久々に埼玉県が制定している自転車ルート100選を走ってみることにしました。今回は43番の東松山・岩殿丘陵ルートです。このルートは物見山を中心とする7kmほどの短いルートです。
西本宿交差点で県道212号と交差します。ここで右折するとそのまま物見山に登る道になります。大多数の自転車の人はここを右方向に走っていくのですが、本ルートは直進です。
このまま直進かと思いきや、何もないところで右折の指示です。よく見ると自転車横断帯の標識があるのですが…
すると再び県道212号に合流するので左折です。そのまま直進して物見山でも良いようなのですが、すぐ先のこども自然動物公園交差点で右折して正法寺に向かうことにしました。
右折した先はこんな感じの道路です。こういう道路はいいですね。
正法寺に向かって参道が延びています。左右の住宅は門前町の面影があり、それぞれ屋号の看板の掲出などをされています。
正法寺の山門です。かなり長い石段があるので、SPD-SLだと参拝は厳しそうです。
正法寺から先がちょっと難しいのですが、山門左手の駐車場の奥に入っていくルートになっています。
入っていいのかな?という感じもありますがここを登っていきます。
ちょっと入ると簡易コンクリート舗装の道です。車が通ったような形跡もあるのですが、15%以上の急勾配ですし、歩いてくる人と鉢合わせたりする恐れもあるので押して登るのが無難と思います。
帰りはここから平和資料館入口交差点に戻り、右折して県道212号を下る感じです。
短いルートなのですが、じっくり見てみると結構楽しめる設計になっていました。
物見山は埼玉県では近場のちょっとした坂道として知られているようです。ちょうど南の方で言う連光寺坂的なポジションという印象を受けました。
連光寺坂も実は近くに一等三角点があったり、ただの坂に留まらない見どころがあったりするわけですが、今回のルートも物見山の坂周辺の見どころが紹介されていて興味深かったです。特に正法寺前の参道の雰囲気はユニークでした。
また、ルート的には地図を見ただけではまず思いつかないような道が組み込んでありましたが、これもこのシリーズの良いところだと思います。今回走った中ではこども動物自然公園→弁天沼横の800mくらいの区間などは交通量もほぼなく、気持ちよく走ることができました。
やはりこの自転車みどころスポットを巡るルート100、かなり秀逸な取り組みのように思います。