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就寝中に首を保温する

毎度のことながら寒冷地である長野県では冬の室温は放っておくとどんどん下がるので、就寝中にも何らかの対策が必要です。以前は布団が暖かいから平気かと思って暖房を使っていませんでしたが、結果として眠りが浅くなり冬の終わりに体調が慢性的に悪くなるという症状に見舞われていました。

就寝中も弱めに暖房をすることでかなり改善はしているのですが、最近取り入れてかなり良かったと思うのは首に何かしらの防寒具を巻くことです。

布団から頭と首は出ているので、暖房をしているとはいっても少々肌寒さを感じます。顔を覆ってしまうのは良くなさそうなので、柔らかめのネックウォーマーを首に巻いて寝ています。これを始めてからぐっすり寝た感がより得られるようになりました。

就寝中は寝返りを打つので、ネックウォーマーは薄手で緩いものの方が気にならなくて良いと思います。頭・首に使える多機能小物のBUFF(バフ)のようなものがオススメです。

関孫六 ワイドピーラー

長いこと使っていたピーラーがいよいよ切れなくなってきてしまったので、さすがに買い替えることにしました。頑張って砥石で研いだりもしましたが、さすがに限界だったようです。

後継として表題の関孫六 ワイドピーラー(スライス&千切りセット)というものを買いました。貝印が展開している関孫六ブランドのものです。

写真で見ると分かるのですが、刃の幅が110mmあり、今まで使っていたものに比べてかなり幅広なものです。最初は大きく感じましたが、実際に使ってみると作業性は大きい方が良いと思いました。

また刃の切れ味はさすがの一言で、もっと早いうちに買い替えれば良かったと思うくらいによく切れるものでした。刃の部分はハイカーボンステンレスを使用しているそうで、さびにくく切れ味が長持ちするということです。あまりに切れ味が良いのでケガには気をつけたいところです。

価格は2,000円ちょっとするので一般的なピーラーよりはちょっと高いのですが、選んで良かったと思えるアイテムです。

HDMIケーブルの接続向きについて

時々HDMIケーブルのトラブル対応に関する質問を受けるのですが、よくよく聞いてみるとHDMIケーブルの接続向きを間違っていて、映像送信元用の端子を映像出力先につないでいたというケースが多いです。

手持ちのバッファロー製のケーブルは接続向きが決まっているものでした。

「HDMIケーブルに接続向きがあるとは思わなかった」といわれるのですが、確かに接続向きがなく、端子のどちらを使っても映像が映るケーブルも存在します。何か規格で決まっているのかと思ってちょっと調べてみました。

まず接続向きがあるのはアクティブ型と呼ばれるケーブルで、内部のICで信号の調整を行って伝送を行っているんだそうです。そのために接続向きが存在するそうです。

HDMIケーブルのアクティブ・パッシブタイプとは?

[サンワサプライ]

ケーブル長が長い場合はアクティブ型にしないと信号が安定しなさそうですが、どうもこれは何m以上の場合はアクティブ型にしなさいというような決まりがないようで、製造メーカーの判断に委ねられていそうな感じを受けます。ただ、総じて3m以上のものになるとアクティブ型が多いようには思います。信号強度の維持のためにICが必要ということですから、ケーブルのシールド性能によっても要不要が多少違うのかもしれません。

wahoo TICKR FIT

昨年末にGarminのVivosmart4を使わなくなってしまったので、自転車に乗るときに心拍数を測定する方法がなくなってしまいました。サイクルコンピューターがwahoo製というのもあるので同社製の光学式心拍計を購入しました。

wahooの心拍計ラインナップの中にはTRACKRというチェストバンド式のものもあります。以前はチェストバンド式のものを使っていた時期もあったのですが、単純に胴体が締め付けられて苦しいのと、バンドが緩んでずり落ちてくることがあり、あまり装着感が良くありませんでした。

