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Obsidian 700Dのサイドパネルが閉まらない問題

我が家のPCケースは大柄なコルセアのObsidian 700Dというケースなのですが、買ってしばらくしてからサイドパネルがしっかり閉まらないことに気づきました。

多少直してみたりもしたのですが、それでもこんな感じです。これでも結構修正しています。

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恐らくですが、サイドパネルがワンタッチで取り外せる一方で、それほど高い加工精度で作られていないので、しっかり閉まりきらないんだと思います。よくケーブルなどがケース内にぎゅうぎゅうに入っている状態でパネルが閉まらない、という現象がありますが、写真の面はマザーボード表の面です。

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ケース側にこういうピンが4つあり、パネル側の穴に入って固定されます。

特に音が漏れてくるとかビビリ音がするというわけではないので、若干不満が残りながらも何となく6年ほど使い続けています。

最近はケースもそこまで高価ではなくなりつつありますが、水冷システムを運用しているので引越し先の制約も多く、面倒なのでそのままになっています。

PCの水補充

夏もいよいよ本番という感じになってきましたが、PCの冷却水が減っていたので水を足してあげました。

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水温が高いですがストリーミングで動画再生中のためです。

本当は冷却水の総量が多いのは良くない(水が多い分暖まりにくいが、冷えにくい)そうなのですが、フルタワーケースで管路が長いので、結構水が入ってしまいます。

水冷PCのポンプが止まる

PCを使っていたら急に静かになったので、どうしたのかと思って見てみると水が流れていませんでした。

「ポンプの故障か!」と思った2秒後くらいにはCPUが熱を持ちすぎたのか、PCが止まってしまいました。

ポンプの故障は困るな…と思いながらもケースを開けてみると、ポンプの電源コネクタがちょっと緩い感じがしたので、再度押し込んでみたところ直りました。

今回はポンプの故障ではなくて良かったですが、ポンプの故障のことを考えるとやはり水冷システムは保守性がいま一つだなあ、と思わされます。

水が流れなくなると数秒でCPUが落ちるというのも勉強になりました。

PCが冷え過ぎのため不調

冬場の起動時はPCの調子がイマイチのことがあります。
急に電源が落ちる等の実害はなく、運転中にもかかわらずファンコンがコールドブート時の警告音を発するだけです。
それに連動してファンの回転数が上がったり下がったりするので、「あ、ちょっと寒いんだな」ということが分かります。
この場合ちょっとだけ空調を入れると落ち着きます。

数年前の構成では冷え過ぎの時には画面に虹色の縞のようなものが表示されるという実害がありました。
それに比べれば全然余裕です。

なんでも電源やHDDは気温が低いと本来のパフォーマンスが発揮できないことがあるようです。
電源の場合はキャパシタ(コンデンサ)の容量がカタログ値より低くなってしまうため、
HDDの場合は流体軸受の粘度が上がってしまうためなんだそうです。

先ほどの画面に縞が入るのはVGAの問題だと思いますが、VGAにもキャパシタは付いているわけでそれらが低温の影響を受けていたのかもしれません。

電気代節約のためあまり空調を使わないのですが、こういった害があります。
PCもあんまり寒いのは良くないようです。

PCがスリープから復帰しなくなる

エントリのタイトルだけ見ると恐ろしいですが、実際に起きました。
PCをスリープから復帰させるためキーボードに触ったところ、ファンが回りだしたと思ったらそのまま電源が落ちてしまいました。

音的には「ピッ…ブゥ~↑ン……ブゥ~↓ン…」という感じです。
その後改めてコールドブートしようとしましたが電源ボタンを押しても全く反応がありません。

2015年も大詰めで電源トラブル二度目か…と一瞬暗い気持ちになりましたが、冬場によく起きる”帯電”の可能性を忘れていました。
デスクトップやノートに限らないですが、PCを長いこと起動していると本来帯電すべきでない部品が電気を帯びてしまい、それが理由で突然電源が落ちたり、起動しなくなることがあります。

この場合はPCの電源プラグをコンセントから外し、5-10分ほど置いておくと何事もなかったかのように復活します。
もちろんこの方法で改善しない場合はもっと違うトラブルの可能性があるので要注意です。
冬場の乾燥した時期には発生しがちなので、冬にこの手のトラブルが発生した場合はまず帯電を疑ってみると良いと思います。

動画ストリーミングの音飛び対策

Netflixが大活躍中です。
ところが、時々音飛びや音ズレのような現象が発生したため原因を探ってみました。

以前DAWやDJソフトの音ズレ対策について調べたところ、「CPUのクロック変動が原因になる」という情報がありました。

そういえばWindows10にして以降CPUのクロック固定をしていなかったのを思い出したので、定格の8割くらいで固定したところ音飛びはなくなりました。
良くあるパターンとして

