西日本方面から松本市を経て長野市に至る善光寺街道の麻績宿跡を見て来ました。現在の麻績村にあります。麻績村は”おみむら”と読み、長野県の難読地名クイズなどでは良く出題される地名です。
位置的には篠ノ井線の聖高原駅、長野自動車道の麻績ICのすぐ近くです。県道12号沿いに宿場が広がっていたようです。
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一つ松本寄りの青柳宿同様、宿場としては比較的コンパクトだったことが分かります。それでも要人向けの宿泊施設である本陣や、宿場間の通信を担う機能、通行者の検問を行う機能など宿場としての一通りの機能が揃っていたことが見て取れます。
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上の写真は本陣跡で、現在はコミュニティ施設のような形で使われているようです。
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宿場と直接関係ないですが、宿場跡手前にあるかなり年季の入った道路案内看板です。フォントが独特のものに見えます。