Vivosmart4で光学式心拍計でもそれほどデータ取得精度に問題がなさそうな感じがしたので、今回は光学式心拍計にしてみました。

製品はこのような感じで、面ファスナーのついたバンドで腕に巻いて使います。光学式心拍計の性質上どこに巻いても心拍数は取れそうですが、私は一応メーカーのお手本に従って前腕に巻いて使っています。

バンドは長いもの(37.5cm)と短いもの(26cm)が付属します。ほどほどにやわらかく、装着感は良いものです。バンドそのものに心拍数の測定機能はないので、幅さえ合えば任意のものに付け替えても動くのではないかと思います。

取得した信号はBluetoohまたはAnt+でブロードキャストが可能です。この2種類に対応しているので、大概のトレーニング系アプリに対応できていると思います。

充電はUSB-A接続の専用ケーブルで行います。満充電状態から30時間の連続稼働が可能ということです。

まだ屋内のローラー台トレーニングで使用したのみではありますが、装着感・データの取得とも全く問題ないと思います。心拍センサーは色々なデバイスに搭載されていますが、この手のセンサーは取得されているはずのデータが取得されていないと損した感がすごいので、不具合が起こりにくいであろう単機能デバイスにしてみました。

全角/半角キーを左手側にマッピングする

今使っている自作キーボード・7splusのキーマッピングを変更して右手でBackspace、左手で日本語・英語を切り替えるように改めました。従来は左手の親指でBackspace・右手の親指で日本語の入力を切り替えるようにしていました。

今のキーマッピングはこのような形になっています。日本語入力切り替えキーをどこにするかあれこれ試していたので、色々なところに日本語入力切り替えキーがあります。

日本語入力切り替えとBackspaceを入れ替えたのは、単純にそれぞれのキーを普通の109キーボードと同じ手が押すようにしたかったからです。自宅のキーボードは上のような変わったものなのですが、普通のキーボードも日常的に使う機会があるので、ある程度ではありますが統一するためにこの配置にしてみました。

日本語入力切り替えキーとBackspaceは押す機会が多いキーなので、手を動かさずに両手の親指で押せるととても便利です。

Vivosmart4退役

2021年から体調管理目的で使っていたGarminのVivosmart4の調子がいよいよ悪くなってきてしまったので退役させることにしました。

後継機のVivosmart5を人にプレゼントしたのですが、それもしばらく使ううちに応答しなくなってしまったと聞きました。Vivosmartは使っているうちに経年劣化のような形でフリーズしやすくなってしまうのかもしれません。

不調の内容

不定期にフリーズする

一番問題になっていたのは、使っているうちにフリーズしてしまい、フリーズしている間のデータが記録されていないという事象です。せっかくのデータロガーなのですが、この事象が発生すると長いときでデータが丸々数時間分欠落してしまうことがありました。

結構たくさん歩いた日に歩数データが記録されていないとショックですし、アクティビティの記録が途中で中断されてしまうこともストレスでした。

異常な心拍数が記録される

これは不具合というより仕様という側面が強いようにも思いますが、安静にしていても突然160以上の非常に高い心拍数が記録されることがありました。心拍計が簡単な光学式なので仕方のないことなのかもしれませんが、心拍数が実際より高く記録されるとアプリが示す体調の目安もその分悪く表示されるので、目的としていた体調管理の役に立たない場面がありました。

全体的には満足でしたが、ちょっと惜しい

定期的にリセットや再ペアリングなどをしてきましたが改善されないので、別のデバイスに買い替えることにしました。Garminデバイスの中では最も安価に近いモデルなので仕方ないかもしれませんが、正味2年半くらいでこのような感じになってしまったので、もう少し長持ちしてくれるとありがたかったと思います。

トキワ なんでもごたれ

春先に山陰方面に出かけたときに、帰りがけに兵庫県内のスーパーでお土産に購入したものです。

製造元の株式会社トキワは兵庫県香美町にあるそうです。有名な山陰本線の餘部橋りょうのあるところです。主力製品は調味酢らしいのですが、汎用性の高そうなこちらをおみやげに選びました。

