今回は46番の 和紙のさとを訪ねるルート を走ってみました。小川町から東秩父村にかけての短めのルートです。
国道254号(旧道)に面した道の駅おがわまちがスタート地点です。
張り子のような人形がありますが、これは小川町から東秩父村にかけて和紙の生産が盛んなことを表しているようです。この辺りで生産される和紙は細川紙というブランド品で、原材料であるコウゾの木がたくさんあるということから、1,000年以上の歴史がある産業になっているということです。
道の駅に併設して伝統工芸館があります。また、ルート全図も道の駅の敷地内にあります。
国道254号を寄居方面に進み、小川小学校東交差点を左折します。ここからは整備が進んでいる都市計画道路環状1号線の供用区間になります。
青山陸橋手前です。このように自転車通行帯もついている規格の良い道路が部分的に供用されています。
青山陸橋からはこの道路も未供用区間になってしまうので、住宅街の中の道を走ります。幸い、案内看板は多くあるので迷うことはないと思います。道中カタクリで有名な雑木林があります。
公園のような形ではないですが、道路に面した林という感じです。
こんな雰囲気の道路を進んでいきます。意外にサイクリストには知られているのか、時々サイクリストとすれ違いました。
整備中の都市計画道路環状1号線の様子です。このように途切れ途切れながら、整備は進んできているようです。
ルートが県道11号に合流する手前にあるのがパトリア小川という施設です。日帰り入浴施設、食堂があるとのことです。
ここでルートは県道11号に合流します。県道11号は県道294号経由で寄居方面に出たり、定峰峠を経由して秩父や白石峠に出たりというルートのバリエーションがあるので、サイクリストには人気のある道です。
途中、道沿いに東秩父農産物直売所の跡地があります。2016年までここで営業していたのでルート100の立ち寄りスポットになっていますが、既にこの先の道の駅に統合されており、敷地が臨時駐車場として使用されているのみです。建物は木が使われたしゃれたものなので、ちょっともったいない気もします。
移転の看板です。
そしてゴール地点が道の駅和紙の里ひがしちちぶです。県道11号から一本入ったところにありますが、場所柄ドライブやハイキングで訪れる車も多く、早い時間帯から賑わっていました。
併設のバス停です。道の駅の建物も含めて木をたくさん使用したデザインになっています。この辺りは林業が盛んな地域ならではの特徴です。
まとめ
小川町から東秩父村にかけては本格的なサイクリスト御用達のエリアというイメージを持っていたのですが、峠区間の手前まででも十分楽しめると思いました。特に槻川に沿って農地が広がる東秩父村の景観はなかなかのものです。
東武東上線を使えば小川町から都心部へのアクセスも良いので、思ったよりも気軽に走れる山間部のルートだと思います。