もう9.9(ただしパブリックベータ)が出ました。
古いバージョンは遠からず起動できなくなるのでさっそくインストールして試しています。
アイコンや起動時のメッセージはFL Studio 10となっているので実質10の準備版というところなのでしょうか。
大きな機能追加はProject PickerとChainerのようです。
Project Pickerは開いているプロジェクト内のパターンクリップやオーディオクリップを試聴しながら選ぶことができます。
プレイリスト表示時に右クリックですぐ呼び出すことができ、マウスオーバーで音が聴けるので便利です。
特にパターンクリップは数が増えると管理が大変ですから重宝しそうです。
1回作った曲のリミックスワークなんかにも便利そうな気がします。
ChainerはMIDIメッセージを内部で受け取り、オーディオ情報をFL側に返すプラグインです。
ポイントは複数のプラグインやエフェクトを自由に内部でつなげる点で、複数のプラグインのパラメータを単一のMIDIメッセージで操作することができます。
普通にノート情報で音を出す他にも、動画内で紹介されているように複数のフィルターのカットオフ周波数を同時に変更なんていうこともできます。
その他、ZgeVizというビジュアライザなんかも入っています。