和食の甘辛い砂糖・醤油・みりんの味付けを1本で決めることができる便利な商品です。味付けは結構甘めの調整で、そのままでみたらし団子などにも使えそうな感じです。

もちろん煮物や照り焼きには最適ですが、私のオススメはお餅の味付けです。砂糖と醤油を混ぜなくてもこれをかけるだけですぐ食べられるのでとても便利です。

えきねっとQチケ

先日福島県に出かけた際にえきねっとQチケというサービスで乗車券を購入しました。JR東日本の東北エリアで現在利用可能で、今後順次エリアが拡大する予定とのことです。JR長野駅の自動改札機も最近Suica対応のものに交換され、QRコードリーダー搭載のものが設置されていました。

スマートフォンの画面に表示したQRコードを読み取るサービスは決済系のものを中心に色々とありますが、何となく反応が遅い印象がありあまり良いイメージを持っていませんでした。

ところが、このえきねっとQチケは先日試してみた限りでは読み取りスピードがなかなか速く、読み取り向きについてもあまりシビアではなさそうで思ったよりもユーザー体験は良いものでした。さすがにラッシュ時の都市部の駅だと大丈夫か心配になりますが、中小規模の駅ならパフォーマンス面には何ら問題はなさそうに感じました。

JR東日本エリア全域でこの仕組みが使えると、旅行の時などに事前に乗車券や特急券の予約ができ、なおかつきっぷ受け取りやSuicaへの搭載の必要がないのでかなり便利ではないかと思います。乗車券については物理のICカードが一番信用できると思っていましたが、QRコードでの処理も悪くはないと思いました。

冬場に手先を温める

私は手先や足先など末端が冷えてしまいがちで悩んでいるのですが、以前献血をしたときに看護師の方から興味深いアドバイスを聞きました。なぜ献血中に冷え性の話をしたかというと、手が冷えていると献血時に血液の”出”が悪くなるからです。

  • 末端が冷えている人はそもそも体温自体が低くなっていることが多い
  • 末端をカイロ等で直接温めるのもいいが、優先順位としてはまず胴体から温める
  • 腹巻きやネックウォーマーで温めるのも良いが、暖かい飲食物も効果がある(カロリー摂取でも体温が上がる)

なんでも、人体は構造上身体が冷え始めるとより重要な臓器などが存在する胴体の保温を優先するため、結果として末端は優先順位を下げられて血行が悪くなり冷えるそうです。極端な話だとは思いますが、確かに胴体と腕であれば生命維持の上で優先順位が高いのは胴体の方というのは納得が行きます。

そんなわけで手足の防寒もさることながら、胴体(特にお腹や腰)も温めるように工夫して過ごしています。最近はモバイルバッテリーで動く電熱ベストのようなものもあり、これは空気も汚れないですし火も使わないので重宝しています。

寒冷馴化

長野県北部も11月下旬に差し掛かり、いよいよ冬らしい天気の日が増加してきました。急激に気温が下がると強い寒さを感じますが、高温と同様に低温に対しても人間の身体は適応できるそうです。高温の方になれるのは暑熱馴化といいますが、対照的に寒冷馴化というそうです。

紅葉も終わりそうですが、こうなるとすぐに冬が始まります。

寒い環境下で一定時間過ごしたり、あるいは軽い運動をすることでも適応を促進できるそうです。人間は恒温動物なので様々な機構で体温を一定に保とうとしますが具体的には、

  • 寒さを知覚しづらくなる(文字通り”慣れる”)
  • 皮膚表面近くの血管が収縮し、体温を逃がしづらくなる
  • 体温自体が若干下がる
  • いわゆる物理的な”震え”ではなく、体内に貯蔵した脂肪の分解等の化学的な方法で熱を生み出すようになる

と色々あるようです。特に脂肪の分解が促進されるというのはなかなか興味深いものです。寒くても多少おもてで身体を動かした方が脂肪燃焼効果が期待できるのかもしれません。