してもらおうと思っています。

SSDを新しくしました

CrucialのC300(128GB)がさすがに手狭になってきたので交換しました。
特別不調は感じていませんが予防保守的な要素も含めての交換です。

新しいSSDはSamsungの850Pro(256GB)にしてみました。
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同じCrucialのMX100なんかも優秀だと思いましたが、同じメーカーというのも面白くないよな、ということでのSamsung起用です。