自転車」カテゴリーアーカイブ

国道19号信州新町水内地先の路面亀裂

国道19号の信州新町でまたしても路面にダメージが見つかり、被災箇所は現在片側交互通行になっているとのことです。

有名な焼き肉レストランむさしやのすぐ近くです。道路の本線ではなく非常駐車帯に亀裂が入ったそうなのですが、念のためなのか片側交互通行になっています。

現時点で復旧見込みは見通せないということで心配です。国道19号は2021年4月から2023年3月に至るまでの水篠橋付近での地盤沈下、2021年7月から2022年2月に至るまでの犬戻トンネル付近での地滑りと本当に災害の多い路線となっています。

ここしばらくせっかく全線問題なく走れるようになって喜んでいたのですが、再び県道70号等でう回するルート設計をしないとならないかもしれません。

IRC ASPITE PROの経過観察

3月に交換したIRCのASPITE PROですが、とても快適に使えています。グリップというか地面に対する接地感がしっかりしている印象があり、割と安心して走行できる感じがします。

少々気になっているのは新品の段階から割と異物が刺さりやすいということです。春先は道路上に異物が落ちていることが多いのである程度仕方ないのかもしれませんが、連続して割と大きなガラス片が刺さっていることが多いように感じます。

何かとものが刺さりながらもパンクはしていないので結果としては優秀なのかもしれませんが、今後トレッドが減っていった時のことを考えると心配ではあります。

笠倉壁田橋周辺の道路整備

千曲川に新たに笠倉壁田橋という橋が架かりましたが、橋に接続する国道117号の旧道についても部分的に路面がリニューアルされて走りやすくなっています。

さすがに線形まで改良はされていませんが、新しい橋の波及効果なのか路面がきれいになりました。きれいになる前の写真が手持ちの写真にはないのですが、Googleストリートビューなどで確認すると上の写真の地点はかなりひび割れが進行していたようです。

地面に近づいて撮影してみるとこのきれいさです。117号の旧道は橋の供用開始によって本線という感じではなくなってしまったようですが、個人的にはサイクリングでは今後もひんぱんに通行することになると思うので、関連した整備はありがたいです。

上の写真はこの辺で撮影したものです。

安曇野のわさび農場

安曇野市の犀川・穂高川・高瀬川が合流する地点付近にわさび農場が集中している一角があります。

わさびは強い日差しが苦手なんだそうで、日よけのカバーがあるのが特徴です。

水がきれいだからこそできるわさび栽培だということです。有名な大王わさび園もこの近くにあります。

水路を流れる水は本当にきれいです。
穂高川から見た北アルプスの山並みです。

わさびの栽培が行われている場所は日本国内でもそう多くはないと思うので、その辺を散歩するだけでも珍しい景観が見られる地域です。穂高駅から2.5kmくらいなので、駅からのウォーキングでも楽しめると思います。

笠倉壁田橋

2024年3月15日に千曲川の新しい橋、笠倉壁田橋が供用開始になったということで、自転車で見に行ってみました。

笠倉壁田橋は中野市内にあり、中野市豊津(旧豊田村)と中野市壁田を結んでいます。路線としては長野県道500号になります。

県道500号ということになっていますが、元は国道117号だったようです。
従来は直進すると左方向の道路に向かうようになっていました。

驚いたのは橋に至る道路の変更で、橋につながっている方が本線となり、従来川沿いに飯山方面に向かっていた道路は左折して向かうように変更されていました。

千曲川左岸側(豊田方面)の方が標高が高いので、豊田方面から向かうと長い坂を下ることになります。視覚的には急勾配に見えますが、全体的に4%前後の一定の勾配で調整されており、坂道ながら走りやすく工夫されていました。

こんな感じで橋が見えてきます。

近くで見てみると上部構造はなかなかの大きさで迫力があります。

青いのもちょっと珍しく感じます。

高社山を目の前に望みつつも壁田地区に到着します。

サイクリングをする分にはこの橋の開通で何かが劇的に便利になるわけではないのですが、橋の間隔が空いていたところに新たに橋が増えたので、ルート設計の自由度は高くなりました。

現状交通量もそこまで多くないですし、道路の規格も良いので通行するだけでも結構楽しい道路なのではないかと思います。

旧美麻村の配水池跡(?)

