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浅川ループラインというのは長野県道506号の愛称です。その名の通りループ橋区間のある道路になっています。道路は善光寺の北にある浅川東条から飯綱高原までを結んでいます。
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浅川東条交差点を曲がると、早速登り坂が始まります。この道路は起点から終点までほぼ登り坂という道路になっています。
登り始めてすぐに登場するのが真光寺ループ橋です。
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このようなかなり大きいループ橋になっています。見た目ほど勾配も厳しくなく、ペースがつかめれば結構楽しく登れます。この道路は前半から中盤までの7kmくらいが勾配6%くらいで、私の好きなプロフィールの道路です。
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ループ橋を過ぎると入櫛トンネルというトンネルがあります。下り車線に歩道があるのでありがたく利用させてもらいます。
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この路線はトンネルが2箇所ありますが、短い方のトンネルです。愛称までついています。
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入櫛トンネルを過ぎるとすぐに飯綱トンネルに入ります。こちらは歩道もなくまあまあ長いので、前照灯・尾灯をしっかりつけて走る必要があります。反射材を身につけておくとより手堅いです。
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トンネルを過ぎてしばらく登っていくと、ループ橋という感じではないですがループ区間があります。この辺りから最後までの4kmほどは勾配が8%前後になってきます。
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途中にオリンピック遺産の”スパイラル”があります。当時のボブスレーやリュージュの競技場です。非常にアクセスの良い練習場として国内外から重宝されていたらしいですが、維持費の都合で現在は競技の練習には使えないそうです。
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最後の厳しい坂を終えると飯綱高原に出ます。右に曲がると黒姫方面、左に曲がると大座法師池を経て戸隠方面となります。
長野の中心市街地に近いながら、12kmのまとまった坂となっています。標高差は660mほどあり、かなりのボリュームと言えます。飯縄山一周コースの入口などにオススメできる道路です。