今回は34番の 川越・田園と川の自然満喫ルート を走ってみました。川越の市街地から離れたエリアをぐるっと回る環状ルートになっています。
スタートは国道254号沿いにあるあぐれっしゅ川越です。
川越城の本丸御殿です。周辺は桜の花が満開でした。
すぐ近くに市立博物館と美術館があります。改めて見てみると外観は蔵造り風です。
川越氷川神社です。平日休日問わず常にたくさんの参拝者が訪れています。
田谷堰です。川越氷川神社~田谷堰まではかなり大規模な桜並木になっているので、シーズンであればお花見もできます。
今回は田谷堰をじっくり確認してみました。
橋の部分は1938年竣工と書いてあります。
堰本体の裏面を見るとコンクリートが剥げて鉄筋がむき出しになっている部分が何カ所かあります。幸い老朽化していること自体は把握されているようなので、保全に期待したいところです。
狭い新河岸川沿いの道路を抜けて、少しだけ県道39号を走ったら左折して入間川方面へ抜けます。新河岸川沿いほどではないですがこちらも狭く、県道114号と交差する今成2丁目交差点を過ぎるくらいまでは気が抜けません。
入間川を渡って河越館跡史跡公園です。この日も閑散としています。閑散としているところが魅力の公園です。
入間川に戻ってここからは入間川サイクリングロードを走ります。
特に桜の名所としてピックアップはされていませんでしたが、桜がきれいです。
東武東上線と川越線の鉄橋を連続して通過します。川越線の鉄橋は電柱が片方のみで渋い見た目です。
関越自動車道をくぐった先が安比奈親水公園です。陸上競技用のトラックやパターゴルフ場などがあり、大規模な緑地帯になっています。
大きな花畑があります。遠目に芝桜に見えましたが、近寄ってみたらホトケノザの花畑でした。ホトケノザは道ばたに勝手に生えてくる雑草のイメージが強いのですが、意図して花畑にできるものなんでしょうか。
入間川サイクリングロードをちょっと引き返して、ここから県道114号に入ります。
途中に埼玉川越総合卸売市場があります。市場入口にルート100の案内図があります。
場内食堂などもあるそうなのですが、調査日は休場でした。
県道114号は非常に走りやすい道路です。そのまま川越の中心部に向かって走って行くと、工業団地に入ります。
工業団地の出口で左折します。この左折するポイントは分かりにくいですが、工場が完全に途切れる地点なので建物を当てにします。
南大塚三丁目交差点を右折します。ここからルートが非常に分かりにくくなります。スマートフォンなどでのナビゲーションはほぼ必須です。
この区間は県道8号が狭い割に交通量が多いので、県道8号とほぼ並行するように住宅街の中にルート設定をしているものと思われます。狭いとは言っても最終的には正規ルートも県道8号に合流してしまうので、南大塚三丁目を右折→県道8号にさしかかったら左折→そのまま直進とアレンジした方がわかりやすいかもしれません。
新河岸川の支流に当たる不老川です。
先ほど触れた県道8号への合流地点を過ぎた後直進し続けると、県道8号の終点に到達します。道路自体はそのまま直進可能で、東武東上線の高架をくぐりつつ直進していきます。
突き当たりで左折し、新河岸川を渡って右折します。砂中学校の横を通ります。その後、神社のある交差点で左折します。
この砂中からの区間はルート100らしい好ルートです。
国道254号を横断し、県道113号を川越市街に向かって走って行きます。途中で九十川という川にさしかかるので、右折して川沿いに入ります。
国道16号の歩道をちょっとさいたま市方面に走ると伊佐沼という沼があります。
かなり大きな沼です。あまりに大きいので調整池を沼と呼び習わしているのかと思いきや、自然沼なんだそうです。沼沿いに桜の木が植わっており、調査日は桜見物や撮影の方で大変賑わっていました。
伊佐沼沿いを走った後に左折するとあぐれっしゅ川越に戻ります。
まとめ
何かと通行困難な箇所が多い川越のルートですが、このルートは入間川沿いや県道114号など走りやすい区間も含まれており、市街地が苦手な方にもオススメできます。一方で南東部分の不老川周辺区間の案内性の悪さはかなりのものなので、事前の下調べかナビゲーションは確実に必要です。盛り込まれている見どころや道路のバランスは良いので、この点だけ少々惜しく感じます。