国道246号の伊勢原と秦野を隔てる善波トンネルを見て来ました。
東京方面から走ってくると坪ノ内交差点から登りが始まります。長さは2kmほど、勾配は5-6%です。国道246号の線形が非常に良いので、勾配も一定です。
坂の構成としては一番好きなタイプですし、路側帯も十分幅があるので良いのですが、やはり自動車の交通量が多く落ち着かないです。
新善波トンネルの入り口には謎のはしごがありました。何かを埋めたか取り外した痕跡があるので、それのメンテナンス用だったのでしょうか。わざわざ作り付けのはしごになっているところが気になります。
ところのでこの新善波トンネルですが、旧道のトンネルもまだ残っていて通行できます。最初の写真を左折すると、旧善波トンネル方面に登っていきます。左折で旧道に入るので、旧道を訪問する場合は東京方面から登ってくるのが安全です。頂上までは200m程度なのですぐ着きます。
こちらが旧道の善波トンネルです。素掘りというわけでもなく、古そうですがきれいなトンネルです。ただ、国道でこの幅員はやはり狭い感じがします。特に大型車や貨物車はコンテナの角がトンネルの肩に当たるので、難所だったのではないかと想像します。
峠の下側を見るとこんな感じです。旧善波トンネル周辺はなぜかホテル街が形成されており、峠の頂上ながら少々異様な雰囲気です。
旧善波トンネルは心霊スポットとしてめっちゃ有名だからね…
物好き以外人が寄りつきにくいという点においてはホテルを建てやすいのではと。
Wikipediaにもその辺触れられていたのですが、やはり有名な話なんですね。私は今回調べてみるまでは知らなかったです。鎌倉の小坪トンネルについてはそんな話を聞いたことがあります。