wahoo KICKRのは出力測定ができるためなのか、定期的に”スピンダウン”と称する校正作業を行う必要があります。
校正作業が必要なのは旧型(~2018年式)までのKICKRで、2020年式のv5については自動スピンダウン機能があり、この作業が要らないそうです。私のKICKRは2018年式なので定期的にスピンダウンを行っています。
手順は以下の通りです。
- 20分以上KICKRに乗る
- スマートフォンアプリの”wahoo utility”でスピンダウンを選択する
- KICKRに乗って時速37km相当程度まで回転数を上げる
- アプリ側で「ペダルを止めて下さい」という指示が出たらペダルを止め、KICKRを空転させる
- 空転したままある程度まで減速すると校正完了
ちょっと大変なのが3の部分で、一時的とは言え時速37km相当までKICKRを回転させる必要があります。必要な速度についてはKICKR本体の抵抗値の影響を受けるので、KICKR側で負荷をかけている状態(=ペダルを重くしている状態)だとその分速度が上がりにくくなります。
特に私のように意図的に軽いギア構成にしている場合は頑張ってもなかなか目標の速度に到達しないという状況があり得ます。この場合、KICKR本体の負荷を無負荷にするとその分速度が伸びやすくなるので校正が簡単です。