今回は16番の 朝霞・和光 自然とふれあい文化財をめぐるルート を走ってみました。このルートは17番のルートと対のような形になっており、県道108号を挟んで東側が16番、西側が17番となっています。
スタートは埼玉県の朝霞県土整備事務所からです。このあたりのルート100の整備主体と思われます。
スタート地点にルート案内図があります。ルートが対になっている様子が分かりやすいです。
事務所前が黒目川となっており、堤防の上を走って行くと黒目川桜堤があります。
立派な桜並木で、シーズンであればかなり見応えがありそうです。
今の時期は周りにポピーがたくさん咲いています。
東武東上線の線路がすぐ近くを走っているので、電車観察も楽しい一角です。
黒目川沿いをしばらく走って岡橋交差点を右折すると朝霞市博物館があります。
朝霞市博物館横の道路を走って行くと、東圓寺前交差点で広い道路と交差します。左折して坂を下ると城山公園です。
岡城という城跡にあるので城山公園というそうです。林のようになっており、昼間でも公園の中はちょっと暗くなっています。
そのまま坂を下って再度黒目川にぶつかったところで黒目川沿いを東に走ります。次の橋で右折すると柊塚古墳があります。
駐車場付きの古墳公園として整備されています。
公園内にはこのように古墳があります。
公園はちょっと小高くなっているので、実は景色もなかなかです。
柊塚古墳から次の高橋家住宅までは短いですが勾配10%超の坂があります。
住宅地の中にあるのが旧高橋家住宅です。場所は分かりづらいのでスマートフォン等でナビゲーションするのが良いと思います。
隣は公民館です。
正規のルートでは来た道を戻って再び城山公園の横を登るのですが、いったん下って登るのが勿体ないので、高橋家住宅の先を右折して岡2丁目交差点に出てしまうのが良いと思います。
先ほどの広い道路に戻ってしばらく直進します。朝霞税務署入口交差点を左折して、並木道の中を走って行きます。
次の目的地であるホッと茶屋あさかまではこの次の朝霞郵便局前交差点を左折→朝霞市役所前交差点を右折で到着となります。
こちらがホッと茶屋あさかです。地元商工会が運営する休憩所兼貸しスペースだそうです。ちょっとした甘味からカレーなどの軽食も提供しているそうですが、残念ながら平日中心の営業だそうです。
朝霞郵便局前交差点に戻り、南方向に走っていきます。この区間は自転車道のある区間になっています。物理的に区画された自転車道は珍しいです。
税大研修所前交差点を過ぎると自衛隊の朝霞駐屯地の間を走る道路となります。さすがに駐屯地前の道路というべきか、きれいな道路です。自転車で走っている人も多く見かけました。
走っていると和光樹林公園は左折という看板が出るので、信号のない丁字路を左折します。
こちらが和光樹林公園です。名前の通り自然の雑木林のような景観が残っています。
芝生広場もあるので、家族連れなどに人気がありそうです。
和光樹林公園のすぐ先で東京外環自動車道の側道に出るので、左折して側道に入ります。
しばらく側道を走ります。荒川の段丘面の上を走っているせいか、意外にアップダウンのある区間です。
東京外環自動車道は堀割の下を走るので、高速道路上にお店が建っています。
東武東上線の線路をくぐって2つ次の交差点を右折すると新倉ふるさと民家園があります。
旧富岡家住宅という江戸時代の建物で、解体された後部品から復元されて現在地に移築されたそうです。見学できるほか、ワークショップの会場としても使われるそうです。
新倉ふるさと民家園の前もまた急勾配の坂です。段丘が体感できます。
東京外環自動車道の側道に戻り、新倉PAを横目に坂を下ると部分的に供用されている国道254号バイパスと交差します。
こちらは高島平方面です。
朝霞方面はこんな感じです。かなり車の流れが速いので歩道通行がオススメです。新盛橋東交差点まで右左折無く走れます。
新盛橋東交差点を左折すると城山公園の下に出て一周することになります。
まとめ
比較的都市型のルートではありますが、朝霞駐屯地周辺など意外にも快適に走行できる区間を盛り込んだ工夫が感じられるルートになっています。写真でもご紹介していますが、平坦な埼玉県の南側にあってそこそこのアップダウンがあるのも特徴です。自転車で走行することで河川由来の地形が身をもって感じられるというのも本ルートの特徴の1つと言えます。