・CPUの負荷に連動したクロック変動
・マザーボードメーカーなどが提供している温度監視ツール(CPUの温度やファンの回転数をソフトウェアで検出できるもの)

が原因で音飛びが起こることがあるようです。

RT-AC68Uの便利機能

RT-AC68Uを買ってから1か月くらい経ちます。
とりあえず無線機器は高速で接続でできるので満足していますが、せっかく色々できそうなので取り扱い説明書や管理用コンソールを眺めてみました。

・管理用コンソールで接続中の機器をチェックできる
パスワードを設定しているのでもちろん誰でも接続できるわけではないのですが、接続機器を一覧表示できるので心理的に安心感があります。

・ルータの設定に問題がないか自動チェックするモードがある
ネットワークには正直疎いのですが、ルータの設定をチェックし「○○はオフにした方がよりセキュアですよ」といった形で設定をお勧めしてくれます。
各項目について調べると勉強にもなって一石二鳥です。

・USB-HDDをつなぐとネットワークストレージ化できる
外出先から家のHDDの中身を見たいという需要は今のところないものの、便利な機能です。
単純にPCにUSB-HDDとして接続するよりはNAS状態にした方が何かと使い出があるかもしれません。

というわけでなかなか基本性能以外にも色々気が利いています。

電源とストレージ交換完了

珍しく寿命によりPCの部品が故障しました。
基本的な構成自体はかれこれ5年近く変えていないはずなので、そういった部品が出てくるのも仕方ないことなのかもしれません。

故障したHDDは外付けHDDボックスに入れると何となく読めたり読めなかったりしたので、読めた時に必要なデータをサルベージしました。

電源は海老名が誇るOwltechのSSR-650RMにしました。
セミプラグインというタイプで、ATX24pinケーブルなどは本体から取り外しできないようになっています。
その分お買い得なモデルとなっています。
CPU横に挿すEPS8PinケーブルはE-ATXのケースでは長さが足りなかったので、先代の電源で使っていた延長ケーブルを移植しました。

HDDはSeagateのSSHD、ST1000DX001(1TB)にしました。SSDとHDDのハイブリッド製品です。
Seagateは3.5インチのSSHDをラインナップしてくれているため助かります。
容量は本当は2TBにしたかったのですが、いち早く調達できたのが1TBのものだったのでとりあえずこれでOKとなりました。
そんなに高くもありませんし、やはりHDDに比べて体感で明らかに速いのでこれはオススメです。

現在の構成は以下の通りとなりました。

CPU:     AMD FX-8120
メモリ:   DDR3-1866 Corsair CMZ8GX3M2A1866C9R 4GB*2
マザーボード:ASUSTeK CROSSHAIR V FORMULA
電源:    Owltech SSR-650RM(650W)
ストレージ: Samsung 850Pro(256GB)/Seagate ST1000DX001(1TB)
OS:     Windows10 Pro

多少近代的になりましたがこうなってくるとマザーボードの寿命もちょっと心配ではあります。

原因はどうやら電源

昨日からの作業の続きです。

一通りデータのサルベージができたので正常なHDDを壊れたHDDと入れ替えてみたところ、
SATA電源ケーブルにSSDとHDDを接続すると起動時にHDDがスピンアップすらしないという事実が分かりました。
正常なHDDを外付けHDDボックスに入れると正常に動くので、電源供給周りが疑わしいです。

現在のSilverstone DA-650はもうかれこれ7年近く使っているはずなのでさすがに寿命のようです。
マザーボード上で電圧異常が出ないのがちょっと気になりますが、いい機会だと思って変えてしまおうかと思います。

結局今回の事件は
電源の電圧が不安定になる→HDDへの給電も不安定になる→スリープからの復帰時にスピンアップに失敗する→スピンアップ失敗を繰り返している間に壊れる
という流れで起きたのではないかと推測します。
今までうちで使っていた電源はある日突然全く動作しなくなるケースが多かったので、徐々に衰えていくケースは頭にありませんでした。

HDD突然死

大きいファイルを保管するのに使っていたHDD(WD20EFRX-68AX9N0)がとうとうUEFIレベルで認識しなくなってしまいました。
かねてからスリープからの復帰時に認識しなくなる現象が発生していましたが、故障の前兆だったと考えるのが妥当そうです。
認識失敗の度にS.M.A.R.T.の情報に異常がないことを確認していましたが、やはり話半分に見ておくものなんだなという印象です。

一応定期的にバックアップはしていますが、前回のまとまったバックアップから2週間近く間隔があいており、一部サルベージしたいファイルがありました。
また週末に結構な時間をかけて作り直した音楽フォルダをそのまま消してしまうのももったいなく思ったのでダメ元で色々試したところ、期待以上の成果が上がりました。
HDD自体はもうダメそうですが、一部のデータはサルベージできたのでやり方は別途エントリにしてみたいと思います。