いつもトンネルが嫌なのでう回している長野県道31号の切石トンネル付近に古そうな施設跡があることに気がつきました。

遠目に見た時に斜面の1ヶ所だけが盛り上がっていて草木が茂っていたので気がついたのですが、よく見ると石でできた何らかの施設のようでした。

接近してみるとこんな感じで、上側の銘板には”本村水道”と書いてあるようでした。右側の銘板には”配水池”、左側の銘板には”大正十四年竣工”と書いてあるようでした。

パッと見では地下施設のような感じになっていますが、上水道の用水をためておく配水池のようでした。

ちょっと不思議なのはこの施設内部からまだ水音がすることで、近づいてみると施設内部から水のしたたるような音が聞こえてきます。さすがにここまで昔の施設なので現役で使っていることはないと思いますが、部分的に水道としての機能は残っているようでした。

五島慶太翁記念公園

青木村にある五島慶太翁記念公園を見に行きました。

1981年開園ということです。

五島慶太氏といえば東急電鉄の創始者として有名ですが、長野県青木村の出身です。

そのため、青木村には五島慶太未来創造館という博物館があります。また、東急グループの研修施設も青木村内にあるということです。長野市にあるながの東急百貨店が東急系列なのもこの辺の縁があるためという話を聞いたことがあります。

入口にはチェーンがかかっていました。

こちらの公園ですが一般公開はされていないようで、道路から眺めるだけという感じになります。

公園自体は40年近く経過しているものの非常によく手入れされています。どのような用途で利用されているのかちょっと気になります。

国道19号(笹平トンネル西-木戸)

久々に国道19号で松本方面に出かけました。自動車であれば長野-松本間は長野自動車道を使うのが一般的ですが、自転車の場合は国道19号ほぼ一択になるのではないかと思います。

国道19号は直轄国道なので道路自体は割としっかりしていますが、犀川沿いの谷に沿って走ることになるため結構距離がかさみます。また、川沿いということもあってか実は細かいアップダウンが多く、松本方面まで往復するとかなり疲れます。

今回はそういった部分を踏まえ、極力ペースをセーブしながら余力を残して走ることを意識してみました。

全体としてはなかなか上手にペースコントロールができたと思うので満足でした。せっかくなので取得したGPSデータを勾配分布図を作成するプログラムで分析してみました。

勾配分布図にして遠目に見てみるとやはり要所で細かい登りが多数あり、これが疲労の原因になっていそうなことが分かりました。GPSの標高データで計算すると、往復での獲得標高は900m以上ありました。笹平トンネル付近の標高が400mで、木戸交差点付近の標高は520mくらいですから、仮に一本調子の登り坂であれば獲得標高は120mになるはずです。

それが900m以上になってしまうわけですから、いかに途中にアップダウンが多いかということだと思います。地味に見えて結構研究しがいのある路線という印象を持っています。

山の偵察

さすがに日中は暖かいと感じる日が増えてきているので、自転車である程度標高の高いところにいっても大丈夫かどうかを確認してきました。

場所はおなじみの小川村の天文台です。切りよく標高1,000mあります。

道路の方はこんな感じで、日なたということもあり危なく感じる箇所はありませんでした。南向きの斜面であれば標高1,000mくらいまでは問題ないと思われます。

凍結の影響なのか、頂上付近を中心に路面がかなりいたんでしまっているのが気になりました。

ただ土の地面の場所や除雪して山になっている雪はまだ大量に残っていました。

県道36号(小川アルプスライン)からの北アルプスはこの季節ならではの雪景色でした。

3/31時点で中期予報を確認すると、しばらくは平年並みから少し高めの気温で推移しそうとのことなので、いよいよ本格的に色々なところに自転車で出かけられそうです。

長野電鉄の新型券売機

村山駅に行った時に気がついたのですが、券売機が新しいものになっていました。

大型の液晶ディスプレイを搭載したタッチ式の券売機になっていました。ディスプレイ部分が非常に大きいので、長野電鉄全線の路線図が表示できます。路線図を見ながら切符が購入できるので、どこまで買うかが分かりやすくなっていると思います。

画面右上のボタンからは回数券やフリーパスなどのおトクな切符の購入にも対応します。

訪問時にはまだ準備中となっていましたが、キャッシュレス決済にも対応する見込みとのことです。長野電鉄は切符は原則として現金のみでしか購入できず、そもそも自動改札もないので交通系のICカードは利用できません。キャッシュレス決済対応後は交通系ICカードでも決済可能になるようなので、間接的にSuicaなどで乗車ができるようになります。

券売機はBOSTECのBTi-M2V型というものらしいのですが、BOSTECという会社名に聞き覚えがあったので調べてみたところ、長野市内の券売機専業メーカーとのことでした。地元企業の製品が使われているのは当地ならではで、なかなか良い取り組みに感じます。