山麓線(長野県道25号・306号)

旅行で長野に来ていた頃に良く走った山麓線を久しぶりに走りました。山麓線というのは長野県道25号と306号という北アルプス東側の裾野を走る道路の通称です。

恐らく県が通称を付けているものと思いますが、安曇野市の会議議事録などでも”山麓線”の通称が使われているので、通称ながらほぼ公式の名前なのではないかと思います。

松本から大町間を結ぶルートはいくつかありますが、一番自転車で走るのに向いているのはこの山麓線ではないかと思います。

良い点として挙げられるのは線形が少々ワインディング気味で、交通量が少ないということです。幹線道路としては機能しづらいので大型車の通行はほとんどなく、通る自動車も地元の方と観光の方が少々というところです。

また、交通量が少ないことから道路自体も使い減りしておらず、トータルでは路面がきれいな部類だと思います。

このルートは長野県が指定している”北アルプス地域サイクリングコース”にも含まれており、道路端に矢羽根の標示もあります。

大きめの矢羽根のペイントです。たまに自転車のピクトグラムが混じります。

基本的に松本方面から大町方面へは登りのプロフィールとなります。例えば途中にある安曇野ちひろ美術館から大町温泉郷までは14kmで標高差が210mほどあるので、単純計算で1.5%の登り坂になっていることになります。

あまり登りには見えないのですが、走ってみると負荷が大きいことに気がつきます。

見た目よりも走ると疲れるのでその点だけは注意が必要かと思います。逆に言えば大町から松本や塩尻に向かう場合は下り基調になるので少し楽だと思います。

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