県道36号の小川村区間には”小川アルプスライン”という通称がついています。小川村の中心部から大洞高原を経て鬼無里に至る魅力的な峠道です。
https://connect.garmin.com/modern/course/28303005
小川村中心部から反対側の南方面にも”小川アルプスライン”の標識が出ていたので調査してみました。
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結構しっかりした標識が出ています。
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大町街道の上を跨道橋でまたいで登っていきますが、冒頭からかなりの急勾配です。この道は最後まで平均勾配が8%近くあり、全体を通して急勾配の山道になっています。
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途中人家のある区間を抜けていくと、名所(?)ダブルヘアピンカーブが出現します。かなり半径の小さいヘアピンカーブが2連続する区間です。下りだと結構怖いところです。
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反対側に小川村の町並みがきれいに見えます。
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頂上付近には林りん館という公営の宿泊施設があり、そこまでの距離が何回か表示されます。この距離を目安に登っていくとペース配分がしやすいのではないかと思います。
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頂上までやってきました。
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林りん館はこちらです。さらに急勾配の坂を登ってようやくたどり着くことになります。
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北アルプス方面の展望台があります。この日はあいにくの雲でしたが、春や秋なら展望が期待しやすいのではないかと思います。
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公衆トイレもあります。この頂上付近には立屋の桜という有名な桜があり、平野部よりちょっと遅めのお花見ができるスポットとしても知られているそうです。
かなり高強度の運動を強いられる山道ですが、急勾配が好きな方にはもってこいの道路です。北アルプスの展望も結構期待できそうなロケーションなので、展望目当てで訪問しても良さそうです。